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サークル活動は絶対に就活で活きる

学連公認チーム向け文章です。

おととい立教とのミーティングで新歓の経験をどう就活で話す?って盛り上がったのでこちらにもまとめておきます。ぜひ参考にしてみてください。


学生時代の貴重な時間をつかうサークル活動

学生の間の貴重な時間をつかってみんな真剣にサップに打ち込んでいるわけです。その経験は伝え方次第で絶対に就活に活かせます!というか、活かしましょう!

ボクは学連運営の立場としても、みんなにはただのサークル活動で終わってほしくないと思っています。

ここで、毎度おなじみの学連の理念登場です。

「SUPに全力で取り組むことが人生の財産になるコミュニティ」。ここでいう人生の財産とは、①仲間:生涯の仲間をみつけること・信頼関係を育むこと ②仕事:社会生活を送る上で必要なコミュニケーション能力・自己管理能力が身につくこと ③健康:運動習慣を確立し、心身の健康を維持すること

②の仕事の部分では、みんなが
自分たちの活動や経験を人に伝えられるようになって、自信をもって就活に臨んでほしいと思っています。

それでは今日の立教ミーティングと同じ流れで書いてみます。ちょっとだけ内容は違います。


ビジネスってなんだろう?

就職すると企業に所属するわけなのですが、企業はビジネスをして得たお金で、従業員のみなさんに給料を払うわけです。

ってことは、就活するときにはその企業がどんなビジネスでお金を稼いでるかを最低限、把握しておかなきゃいけないです。ビジネスモデルってやつです。

ANAのビジネスモデル

立教キャプテンのウララは飛行機が大好きで、ANAは絶対に受けたい!とのこと。

そこでミーティングメンバーでANAのビジネスモデルはなんだろう?と考えてみました。

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ANAは
①世界中の人々に
②飛行機に乗ってもらって
③お金をもらってる

と整理しました。

この構造はビジネスの世界では、BtoCって呼んだりします。はじめて聞いたよーって人はぜひ覚えましょう。

BtoCとはBusiness to Consumerの略で、企業と一般消費者(ボクらみたいな)との間で行われるビジネスのことを言います。

例えば、ラーメン屋さんもBtoCです。OSYCがやっている社会人向けのサップツアーもBtoCです。

BtoC以外にBtoBもあります。これは企業と企業のビジネスってことです。

例えば、ANAは飛行機を買ってます。

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ANAからみると

①三菱重工に
②お金をはらって
③飛行機を買う

ビジネスモデルを追っていくと世の中のありとあらゆるものがお金を通じてつながっていることが分かりました。

では少しずつ話を就活の方に近づけていきます。


新歓をビジネスと考えてみる

もちろん、サークル活動はビジネスではないんですが、就活に関連づけるためにあえてビジネスのように考えてみます。

立教の新歓で考えてみると、

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①立教大の新入生に
②サップの環境(コミュニティ)を提供して
③お金をもらう

これはBtoCの形です。ANAやラーメン屋と同じです。

さあここから更にふみこんで、就活で使える話にしていきます。


数字で話せるようになること

自分の経験や考えたことを人に伝えるときは、数字をうまくつかうことで、説得力が高まります。

では、新歓を数字で考えてみましょう。
最初にゴールを決めておきます。

ゴール:  立教新入生が立教SUPに入会する

ではゴールに関わる数字を調べてみましょう。それはBtoCにおけるCの大きさです。

立教大学の新入生の人数: 5,000人

ここからは推定していきます。
新入生の内、10人いたら6人が立教のどこかのサークルに所属すると仮定します。つまり、

立教大学の新入生の内、立教のどこかのサークルに所属する人数は3,000人

となります。

さらにその中から、運動系のサークルと文化系のサークル半分ずつに分けてみます。すると、

立教大学の新入生の内、立教のどこかのサークルに所属する人の内、運動系のサークルに所属する人数は1,500人

さらにその内、水のスポーツが嫌いな人が半分いるとします。すると

立教大学の新入生の内、立教大のサークルに所属する人の内、運動系のサークルに所属する人の内、水のスポーツが嫌いではない人数は750人

どんどん絞れてきました。こうやって分解していくと立教SUPに入会する可能性がある人数がざっくり推測できます。

ここまでを図にしますね。

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ビジネス的にいったら、ペルソナの設計といったりします。お客さんはどんな人でどれくらいの人数がいるか知ろうって作業です。

ここから先何を考えるかは次の2つ。

① どうやってこの750人に接触するか

マーケティングといいます。

② 接触できたとして、他のサークルとどう差別化して立教SUPが選ばれるか。

→同じ750人をターゲットにした競合サークルが沢山あるはずです。その中でどう魅力を伝えるかです。これについてはまた今度書きます。


それでは①どうやってこの750人に接触するか一緒に考えてみましょう。

チラシ配りを例に考えてみる

①3月の平日に池袋駅でチラシを配る
→そもそも立教大学生に配れてるか分からない。

②4月の下旬に立教大学内でチラシを配る
→新入生に配れてるかわからないが少なくとも立教大生に配れてる可能性が高い。

③入学式の日に立教大学内でスーツを着ているにチラシを配る
ここではじめて、最初の5000人のターゲットに到達しました。

ここまでは当たり前だよね。と思うかもですが、ここからが本題です。どうしたら750人のターゲットまで近づけるかです。ボクのアイディアですが、

④サークルのチラシを自主的に受け取りにいっている人を見極めて、その人を狙って配る
→ここで3000人のターゲットに到達します。

⑤運動系サークル勧誘に応じている新入生を、背後で待つw
→これで1500人のターゲットに到達。

⑥他のマリンスポーツのサークル勧誘に応じている新入生を、背後で待つw
ついに750人のターゲットに到達。

これはあくまでもこうしないと到達できないのではなく、こうしたら750人のターゲットに到達できるよねって話です。他の方法もたくさんあるとおもうので、各チームごとアイディアを出し合ってみてください。


こう考えてみると、やみくもにチラシ配りしていたら断れるのが当たり前と気づくと思います。そして750人もあくまで途中まで絞っただけなので、ここからが勝負です。だいたいこの750人全員と話すことができたら、100人に一人くらいが入ってくれるイメージです。つまり8人。(もちろん工夫次第で、100人に10人くらいまであげれると思います!その場合は75人!)なので断られるのが当たり前です。こうやって数字で考えると心が折れなくなる効果もあります!笑


結局どう就活でどう話す?

ここまで読んでくれてありがとうございます。例えばボクだったらこう言います。

面接官「大学生活の中で何か考えて取り組んだことがあれば教えてください。」
ボク「サークルの新入生獲得を営業と考えて、仮説検証しながら実行したことです。」
面接官「具体的に教えてください。」

そして先ほど書いたこととかを数字をベースに話します。そして最後に、

ボク「仮説検証で培った知見は必ず次年度に引継ぎました。それにより年度を重ねるごとに新入生獲得の精度があがっていくことを実感しました。こういったノウハウの蓄積が組織を強くしていきました。」

みたいにします。

あくまで面接は対話なので、一方的に語るのではなく面接官の方からの質問に適切に答えていきましょう!


こんな感じで今後も理念の人生の財産②仕事の部分で役に立ちそうなこと思いついたら書いていきます。文章の転載など自由です。使い倒してほしいです。それではまた!


この文章を書いているうちに、早稲田大学入学式中止の連絡が、、、チラシ配り無理そうですね。。。こういうときこそピンチはチャンス、絶対に他の方法があります。よりSNSに力をいれていきましょう!



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