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「真夜中の五分前」からのクリスマスギフト

「真夜中の五分前」
7月19日の深夜に、初めて見た映画。
本編が終わって流れるエンドロールを見ていたら、何故だか涙が止まらなくなったという思い出がある。(翌日の目のひどさ。)

まず「five minutes to tomorrow」っていう英語タイトルが綺麗で好き。
そして、全体的にセピアがかったような、異国情緒あふれる映画で、ゆっくりとした映像と音楽が相まってとても美しい。
フランス映画を思わせる感じもあり、私はとても気に入って、すぐにDVDを購入。それ以来、何度も見ている。
何度見ても、どっちなの?と、思いが揺らぐのだけど・・・

近くでリバイバル上映をすると知り、すぐにチケットを取った。
大きなスクリーンで見れるだなんて、とても嬉しい!!

春馬くん演じるリョウが、ルオランの手をにぎろうとして、そのままつなぐシーン。二人の手しか映っていない。とても綺麗な映像。
春馬くんは、表情が映らなくても、手だけで感情を示せることが出来る人だ。指がきれいだから、尚更なのだろうか?

手をつなごうとしてから、ちょっと躊躇う一瞬に、キュンとしながら、見守るような気持ちで、自然に微笑んでしまう。
そして、ルオランの手を包み込む、リョウの手は意外と大きい。
その大きな手に、「男子なんだなぁ」と思い、ちょっとドキッとする。
この好きなシーンを、スクリーンで見れて良かった。

そして、全編中国語のこの映画の中に、たまにつぶやくように出てくる、春馬くんの日本語も、かわいらしくて好きなのだ。
ホッとさせられる感じが心地よく、とてもよいアクセントになっている。

さて、レビューはうまく書けないので、置いておいて・・・

リョウがルオランに贈った腕時計を扱っているお店も同じ地域にあるので、映画が終わってから行くことにしていた。
お店には、何度か行ったことあるけれど、その時はこの映画のことは知らなかったから、不思議なもんだ。

店主は、この映画のために時計制作と技術指導で参加された方。
腕時計のデザインをいくつかされて、監督のイメージと合う物が選ばれたそうだ。それをそのまま、お店のオリジナルとして、置いているそう。

春馬くんが映画の中で使っていた時計修理の工具は、店主の方が用意されたもので、技術指導や工具の調整などもあり、上海での撮影に数日同行したらしい。
仕事とはいえ、何とも羨ましい!

店主と春馬くん、お互いにサッカーが好きということで、「一緒にサッカーしたいですね」って話てたけど、結局そんなタイミングはなかったと。
残念・・・
それと、店主はちょうどお子さんが産まれる前だったらしく「元気なお子さんが産まれるといいですね」なんて、とっても気さくに春馬くんとお話されたそう。

映画にかかわっているたくさんの人の中では、末端の役割(という表現をされていた)だったのに、そんな人にも普通に接するような、本当に気さくで優しい人だった、と。
うん、春馬くんはそんな人だろうなぁ…と、想像は出来るけれど、実際に接した方からの、思いがけない裏話は嬉しい。

映画に出てきたモデルの時計を見せてもらった。
古紙のようなベージュの文字盤、数字の書体、ネイビーの針、ダークブラウンのベルト、これら全てがアンティークさを醸し出していて、かわいい!
いぶしたゴールドのリューズも大きめで、アクセントになっている。
ベルトの色を変えることも可能だそうだけど、いやいや、わたしは映画と同じがいい!

ということで、予定外に購入!!
「真夜中の五分前」繋がりで、自分へのクリスマスのギフトとしよう。
素敵な裏話という豪華おまけ付きでラッキーだった。

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時計は、映画と同じように、5分遅らせようか?
・・・いや、私は5分進めておきたいタイプだ。笑

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2回も参加させていただいた、アベントカレンダー。
投稿前は、ちょっと緊張したけれど、楽しかった!
こんな機会をくださった、はるまふじさん、ありがとうございました。
そして、こんな風に皆さんとのご縁をくれた、春馬くんにも改めて・・・
ありがとう♡
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この記事で「三浦春馬さんがくれたもの」のアドベントカレンダーに参加しています。



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