シッターを お座り見送る 犬頭
一昨日昨日と秋休みをいただいたため、犬(柴オス)をいつものシッターさんに預けました。
ここのシッターさんは、老犬介護が専門ですが、ペットホテルもやっています。
なので先の予定が決まっている時はお願いしています。
ペットホテルというとゲージに入れられて、散歩の時だけ解放されるというのをよく聞きますが、ここは、介護の環境を整えるためか、10畳、6畳の2部屋を犬の部屋として基本解放しています。
まだまだ若いうちの犬は、広々としたこの空間がお気に入りなようです。
そして優しいシッターさんが大好きなようで、
ピンポーン!
それまでお腹だして寝ていた我が犬が起き上がり。
「こんにちは〜」
シッターさんの声。
ワンワンワンワン!
「こらこら!」
カチャカチャカチャ(フローリングを駆け出し滑る音)
「ほら、大人しくして!」
リードを片手に犬のお尻を追跡する私。
ワンワン!ワンワンワンワン!
「騒がない!」
興奮して暴れるため、なかなかつかないリードの金具をようやく首輪に。
ドアを開けて、シッターさんとご対面。
シッターさんに飛び掛かるわが犬。
「こら!飛びかからない!!」
「こんにちは、じゃあお預かりしますね。」
リードをシッターさんに引き渡し、シッターさんは軽々と犬を車の荷台に。
ドタバタの中、我が犬を先一昨日、送り出しました。
そして昨日の夕方、帰ってきました。
「元気にしていましたよ。うちの家のものもこの子を気に入ってくれて。」
良かった。
「ではまた。」
車に乗り込むシッターさん。ふと見下げると、
ちょこんとお座りして黙ってシッターさんを見送る我が犬の後ろ頭。
黙って賢く見送るなんて…どれだけこのシッターさんを敬愛しているのだろう…
家に帰って、へそ天して寝る我が犬を見て、
なんとなく複雑な気持ちになるのでした。
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