サレ妻の離婚弁護士選び
サレ妻の離婚弁護士選びその1
2020年の夏は物件探しと弁護士探しの夏だった。
離婚弁護士を決めるまでの道のり。その1。
離婚するときに、弁護士さんに依頼せずに全部自分でやる人もいるようですが、私は弁護士さんにお願いすることにしました。
◎無料相談の数とうちわけ
・電話相談 2
・Zoom相談 1
・地域の相談 3
・メール相談のみ 5(うろ覚え)
・対面での相談(無料のみ) 8人
(たぶん。たくさん会ってもうわからなくなった)
■弁護士の無料相談
○失敗
一番最初に相談へ行った時は、まだ慣れておらず、離婚とはなんぞやといったことや、離婚までの一般的な流れなどを説明され、最後に金額を提示され、ビジネスライクな会話で終わってしまった。限られた時間をググれば出てくるような情報を聞くだけになってしまった。無料で使えるものは使ってやろう精神はいずこ。
弁護士さんとの会話で「旦那さんはおくつですか? 生年月日は?」って聞かれて、即答できなかった。一生添い遂げようと思った相手なのに。
○無料相談への準備
病院へいった時の医者の問診みたいなことを聞かれる。二人の生年月日やいつから付き合い始めていつ一緒に住み始めて、いつ入籍して、というような基本情報を相談前にまとめた。
全く準備せずに相談へ行って時間を有効に使えなかった私なりに学習し、基本情報や証拠をまとめてから無料相談へ挑むようになった。
○弁護士のリアクションなど
手持ちの証拠をまとめた、といっても全部はまとめきれないので、大物だけ。
弁護士さんの無料相談のときに、ちゃんとこちらの手持ちの証拠に目を通してくれる弁護士さんの方が好印象である。
弁護士に手持ちの証拠を見せたら「こんなの初めて」と言われたのは、まだ離婚成立していないのにネタにしている。
他にもどんなに相手がゴネてもこれがあれば絶対に離婚できる。これは切り札にとっておいたらいい、とアドバイスしてくれた弁護士がいた。本当の本当にに切り札だった。
「捨てちゃう人もいるんだけどちゃんととってあって偉い。」と弁護士からほめられたのだが、自慢する相手がいない。
こういった証拠に対するリアクションというのも弁護士選びの基準となった。どの弁護士に依頼したらいいのかは、Webサイトからではわからない。証拠もあるっちゃあるし、離婚なんてどの弁護士に依頼しても変わらないのでは、なんて緩い考えだった。ちゃんと会って、証拠を見せて、話をして、話しを聞いて、そうやって誰に依頼するかを決めるということを気づけばやった。
■女性弁護士か男性弁護士か
男性弁護士だと風俗通いくらい我慢しろとか説教されたらどうしようという懸念もあった。
離婚弁護士は、女性の方がいいのでは、と最初は思ったものの、夜のお店の話をしなきゃいけない。女性弁護士とお店の話をしなきゃいけない、と思うと、女性弁護士に依頼しない方がいいのでは、という考えになっていった。ソープ、回○マッサージ、デ○ヘルの違いが何なのか私もわからない。
つか、回春と買春の違いってなんですかね。
旦那が他の女性とセ○クスしている動画を見せる、ということを考えると、女性弁護士はやっぱりやめようと思った。
■戦略
婚姻費用をもらい続けましょうっていう弁護士さんは、選びませんでした。さっさと離婚したかったから、離婚を長引かせることをすすめる弁護士さんは願いさげ。
私はまず協議離婚を考えていた。協議離婚できなかった場合に調停離婚にしようと。なので、いきなり調停をすすめてくる弁護士さんも選ばなかった。
戦略というと大袈裟だが、こちらの意向に沿ってくれるかどうかも、選定基準となった。「こういう選択肢もありますよ」程度のニュアンスだったら気にしなかったかもしれないが。
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