認知症と「食」など生活習慣の関係~認知症を発症した著名人の生活から探る(2)
■はじめに
今月は2回にわたり、認知症について考えている。
最近はニュースでも話題になることが多いが、日本では2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると推定されている。
そのような国で、自分は絶対に認知症にはならないと考えるのは、単に知識不足かもしれない。
認知症については、この国では生活習慣上で認知症になりやすいいくつかの要因がある。
前回は、喫煙・過度の飲酒・薬物依存・難聴といった要因によって発症した人々の例を挙げたが、今回は主に「食」に焦点を当てて、甘いものなどの糖質過剰などの生活習慣が大きく影響したと思われる事例を紹介する。
また、今年5月に亡くなった私の母が生前に幻覚などを伴う認知症を発症した際に、「栄養療法」によって、どのように症状が消えたかも紹介する。
■糖質と認知症
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