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人前で話す恐怖症のわたしが、講座を開催することができたわけ

わたしは、人前で話すことに対してコンプレックスがあります。

苦手意識の記憶のはじまりは、中学生。

わたしの通っていた中学校はその当時荒れていて、

授業中に男子が先生に向かって暴言は吐くは、

いきなり、廊下を自転車で走りだしたり、

非常階段灯を棒でたたいて下に落としたり。

教室のガラスは常に割れていたし、

学校は、常にヒリヒリとした緊張感と、

たまに感じる平和な時間を

いったりきたりしている場でした。


そんな雰囲気の学校で、

わたしはとにかく、

目立たぬようにしようと思っていました。

仲良しの子とだけひっそりおしゃべり。

ちょっとでも目立って、

その人たちの目にとまったら、

何言われるかわからない。

そんな自己防衛を自然としていました。

そんな中で、
わたしにとって授業の「音読」は恐怖でした。

教科書3ページ分も、自分を発する場。

その間に、
やつらがいきなり怒りだしたらどうなる??


わたしは勝手に恐れていました。


ある日わたしは先生に「音読」で指名されました。

そしたら、

今までそんなことなかったのに

途中、息が苦しくて苦しくて、

すらすら読むことができませんでした。

そこから、わたしの「音読」恐怖症

ひいては、

人前で話すこと恐怖症が発症したんです。

その後、中学を卒業し、高校に行っても

音読が苦手なのは変わらず。

友達とのおしゃべりは大丈夫。

でも、音読や、
大勢の人の前で話すことは
常に苦手意識が付きまといました。

少しずつ、昔の記憶は薄れていき
大学、そして社会人。

でも、社会人になって
朝礼であった1分間スピーチ

わたしは、ものすごく憂鬱でした。

今から考えたら、
ただの自意識過剰なんだと思います。

でも、

「もし、途中でつっかえたら?」
「もし、また息が苦しくなったら?」

そんなことばかり考えていた気がします。

そして、結婚、出産、育児の中、

転機が訪れます。

それは…

コーチングプレイスでコーチングを学んだこと。

はじめは、オンラインとは言え、
たくさん発言する場

わたしは大丈夫だろうかと心配もありました。

話せるだろうか?
頭が真っ白にならないだろうか?

そんな心配もしていました。

でも、その心配は全く持って必要ないと
すぐに分かりました。

みんな認めてくれる。

うんうんと全承認のシャワー

例え、つっかえつっかえでも大丈夫。

何にも心配なし
むしろそんな自分もOKだと思える。


わたしは、
「言語化が苦手なんです」と言って

コーチングしていただいたことも何回かありました。

その時も、コーチは
そう私が思っていることを受け止めてくれつつ

でも、客観的にみて、
ももさんはこうだと思いますよ!と

プラスのフィードバックをいただきました。

そんなこんなで、
だんだんと少しずつ少しずつ

「わたし大丈夫かも」

と思えるようになってきました。

承認パワーのおかげで、

新しいことに挑戦しようと思え、

半年の講座が終わってわりとすぐに、

同期2人と3人で
コーチングプレイス内でイベントも立ててみました。

その後は、自分で講座も開催してみたり。

その時も、皆さんが温かいので

失敗しても大丈夫!

という気持ちが大きくて、

思いきることができたんです。

音読で、息が止まっていたわたしからすると

想像もしていなかったこと。

オンラインとは言え、
人前で話せるようになったんです。

話下手なのに、講座を開催することができた秘密

それは、まさしくコーチングのおかげ。

そして、コーチングプレイスのあったかい全承認パワーのおかげです。

先日は、外部での
「コーチング的お片付け講座」も行いました。

ただただ片付けに追われていたいち主婦が、

コーチングを知って、

片付けとの共通点に感動して考えた

「コーチング的お片付けワーク」を通じて

理想のお部屋への一歩へと背中を押す講座です。

✓人前で話すのが苦手!!
✓人前で話すのはキライ!!

と思っていたのに、ウソのようです。

つっかえたっていい!!

伝わる話し方って、きっとスラスラしゃべることではないから。

講座が終わって、
参加してくださった方々や
お声がけくださった方に感謝を感じながら

ふと、こんなことも感じていたのでした。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。










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