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口で噛み 直ぐに飲み込み 白梅ぼし

今日も「噛む」一句。

元々梅干しは小さい頃から苦手で、健康に良いからと親に言われ、無理に食べていました。
一人暮らしを始めた頃、デパ地下の試食コーナーで食べた「南高梅の蜂蜜漬け」。「梅干しってこんなに甘くて美味しいのか」と感動し、以降、梅干しといえば蜂蜜漬けを好んで買うようになりました。

そんな中、10年くらい前にマクロビオテック(マクロビ)を数年続けました。朝ごはんは玄米と豆の味噌汁と梅干しのみ。私が始めたマクロビは徹底した砂糖断ちで、蜂蜜やメープルシロップもダメ。なので梅干しは塩だけで漬けたものを探しました。ネットショップで塩だけ漬けた梅干しを見つけて購入し、食べた時の感想。

口に「痛い」

よく噛まず塊をうっかり喉に入れるとかなりむせてしまいます。容赦ない塩と梅の攻撃。小さい頃に食べた苦手だった記憶が蘇り、梅干しはやめようと思いましたが、一度決めたこと。なんとか食べ続けました。
ある日、友達と有楽町で待ち合わせた時、東京交通会館に入りました。その時に見つけた「うめ八」というお店。梅干し専門店でした。ふらっとのぞいたら店頭で店の方が色々試食を勧めてきたので、「塩だけでつけた梅干しが欲しい」と伝えたら、「白梅干し」が出てきました。これを一口食べた時、

「しょっぱい。でも、痛くない。」

これが私の中で初めて体験した本当の「しょっぱさ」でした。口の中で梅の果肉が広がるので不思議とずっと食べていられます。喉にも優しい。他にも紫蘇入りを勧められましたが、断然この「白梅干し」にハマりました(今でいうヌマる)。
今はマクロビはやめていますが、うめ八の「白梅干し」は続けています。

先週、「白梅干し」がきれ、でもどうしても梅干しが欲しくなり、スーパーで「白梅干し」という表記があった梅干しを買いました。
しかし、食べてみるとやっぱり口に「痛い」。
一生懸命口先で噛み、喉元に当たらないようすぐに飲み込んで食べました。

「うめ八」は今はオンラインショップもありました。今度からオンラインショップを利用しようと思います。
※今日はこの投稿を書きながら始終口の中が梅干しを食べたようになっています。

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