【2024/07/13更新】【地震前兆百科】陸上の動物:クマ
■はじめに
クマ(熊)は、哺乳綱食肉目イヌ型亜目クマ科の動物の総称だ。
日本では日常的に、われわれがクマ(ヒグマやツキノワグマ)を見かける機会は、滅多にない。
だが、クマが普段は現れない人里に現れればニュースで報道され、私たちの知るところとなる。
そういう場合、単一の事例では地震との関連性の判断が難しいが、多くの出没事例を集めてマップ上で書きこんだりすると、周辺で起きた大規模の地震との関係が見えてくることもある。
このノートでは、過去に日本で起きた大規模な被害地震を含めて、地震に先立ってクマの出没が多発した事例などを多数紹介する。
【2023/11】今年は特に全国的にクマ出没が多発していたこともあり、今回この記事を大幅に加筆訂正しクマ出没データを多数追加した。
■クマの習性
大きな地震が多発するロシア・カムチャッカ半島では、「クマが冬ごもりの穴から抜け出すと地震がある」という言い伝えがある。
私も以前から、冬眠中のクマの出没が頻繁にニュースになる時には、地震と関係あるのだろうかと考えていた。
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