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子供の保険の考え方②

前回のまとめ

前回は「子供の保険」と一口に言っても、

・何の保険のことを言っているのか明確にして
・目的と手段が最適かどうかを検討すること

が大切です、と書きました。

今回はそれを踏まえて、子供の保険のメリットやデメリットはあるのか、そもそも僕自身が子供の保険をどうしているのか、これらについてまとめていきます。

今回は、子供を被保険者とした死亡保障の保険について考えます。

事前にお詫びしますが、今回は結構暑苦しいです!!
ただ、役に立つ考え方も書いているはずですので、どうぞご覧ください。

子供のうちに保険に入るメリット

最終的には親御さんのご意向ですが、1つの考え方として、保険屋である自分はどう考えたかを整理していきます。

まず、子供の時に死亡保障の保険に入るメリットは2つあります。

1つは、保険料(掛け金)が圧倒的に安いこと。
保険料は、保険加入時におけるその人の持つリスクによって変わります。
年齢が上がるほどリスクは高まるので、同じ保障内容でも保険料は大人よりも子供の方が圧倒的に安いです。

もう1つは、加入時に無条件で入れる可能性が高いこと。
持病があったり健康診断の数値が健康の範囲外だったりすると、保険料が高くなったり、場合によっては保険に入れなくなったりします。
例えば、僕は発達障害が診断されているのですが、通常の保険加入は非常に難しいことがわかっています。
小さいうちであれば、病気の診断を受けるリスクが低いので、無条件で保険に加入できる可能性が非常に高いです。

子供を被保険者とした保障の保険について、
デメリットらしいデメリットはないと思っています。
強いてあげるとするならば、ライフプランを立てずに子供の保険を手厚くしてしまい、普段の生活が困窮することはあるかもしれません。
ただ、ライフプランを立てていれば防げることです。

なぜ子供に死亡保障の保険?

子供に万一が起きた時のことを考えて、保険をかけている親御さんはいないと思います。
もちろん、僕もそのつもりで子供を保険に入れてはいません。

僕が子供を被保険者とする保険に加入した理由は4つあります。
よく言えば想い、悪く言うとエゴになるかもしれませんが、暑苦しくいきます!!

1、保険加入の権利を守りたい**

例えば娘が大きくなって
「パパ、私、結婚する!」
と言ってきたとしたら(もう泣きそう)、そのタイミングできっと娘は保険加入を検討すると思います。

その時に、もし娘が持病を持ってしまっていて、持病が原因で保険に入れなかったら、きっと僕は後悔するなと思いました。

子供のうちに、保険に加入する権利を親として守ってあげたいと思ったので、保障のある保険に加入しました。
子供のしたいことをさせてあげたいという気持ちと一緒です。

2、誰かを護れる人になって欲しいというメッセージを込めたかった

娘の保険は20歳で払込が終了するものにしました。
20歳の誕生日に保険証券を渡そうと考えています。
その時に
「あなたに、誰かを護れる人になって欲しかったから保険に入ったんだよ」と伝えられたら素敵だなと思っているので、保険に加入しました。

また、どんな持病を持っていても無条件で保障を追加できる特約も付加しています。

ただ、どう生きるかは娘の自由なので、速攻で解約して遊びのお金に使おうと、何に使おうとかまわないと考えてます。

あくまでそういう思いで続けてきたよ、という気持ちを伝ええるのを、20年間後の楽しみにしています。

だいぶ暑苦しくなってきました。

3、お金の勉強としても使えるように

外貨建て保険投資信託で運用する保険に加入しています。
共に、資産になるものです。
日々の経済のことを、自分と関係があることとして保険を通して捉えられるように、そういう保険の構成にしました。

お金の意識を持たせたい、という思いから、払込を20年でなくお子様が65歳になるまで、とされる方も中にはいらっしゃいます。これも同じく素敵だなと思います。

4、子供が社会人になって好きなことにお金を使えるように

娘が万一の際に、約1,000万円が一生保障される保険に入っています。
大人になってもその分は保険に入らなくてもいい訳です。
30歳ぐらいで1,000万円の終身保険に入ろうとすれば、最低でも月に10,000円はします。
ということは、社会人になってから保険料の10,000円分が丸々浮いて、娘が自分の好きなことに使えるお金が増えます。

自分だったら、既に払い終わった保険をもらえたらとても嬉しいです。

22年以上先に喜ばれるであろう(と勝手に思っている)タイムカプセルを今から仕込んでいる気分です。

まとめ

これらの理由から、子供は今のうちからしっかりとした保険に加入しています。

子ども手当をそのまま預金にして子供に渡すことも考えましたが、
意味をつけて渡すのであれば、保険はとてもいい手段

だと思ったので、我が家ではそのように活用しました。

この考え方なんかいいかも、導入したい、話を聞きたい、と思った方がいらっしゃいましたら、全国どちらからでもご連絡お待ちしております!
(保険料は調整可能です。)

明日は、それ以外の保険(学資、医療、賠償、親の万一)について整理していきます!

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