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草原

青い国道を抜けて草原に出た。
僕はそこで力尽きて、赤さびで汚れたバス停に寄りかかって眠った。
暗闇だった。そこにオレンジ色の光が差し込まれた。
瞼が自分の意志とは関係なく開いた。
遠くから冷たい風が吹いて、目の前の瑞々しい草原が光った。
僕は立ち上がって、その中に入っていった。

朝になった。


毎日マックポテト食べたいです