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英語ができないけど海外就職を夢見る30代OL

小さい頃からなぜかイギリスに憧れていた。

英語は話せないけど1人旅にも行ってるし、

持ち物も気づけばUKブランドのアイテムだらけ。

(キャスキッドソン、ローラアシュレイ、ハロッズ、ジョーマローン等)

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最初のきっかけは小学生の時に流行ったハリーポッターかもしれない。

最新刊が出ると、夜も寝ないで夢中で読んだ。

大学生の時はロンドンに交換留学のチャンスもあった。

だけど部活で本気で日本一を目指していた私は、

留学よりも部活を選んで結局行かなかった。

新卒で大手日系企業に就職、一度も転職せずに定年を迎える人も多い会社で

「海外に行きたい」なんて夢を思い出すこともなくなった。

だけどひょんなことからイギリス旅行に誘われて、

初めてロンドンに降り立った途端、

涙が出るほど胸が高鳴った。

「なんでもっと早く来なかったんだろう」

「絶対いつかここで暮らそう!」と決めた。

だから帰国してすぐに、職務経歴書を書きあげて

英語が社内公用語の企業に転職した。

だけど現実は甘くなかった。

たくさんのネイティブスピーカーや、

帰国子女の中で初心者レベルの英語を毎日話すのは

本当にしんどかった。

「なんでこんなにできないんだろう」

「そもそも私はできない人間なんじゃないか」

初めての転職に加えて、外国人に囲まれて仕事するのは

想像以上に精神的負担が大きかった。

淡々と仕事をこなしつつも、

英語の勉強からは極力逃げ続けた。

そうして2年が経って、

社内の会議や日常的なコミュニケーションには困らないけど

ビジネスレベルにはまだまだ程遠い英語力しか

身につけられなかった。

会社や上司の悪口に関する英語はどんどん得意になってる自分に

なんとなく絶望しながらも

「あー結局この程度か。留学いけばよかった。」とか

もうどうにもならない過去のことばかり考えてた。

だけどふと「今死んだら何を後悔するだろう?」と考えたら

・一度も海外に住まなかったこと

・海外就職にチャレンジしなかったこと

この2点を猛烈に後悔すると思った。

2年間英語環境にいながら勉強できなかった自分。

もう今さらかもしれないけど

コロナ下でハードル上がってるだろうし

ただでさえ失業率の高いイギリスで外国人なんて無謀かもしれないけど

結婚してるのに今更こんなこと夢見るなんて

30代なのに「ただ海外に行きたい」なんておかしいかもしれないけど

挑戦はしてみたい。死ぬ前に後悔したくない。

何からできるかはまだ全然わからないけれど、

まずはこの気持ちを残しておきたくて、noteに書き残してみた。

いつも読む側だったけど、書くのはやっぱり難しい。

でも何か前に進めたら、記録として書き残して行こうと思う。





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