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スーパームーン・月食・日食と続く9月・10月は地震に要注意

■はじめに

9月最後の本号を発行する今日09/29は満月・中秋の名月・スーパームーンが重なる日となった。
自説では月が地球に最接近するスーパームーンの前後は通常の満月・新月よりも世界で大地震や火山噴火が増える期間となる。

既に昨夜はバヌアツでM6.1、今日は択捉島南東沖でM5.9の地震が起きているが、今後数日間も同様に注意が必要となる。

では、7月から4回連続で続いたスーパームーン満月が終わって、10月安心できるかというと、そうでもない。
というのも、9/29のスーパームーン満月から、10/15の金環日食(新月)、10/29の部分日食(満月)と、要注意な時期が3回続くためだ。
満月・新月の前後に地震の発生が増えることは、昔は「迷信」とされたが、現代では科学的研究がされている。

他に、スーパームーン・日食・月食という特殊な天体の位置が地球上の地震を引き起こすかどうかという議論がされてきた。
現時点では、スーパームーンと地震の関係については一般的に科学の世界では否定され、日食・月食と地震については、可能性として考える科学者もいるが、一般的な概念ではない。

今回は、特に日食・月食の前後に大規模な地震や火山噴火が増えるかどうかについて、過去の地震データと共に考えていきたい。

■スーパームーン・日食・月食

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