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旅館に泊まるという非日常体験について

こんばんは。momoです。久しぶりの旅note。
家で過ごす日々が続いていましたが、先日久しぶりに「旅」に出ました。こんな時だからこそ、近くでとっておきの旅館に泊まるのも楽しそうじゃない?という話になり、佐賀は唐津の老舗旅館「洋々閣」へ。その体験が本当に素晴らしかったので、書き留めます。


1.旅に出るまで

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今までいいお値段がする旅館には泊まったことがなかった私。福岡〜佐賀で旅館を探していたら、美味しそうなご飯(黒毛和牛のしゃぶしゃぶ!)、器のギャラリー、日本庭園など、素敵すぎる洋々閣に釘付けに。webサイトから予約をすると「大変な時期なのにご予約ありがとうございます」と、心のこもったメールを頂く。訪れる前から温かい気持ちになり、期待に胸が高まる。


2.到着。空間にときめく。

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福岡から車で1時間。虹の松原を抜けると唐津に到着。唐津城のすぐ近く、海沿いの住宅地にポツンと佇む老舗旅館。女将さんが笑顔で迎え入れてくれて、中に入ると、この時期なのに風がスーッと吹き抜けてとても涼しい。初めてなのにただいまと言いたくなるような、どこか懐かしい空間。


3.いざ、本日のお部屋「玄海」へ。

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いざ、念願のお部屋へ。小上がりと、窓辺の空間まであるので結構な広さ。4人でも十分に泊まれそう。宿の方がお茶を入れくれてのんびりとお話する。「玄海」という部屋の名前は、昔玄界灘がこのお部屋から見えた頃の名残とのこと。


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部屋からは日本庭園が一望できる。雨が降った後だったので緑が青々。


4.宿の中を探検する。

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お茶を飲んだら、宿を散策。庭園の池を一望できるロビーがとても贅沢。土曜ではないこともあって、独り占めしてのんびりお庭を眺める。五代目が渡り廊下を通りながら「ぜひお庭にも出てみてくださいね」と声をかけてくれました。


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隅々まで綺麗に手入れされていてうっとりするお庭。この宿にいると流れる時間がとてもゆっくりになって、平日の忙しい日々を忘れてしまう。


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そして、館内に併設されている3つの器ギャラリーも楽しみの一つ。私はmonohanakoさんのギャラリーが特に好きだった。宿の中にギャラリーがあって、購入までできるなんて!誰にも邪魔されず、心行くまで器を見れる幸せ…。ギャラリーの後は、海に出かけたり、お風呂に入ったりしてのんびり過ごす。


5.旅の醍醐味、食事に舌鼓。

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旅館にしては珍しく、魚ではなく「黒毛和牛のしゃぶしゃぶ」を選べる(もちろんお刺身メインのコースもあります。そちらも美味しそう)。一つ一つの器が唐津焼で出てくるので、器使いも参考になる。仲居さんがお料理の支度をしながら、宿のこと、食材のこと、丁寧に教えてくれます。接待で初めて洋々閣で食事をして、特別な人と再び訪れる方も多いのだとか。


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そしてそして、朝ごはんもすごいのです(これだけでも本当に豪華だけれど、この後メインのお魚が来ました)。唐津の名店川島豆腐店のお豆腐まで…!朝から美味しくて栄養のあるものを食べると、こんなに元気になるんですね。


最後に

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素敵な場所すぎて、長々と綴ってしまいました…。
遠くに行くだけが旅じゃないと気づかせてくれた旅でした。1泊2日、宿にいる時間が本当に尊くて。あと、旅の疲れがほとんどないのも良い…!笑
身近で素敵な場所も、きっともっとあるはずなので、街や宿への応援の意味も込めてまた近々泊まってみる予定。皆さんも、新しい旅の形を、是非!

宿名:洋々閣
住所:佐賀県唐津市東唐津2丁目4−40
HP:http://www.yoyokaku.com/sub5.htm


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