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竜巻の発生の季節性と海洋現象との関係~日本の竜巻発生時期は予測できる

■はじめに

12/10夜~11に米国南部や中西部で竜巻(トルネード)が相次いで発生した。
竜巻によって多数の建物が損壊し、12/18時点で死者91人などの人的被害が出ている。
実は米国や日本で発生する竜巻は、今回緊急に独自調査したところ、海洋現象の状態などに影響されて発生する傾向があることがわかってきた。

今回は、日本周辺で発生する竜巻に絞って、どのような条件で発生するかを調査した結果を紹介する。

このnoteマガジンは、「大地震・災害前兆ウォッチ」と銘打っているが、今回は大地震並みの被害をもたらすこともある竜巻の発生条件などを探究することにしたい。

■日本の竜巻

米国と日本では、同じ竜巻でも発生時の気象条件などは大きく異なる。
発生の季節をみると、米国周辺では1年中いつでも起こり得る。

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他の科学者などの人々があまり着目しない観点も含めて、様々な要素を参考にして、地震予測の精度を上げています。このマガジンでは特に、短期的前兆などに着目して予測します。なるべく初心者にもわかりやすい表現を用います。また質問も受け付けます。

TVや週刊誌でもお馴染みの地震前兆研究家・百瀬直也が、黒潮の流路や気象現象など様々な要素を駆使して、首都直下地震・南海トラフ巨大地震などの…

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