【2020/12/08】各地のクマ出没は大地震の前兆現象か?~過去事例の紹介も
■はじめに
12月頃は各地でクマの目撃が多くなるが、これは冬眠前に食料を確保しようとして行動範囲が広がるためだ。
だが、そのうちで地震前兆としての動物の異常行動も含まれていないかと、今年の春以降のクマ出没事例を調べてみた。
そして、この記事ではここ数カ月に起きたクマ出没の後で付近で地震が起きた例を紹介する。
ちょうどツキノワグマやヒグマの里近くへの出没が増える現在だが、出没時から地震発生日時までの遅延が短い、震源までの距離が近いなどの要素を考慮して選定している。
あくまでも可能性であり、確実に地震前兆現象だと決めつけてはいないので、その点は注意してください。
■動物前兆現象は偽科学か?
詩人で爬虫類研究家としても知られた高田榮一氏(1925年 - 2009年10月13日)が、2005年6月に「クマと地震」と題して講演を行っている。
高田氏によれば、2004年には日本の日本海側で広域にクマの出没が多発した。
これらの出没は、すべて日本海側で起こっていたり、攻撃被害が多いなどのことから、高田氏は地震と関係があるのではないかと考えた。
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他の科学者などの人々があまり着目しない観点も含めて、様々な要素を参考にして、地震予測の精度を上げています。このマガジンでは特に、短期的前兆などに着目して予測します。なるべく初心者にもわかりやすい表現を用います。また質問も受け付けます。
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