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"転生したら悪役令嬢になる"件について

何年か前から”転生"という名前のつくものがやたらと流行っているなと思っていたんです。なので色々時間があったので、アニメやら小説やらを読み漁っていて気づいたことをなんとなくここにまとめます。

ジャンル

まず転生物と言っても大きく分けて悪役令嬢に転生するラブストトーリーと、また区別の異世界の人間に転生する冒険物とそれぞれあるんですよね。

私がメインで読んでいたのはラブストーリーのもの。まぁスライムに転生したりするのも見てましたが、あれはチート系なのであんまり語るものはないです正直。

なので私が語る上で注目したのはラブストーリーの方ですね。

概要

大抵が悪役令嬢に転生するものが多かったです。たまにメイドとか、モブキャラとか取り巻き的なものもありましたが。

いろんな転生ものを見ていて大きな傾向は6つ

1、原作である乙女ゲーム(或いは小説)のストーリーが始まる前に記憶を取り戻す、例外的に生まれて徐々に思い出していくパターンもある

2、転生先は大抵は悪役令嬢。死亡フラグが立っているので死なないために奮闘する。必死で生きるための手段をとる。

3、交通事故や過労死など不慮の事故により死んでから転生する。

4、死ぬ直前で絶対に転生先のゲームをプレイしている。(内容もよく覚えている)

5、大抵の場合その世界の言語をどんな国の言葉でも理解できる無双設定。

6、転生先の世界に魔法がある場合がほとんど。

と、こんな感じですね大雑把に。

そもそも、前世だか転生だか知りませんが、記憶がある時点でその世界軸では十分なバグが起こっているわけでストーリーに支障が出ないわけがないんですよ。物語の中には既存の乙女ゲーム設定から抜け出せないものも多いですが、ほとんど自由奔放に自分の運命を変えている物が多い印象でした。

まぁ誰もが思うことかもしれませんがここまで見て思うのは「みんな前世という特別な能力を使って、幸せに誰かに愛されたいんだな」って。その願望が見え隠れしてしまうことですね。

私たち読者は常に神様の視点で物語の行方を見守っている存在。それは乙女ゲームを楽しむよりもずっとワクワクするものなのかもしれないなぁと。

他にも派生した運命変える系転生

他にも最強と呼ばれる魔術師や魔王の娘に転生したり、周りから怖がられている貴族の娘に転生したりするものもあるんです。

でも決まって転生していて、記憶や先の未来を知っている。

ここまで流行っているということはそうであっても幸せになりたいと奮闘する姿に魅力的を感じる人が多いのかもしれません。

ただ、私は自分の今の人生や現状に満足していない人の逃げのように感じてしまう瞬間もあったりするんですよね。

さとり世代の産物

そこでふと感じたのはゆとり世代のさらに下の世代、さとり世代の感性から生まれた物語ジャンルではないかということですね。

パソコンで調べたらすぐになんでも知ることができる時代の子達、そして世の中を達観してどうせ世の中はこうなのだという、私から見るとひねくれた見方が産んだ物語の理想像が転生者には反映されているのかな、と。

私の世代に流行っていたのって、転生ものではなくタイムスリップを含めた異世界召喚系の作品が人気だった気がするんですよね。まぁ、もちろん今も異世界召喚されて特別能力を持っているチート系は根強く人気ジャンルではあるんでしょうけど、そこまで目立たない印象もあります。

時代や文化によってここまでガラリと人気の物語傾向が変わるのはなかなか面白いなと思ったのでふとつぶやいてみました。

あくまで私個人の感想なので、いろんな意見はあるかと思いますが「へー」くらいでチラ見していただけると幸いです。




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