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感情を言葉にすることから見える世界

こんにちは。

夏ですね!今日も暑いです。
暑いなかでも気持ちをリフレッシュできるのがコーチング。
本日もコーチングプレイス基礎講座、和やかにスタートしました。

第9回「質問技法」

本日は、相手の言葉を具体化するときにつかえる
4つのポイントを学びました。

そのなかのひとつ
「感情を聞く」

感情を聞くとは

「その時、どんなことを感じましたか?」(過去)
「今話してみて、どんな気持ちですか?」(現在)
「その想いが叶ったとき、どんな気持ちになっているでしょうか?」(未来)

のように、クライアントの感情・気持ちに焦点をあてて聞いていきます。

過去・現在・未来
どのポイントにおいても使えます。

例えば、少しだけ過去の感情を聞くシーン。
次のシーンを想像してみてください。

第一子出産後、育休復帰した女性が仕事に行き、子どものこと、家のこともして必死に毎日を過ごしています。
仕事から帰宅後、子どもの食事、入浴などのお世話をして、ようやく後は寝かしつけ。あと一歩で寝そうという状態でパパである夫が帰宅。
すると子どもは覚醒。パパと遊びだす始末。
そんなときにパパが「お腹空いた~、早くご飯お願い」と言ってきて、カチン!「何言ってんの!自分でやってよーー!!」と怒鳴ってしまいました。

実はわたしの過去エピソード

これは、わたしの約9年前のほぼ実話です。(ちょっとデフォルメあり)
夫にカチンときているものの、怒鳴ってしまった自分、怒りっぽくなっている自分もイヤでした。

この当時は、コーチングを知らなかったので、モヤモヤのまま過ごしていました。もしこの時コーチングを知っていて、コーチから感情を聞いてもらっていたらどうだったか考えてみました。

コーチから「怒ったとき、どんなことを感じていましたか?」と質問されたとします。

わたしは下記のようなことを言ったのではないかと思います。

「毎日、仕事に育児に家のことまでほぼワンオペでやっていて疲れ果てていて、普段なら怒らないようなところでカチンときてしまった。」

「やっと子どもが寝ると思ったときに起されて、せっかくここまでやったのにと悲しくなった。ここからもうひと踏ん張りする気力体力もなかった。」

「怒りというか、夫にも、もっと協力してほしい。せめて、もう少し私の気持ちに寄り添ってほしい。ひとりで育児をやっているようで寂しい。」

感情を丁寧に聞いてもらえることで、怒りのなかに、夫に気持ちを分かってほしいと思っていたことや寂しさ、自分のキャパを超えて疲れているのかもと気づけていたでしょう。(今は何年もたったので冷静に考えられますが、きっと当時はひとりではムリだったと思います)

コーチングで「感情を聞く」ことで、感情の奥にある、クライアントの本当の想いに気づくことにつながります。

わたしの実例をセルフコーチングのような形でご紹介しましたが、実際のコーチングでも過去や今の感情から気づくこと、未来の感情を想像して、やる気になったり一歩進む行動につながることがよくあります。

今日の講義中も、受講生さんがお子さんに対して「胸がキュッ」となる話をシェアしてくださいました。「イヤだな~」とちょっと胸がくるしくなる想いの下には、こんなことがあったからかも…という具体的なエピソードで、聞いているわたしも「キュッ」となるとともに、勉強になりました。

「感情を聞く」

普段の会話では、なかなか「そのときどんな感情だった?」などと質問しないかもしれませんが、コーチングでは大事なポイントです。

日常でちょっと意識してみると役立つかもしれませんね。セルフコーチングにもおススメですので、よかったら使ってみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございます。


この記事はコーチングプレイス基礎講座のサポート日記です。



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