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生命保険の提案の際に大切にしていること~特別条件、緩和型編~

シリーズ「生命保険の提案に際に大切にしていること」。

今回は「特別条件、緩和型」編。

生命保険における特別条件とは

保険契約において被保険者の健康状態が所定の基準に適合しない場合に、条件がつけられる契約のことをいう。 例えば血圧が高い、慢性疾患を有する場合、保険金や給付金の削減・保険料の割増・特定の状態を保障の対象外とするといった条件。

体況が基準に達しない場合に、保険料が上がったりすることです。

一方緩和型とは、

持病や入院の経験がある方が加入しやすい保険のことをいいます。

詳しくはこちら。

特別条件や緩和型がついてしまいそうな体況の方に提案する際に、
大切にしていることが2つあります。

1、特別条件で値上がりする保険料や、緩和型にすることで値上がりすることが予想される保険料をある程度ライフプランに織り込んでおくこと

体況的に特別条件がついたり緩和型になる可能性がある場合は、特に保険料について慎重に保険を設計します。

特別条件がついたり、緩和型になることで保険料があがった場合に、なし崩し的に「保険料上がったけど、入れて良かったです。これでいきましょう」にはしないようにしています。

もしくは、多少上がることを見越して提案するかのどちらかです。

2、特別条件になった場合のお客様の気持ちに寄り添うこと。出来るだけショックな結果にならないように事前に手を打つこと

わかっていても「保険に入れません」と明確に保険会社から通知を受けるのは気持ちのいいものではありません。

ADHDは、ほとんどの保険会社はNGの回答でした。
当事者の自分としては、予め厳しいと分かっていても、改めて回答としてもらうのは結構つらいものがありました。

中には「健康なのに、たったそんなことで?」とショックを受けられる方もいらっしゃいます。
保険医学は臨床医学とは異なります。

前職では「おめでとうございます」と伝えましょう、と習いました。
もちろん加入できたことは良かったことではありますが、最近はお客様の抱くもやもやな気持ちに、テクニックでなく、想いで寄り添いたいなと思っています。

というか、最近はほとんどの場合に事前照会をかけて、出来るだけ条件がつかないように、ついてもある程度予測できる範囲であるように、もし緩和型であれば初めから説明していくようにしています。

ダメ元でやってみても、全く凹まないなんてことはないと思います。

それでもギリギリで告知頂くこともあるので、本当に毎回慎重です(ここは募集人の皆さんは意識することだと思います。)


健康な方は、気にしたことはないかもしれませんが、特別条件がつくことや、緩和型をご案内することは少なくありません。

気持ち良く保険にご加入頂けるように、寄り添えるように、準備をしっかりとしていきます。

以上、特別条件、緩和型編でした!

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