見出し画像

腸内環境をととのえる

石鹸作りをしていると、肌の相談をよく受けます。皮膚表面からはもちろんですが体の内側、腸の健康も大きくかかわってきます。
腸を健康にしたらよいよ!→どのように???と、なるわけです。

実はこれはテキメン!というびっくりするようなナチュラルなサプリも知っていますが(ご希望によりご紹介可能)、
私自身ができる限り食をつかってそれぞれを体感して実感したい!という欲求が強いので栄養学の実践が大好きです。

そして過去、自身が麹によってかなり改善されたので麹をおすすめしていますが(もちろんかなりおすすめではありますよ!!)
近頃さらに具体的なものを聞くことができたのでメモも兼ねて簡単にまとめておこうと思います。
腸を整えるとお肌だけではなく身体の多くのバランスが整いますよ!

★腸内環境を整える★

■■腸内のバリア機能の維持■■
・小腸のバリア機能の維持→グルタミン酸
・腸内の粘膜を濡らす→ビタミンA+亜鉛・マグネシウム
   (人参、卵、レバー(レバーは食べすぎ注意))
 ※↑↑腸内にかかわらず粘膜に大切な栄養素です
・腸内粘膜の代謝にビタミンB

■■善玉菌を維持する■■
・大腸にはビフィズス菌・小腸には乳酸菌
 食物繊維、オリゴ糖、プロバイオティックス、バイオジェニクス、
 発酵食品(味噌、ぬか漬け、麹など)

■■腸内細菌バランスの健全化■■
・水溶性食物繊維、オリゴ糖、βグルカン
 もち麦やオートミール、野菜、フルーツ、全粒穀物、ハーブ

■■上皮細胞のタイトジャンクション(上皮細胞同士をつなぐもの)を形成
・小腸においてのタイトジャンクションが重要
 その遺伝子に働きかけるビタミンD(ビタミンDはホルモンです)
    ※リーキーガットに↑↑
・亜鉛・タウリン・EPA・DHA
  CBDオイル

■■腸管免疫の維持■■体内の免疫の7割は腸にあります
・ビタミンD、ビタミンC(好中菌マクロファージがばい菌を食べる➡活性酸素をばらまく。その際にビタミンCが原料となる)、亜鉛、マグネシウム、オメガ3
 免疫細胞は高濃度の亜鉛を含むため亜鉛が重要

■■排便の維持■■
・体内毒素の排出を大きく担う排便ですが、体内に維持されると毒素が戻り色々な病気のもとになります。
 グルタミン酸・プロバイオティクス・バイオジェニック・水溶性食物繊維
 マグネシウム(塩化マグネシウム◎・酸化マグネシウム△)
 オメガ3

■■PHの維持■■
・腸管内のPHは5.5~6.8の弱酸性がベストです
 (ちなみに血液はアルカリ)
・検査でわかりますが便の色でも判断可能 
 弱酸性→茶色  アルカリで悪玉が強い→黒っぽい

上記七項目(小腸・大腸について)ですが・・・
腸の炎症がある場合はまず
ケルセチン、ベルゲリン、CBDオイル、クルクミン
のどれかを。

また、腸といっても十二指腸、そして腸の不調かと思いきや胃の不調等も考えられます。
が、薬と違って食だと自分でいろいろ試してみることが容易にできます。
自分の気になるところはどこなんだろう??というチョイスを間違えて
対処していたってそれほど影響はありません。

不調をなくすためには・・・
お薬で隠すのではなく不調になった原因を考えて取り除くのが身体全体のバランスを崩さず大切だと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?