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夏至と冬至の前後は大地震・火山噴火が多発する~世界の大地震データ解析で見えてきたこと

■はじめに

先日6/19は末娘の遥梛(はるな)の3歳の誕生日だったが、過去のInstagram投稿を見直していて、この子の誕生日の前後には不思議と大きな地震がよく起きることを思い出した。

3年前の出生の前日2019/06/18 22:22には、山形県沖地震(M6.7、最大震度6強)が起きて、負傷者を含めた被害地震となった。

その数日後の6/21は夏至だったが、その時にやっと思い出した。
これまでの自分の研究で、夏至と冬至の前後には世界的に大地震が多く起きていたことがわかったことを。

その自分の発見を、すっかり忘れていたのだ。
そこで今回、過去の世界で起きた大地震・火山噴火のうち、夏至と冬至の前後に起きていたものを洗い出して検証してみた。

■夏至・冬至前後に加わる条件

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他の科学者などの人々があまり着目しない観点も含めて、様々な要素を参考にして、地震予測の精度を上げています。このマガジンでは特に、短期的前兆などに着目して予測します。なるべく初心者にもわかりやすい表現を用います。また質問も受け付けます。

TVや週刊誌でもお馴染みの地震前兆研究家・百瀬直也が、黒潮の流路や気象現象など様々な要素を駆使して、首都直下地震・南海トラフ巨大地震などの…

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