仮面ライダー初心者JKが電王を観た感想〜前編〜

この記事は、仮面ライダー電王24話までのネタバレを含みます。ご注意ください。
あと、すこーしだけファイズにも触れます。





幼少の頃は、仮面ライダーのかの字にも興味がなかった。
性別の影響で、積極的に触れていなかったのもある。子供の頃は、バトル系の作品がアンパンマン以外あまり好きじゃなかったのもある。(だって怖かったんだもん)

そんなある日、仮面ライダーが好きな友人に勧められ、一緒に仮面ライダーを観る流れになった。七夕のことだった。

その友人が、最初に1〜2話ぐらいまで観せてくれたのがファイズだった。
……想像以上に、話が重くてビビった。大体こういうのは、後半から重くなるのが筋というものでしょ。序盤からなんだこれ。日曜の朝から何を放送してんの。
ファイズは、公式が無料でYouTubeに出しているのが序盤だけだったため、そこでおあずけとなった。(めっちゃ続き気になってる)

アマプラで観られる仮面ライダーは、ダブルと電王の二つだった。どっちにする?と言われ、「タイムスリップする電車」というワードから懐かしのバックトゥーザフューチャーを連想し電王を選んだ。

ファイズをちょっとだけ齧った時点で、私の中の仮面ライダーへの印象は大きく変わっていた。
ド派手な変身とアクションで子どもたちの心を掴むことに重きが置かれ、大人向けにはお気持ち程度にちょっとだけ複雑なストーリーが準備される。子どものころ好きだった惰性で、懐かしさで、今も応援する。仮面ライダー好きの大人ってそういうものでしょ。
大変失礼ながら、そんな感じに思ってた。
しかし、ファイズの時点で「仮面ライダー、なんか、ヤバい……」という漠然とした沼への入り口を感じていた。ここで引き返していれば、私はまだ無事だった。

沼の呼び声に応じるまま、私は貪るように電王を観ていった。
そして、思った。
仮面ライダー好きの大人たちが、どんな感情で仮面ライダーを好きなのかは、私にはまだわからない(だって私まだ子どもだし)
ただ一つ、わかることがある。
先ほど「ド派手な変身とアクションで子どもたちの心を掴む」と書いたが、一つ訂正するならば。
ド派手な変身とアクションは、子どもたちだけでなく大人たちも、誰彼構わず、全人類の心を掴む。
いつの間にか、私は毎夜毎夜せっまい自室で電王の変身ポーズを練習し、お小遣いを貯め、電王ベルトを買う日を夢見る女子高生になっていた。齢17でこうなるんだから人生面白い。



ここからは、今のところ電王で好きなところを語っていく。今の時点で24話まで観ている。

私が電王で一番好きなのはモモタロス。noteとXのIDを見ていただければ、私のハマり具合がわかるはず。
モモタロスが戦う時の楽しそうな姿は、観ている私にも高揚感を与えた。いけいけ、やったれ!と応援したくなる。敵のイマジンが爆発四散した時の爽快感はたまらない。
変身待機音とやらもオシャレでかっこいい。
しかし、デンライナーの中でわちゃわちゃしてる時は途方もなくかわいい。なんともいえぬかわいさ。
メタな話になるが、動きにキレがあり、セリフがモモタロスの動きにしっかり馴染んでいる。馴染みすぎている。千葉県の某巨大テーマパークで、特に上質な演者に出会えた時のような感情になった。私はその道のオタクじゃないので、あまり詳しくは語れないけれど。
モモタロスかわいい。カッコいい。大好き。

他にも語りたいことがたくさんある。
ハナ。
ミステリアスつよつよ美女……出会う時期が時期だったら、おそらく私の初恋を奪っていた。危なかった。間一髪だった。
まだ半分もすぎてない段階で、ハナがデンライナーにいる理由明かされちゃったけど、電王今後大丈夫なんですか?そこ結構大きくない?私は心配です。ボリュームすごいねこれ。
消えた時間の特異点ってことは、良太郎の時間が消えたら良太郎もこうなるってことよね?櫻井侑斗さんを取り戻すことと、どちらを取るのか的な展開になるのかなあ。気になる〜!
あと、ハナさんのファッションがいつも絶妙にカワイイ。これは決して下心とかではないのですが太ももとかステキあっちょ殴らないでくださ

良太郎の「人助け」
櫻井侑斗くんが「時の運行を守ることは人助けとは違う」という印象的なセリフを言ってたけれど、やっぱり電王のキモは良太郎の「人助け」だと思う。
良太郎の「できることをやる」スタンスで、少しずつ良い方向に変わる現在や未来、それが私たち視聴者に、心の温もりをもたらしてくれる。
敵イマジンが大爆発して爽快!ってだけではない気持ちよさ、心地よさ。
仮面ライダー観て育った子どもが暴力的になんてならないよ、なるわけないよ……。



とまあ前半の感想はこんな感じです。
後半はきっと伏線がバシバシ回収されたり、敵が強くなったりして、ますます面白くなることでしょう。期待大!
よろしければ私の感想noteの後編も期待していてください。期待してくださる方はハート押してくださると喜びます(ログインしていなくても押せるみたいです)
それではまた次回。

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