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雑文 #35

“ファンタジー”というジャンルが苦手だと思っていて読んでこなかった「星の王子さま」とか「モモ」とかを読んでいる。

きっかけは姪っ子の誕生。
私はなぜか「月一ペースくらいで絵本をあげる」というルールを自分に課した。
たまにサボったり急に2〜3冊あげたりと、テキトーにはなっているが続けている。
んで、私は絵本の世界にどハマりした。
良い絵本を見つけることはもはや私の趣味だ。
なるべくバラエティー豊かにいろんなものをあげているつもり。

姪はまだ2歳にならないが、目まぐるしく成長していてもう色や語感のインパクトで楽しむ絵本より一段階上に行きそうだ。
そろそろ物語を聞きそうなのだ。
今月は「ぐりとぐら」「バーバーパパ」を贈った。
読み聞かせは、ゆっくりとっくりとやらなきゃいけないけど、長いのはまだ飽きるようなので、お話にハマるのはあと少しだと思う。
それにしても子どもの成長過程っておもしろいね。

まぁそうやって絵本・児童書のコーナーをよく見るようになったら、上記の名作が気になり出したわけだ。
読んでみたら……これはすごい!
目からウロコ。感動的だ。書いてあることがね、品の良い風刺なんですよ。さすがヨーロッパ。

私はファンタジー小説(や映画)と言えばハリーポッターとかロードオブザリングとか、およそ興味の持てない(ハリポタは映画観ました)ジャンルだと思っていたから、これはすごい発掘をした。
童話ってすごい。大人が読むもんだね。

で、昨日の岸田日記の話だけど、偶然童心のことを書いてたのです。最後に岸田さんは「いつまでも子どものような心を持っていたい」というようなことを書いていた。
持ってるじゃん!だからあんなロマンチックな歌詞書いたり他の人が作らない曲作ったりするんじゃん。と内心ツッコみました。

一方私は、「星の王子さま」や「モモ」に気づかされるような、あー私って大人の世界に染まってんなーみたいな大人っぽい感想ではなく、ひたすら大きく頷き、共感していたのである。
きっとまだ子どもの心の人なんである。

それがいいのか悪いのかわからないが、とにかく生きづらくはある。

でもここまで来たら、このままでいいのかなー。
いちおう、悩んでいるのである。

#コラム #随筆 #エッセイ #日記 #雑記

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