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大阪が苦手な理由

私は生まれも育ちも大阪出身。親や親戚も皆関西から出たことない生粋の関西人。だが、大阪が苦手。嫌いと言いたいけど、好きなところも少しはあるので苦手と称する。なぜ大阪が苦手なのかは、おそらく私の性格上合ってないのかもしれない。

1.大阪の人間

私は大阪でも比較的治安の良い、北大阪で育った(これを言ったら南の人にどつかれる笑)のでテレビに出るような「THE大阪人」とあまり出会わなかった。だからこそ、王道の大阪人と出会った時の衝撃が強い。あの大きい声と下品な言い回し、普通に話しているのに怒っているかのような口調。そして暴力のようなボディランゲージ。だから、私は大阪の番組や関西の芸人が出ている番組は苦手であまり見ない。その理由は過度な言い回しや人を叩く行為に良い気がしないからだ。もちろん冗談でやっているのは理解しているが、それでも視聴しているとチャンネルを変えたくなる。そしてプライドが高いので、少しでも気に触れることがあれば相手を萎縮させるような態度をとる。そしてどれだけ本人が悪くても一切謝らず、「相手が悪い」という結末を作り上げるのだ。私の性格は平和主義で、感情的にならずにしっかりと話し合いたいタイプ。しかし、大阪人はそれが出来ない。結局、よく分からない友情や仁義など曖昧な解決で仲直りすることが多い。

2.笑い

大阪人は笑いに厳しい。日本でも1番のお笑い地域であるため、いつでもどこでもどんな物事でも笑いを付加させようとする。これは別に構わないのだが、問題はその後。面白くない笑いを取ってしまうと本気顔で「お前、おもんないわ」とクレームをつける。そしてこれが続くと本当の面白くない人間認定され、付き合いが雑になり、終いには嫌われて疎遠になることも。そう、一部大阪人は相手の性格よりも「面白い・面白くない」で人を判断するのだ。だからこそ、笑いを取らなければいけないプレッシャーが強くなり、道頓堀川にダイブしたりなど危険な笑いを作る人もいるのだ。逆に面白ければ、性格がどんなに悪くても許される地域なのである。お笑い番組を見て笑うことも滅多にない、笑いに鈍感な私だからこそ「笑い」に対する苦手意識が強いのかもしれない。

3.べたべた

1.大阪の人間とも類似する内容だが、大阪人は特にべたべたしたがる。べたべたとは一緒にいる時に腕を組んだり、服を掴んだりなど異常に引っ付いてきたり、いつも誰かと密接して行動したがること。いわゆるメンヘラだ。自分の都合で引っ付いてきたり、離したり、思い通りにいかなければ機嫌を悪くする。そう、ただ単に面倒臭いのだ。だが、人情深い大阪人はこのような人間を好む。お世話好きでおせっかいで相手が喜ぶことであれば喜んでするのだ。そのような人々はわがままなべたべた人間を拒まない、まさにWIN -WINの関係である。おせっかいを拒むと、これまたgiveする側の機嫌も悪くなるが、べたべた人間は基本なんでもgetしたら嬉しい人なのでいざこざは起きにくいだろう。これが続くことで繋がりが濃くなり「地元(大阪)が1番」と思う人や他県を批判する大阪人が多いのかもしれない。

とはいっても私自身あまり大阪に詳しくないのが事実なので、上記の嫌いな理由はあくまで私個人の意見である。大阪に詳しくない理由は小さい頃、親が大阪を出歩くことをよく思っていなかったのと家が厳しかったせいもある。親も何十年も大阪に住んでいるが、北大阪が好きなのであって梅田から南の大阪は苦手なので行かない。そのため、親からは「梅田から下に遊びにくのは程々にお願いね」とよく言われていたので、滅多に梅田から南に行くことはなかった。そして家が厳しかったので学生時代は外出する際、誰とどこに行くかを必ず伝えなければいけなかった。バイト以外の夜の外出も(親にとって)危険・心配されるので、ほとんどしなかったの。もちろん飲みに出歩くなんてご法度。だから今でも私がお酒を飲めることを親は知らない(笑)

テレビなどのメディアで面白おかしく大阪人を取り上げているが、いざ実際に大阪人としっかりと接してみると面倒だと感じる人も多いだろう。人によるが、少なからず私は面倒だ(笑) だから大阪が苦手なのである。関西や大阪生まれの人は皆地元から出たくないと思われがちですが、そうではない人もいます!(笑) みなさんはどうでしょうか?

桃田さん。より

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