Hisamix

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広告会社コピーライター・クリエイティブディレクターを経てコピーライティング事務所ことばるを開設。 言葉に関することならなんでもを基本に、認定心理士資格を活かして、pcychological copywritingを実践中。

マガジン

  • トランペット徒然話

    およそ半世紀ぶりにトランペットと格闘の日々を始めてしまった私のひとり言。アマチュアトランペッターへの檄になったらいいな。

  • 私をノベル

    拙作の短編小説を集めましょう。

  • フォトフォト

  • 鑑賞日記

    映画を中心に音楽やアート等、感じたこと思ったことを日記的に書きましょう。

  • 言葉の手帳

    覚えておきたい言葉やフレーズをメモしていこう。

最近の記事

病気自慢するよねぇ、歳重ねたら。

18歳の時、唐突に網膜剥離になった。これが、人生最初の入院〜手術。強度の近視が原因らしかった。約三週間ほど入院して、手術。眼球に麻酔注射!という衝撃の経験を経て、私は強くなった。しかし大学の後期試験を受けられず、追試となった。追試では本試験の8割しか得点できないので、良が増えた。軽音の部活も、夏の合宿まで楽器吹奏にドクターストップがかけられた。 次に罹ったのは36歳頃の突発性難聴。後に浜崎あゆみが罹患した病。原因は不明で、毎日通院して二時間の点滴。二週間後には寛解したが、し

    • ヘタと無欲。

      ちょっと気になって読み始めた「バカと無知」という書籍。作家の橘玲(たちばなあきら)という作家が、独自の視点で世の中の事象を分析しているのですが、これがなかなか面白い。D.ダニングとJ.クルーガーという2人の心理学者の研究による考察をかい摘むと、能力のある者は自分を過小評価し、能力のない者は自分を過大評価する傾向にあるという。有り体に言えば「バカの問題は、自分がバカであることに気づいてないこと」だって。これにはダニング=クルーガー効果と名前があり、本書はこうした前提から始まって

      • 屋内練習に使うMute Tubeを作ってみた。

        日々のラッパ練習は、主に近隣の大きな公園に出向くのだけど、楽譜の練習などは家で吹きたい。だけど、近隣から苦情が来るかもしれないし〜という場合に便利な、MuteTubeというものがあるらしい。で検索してみると、楽器店にありました。だけど、高価。こんなものは買えやしない。 そこで思いついたのが手作り。要は小さな防音室を作ればいいわけでしょ?ググってみたら、自作してる人もいて、その方はプラスチックのゴミ箱を使ってる。私も、近所の百均で同じようなゴミ箱を探してみたが、適当なものが見

        • 骨折って、芦屋Jazzフェス参戦)^o^(

          最近では、あっちでもこっちでもJazzストリート。 jazzなんて聴く人ごく限られてるんじゃないの?と思うんだけど、焼き鳥屋でも和食屋でもJazzかかってたりする昨今、街起こしや村起こしでそーゆーのやると、意外と集客してるみたいですね。 この一年、私がお世話になってるフルバンドも、毎年なんらかのJazzストリートに参加するために、お世話役の方が毎回何かと骨を折ってる。なんせ、jazzフェスばやりで、どこも参加バンドが数多いるわけで、抽選やら参加費やらで大変みたい。 今回のG

        病気自慢するよねぇ、歳重ねたら。

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        • トランペット徒然話
          62本
        • 私をノベル
          5本
          ¥100
        • フォトフォト
          5本
        • 言葉の手帳
          1本
        • 鑑賞日記
          2本

        記事

          ロクオンするに、ロックオン。

          トランペットレッスンやバンド練習や、セッションする時にはできるだけ録音するようにしている。え?ナルシシズムだって?そうじゃないんですよ。 そういえば昔、車の中で自分のカラオケ音声をかけるって人がいたけど。そのお方と同じかどうかはわからないけど、、、自分の演奏を客観的に知ることって大事だと思っているのです。特にレッスンでは教わったことをおさらいするために。バンドやセッションでは、全体というよりは、自分が出した音の質や、アドリブ部分がどうだったかを確認するために。実際、自分の声を

          ロクオンするに、ロックオン。

          呪いのコトバはうるさいわ!

          ひと月ほど前の話。またなんですよ。近所の広ーい公園でラッパの練習していたら、正面から車椅子を押しながら近づいてきた、ちょい強面なおっさん。通り過ぎるタイミングで「うるさいわ!」 あーあ。まただわ。半年前にも、アラフォーオバさんに「迷惑なんや!」と怒鳴られた件をここで報告した。 今回は素直に謝ろうと思って「すみませんね」でもつい「オッサン」という言葉を追加してしまったのよ。するとオッサン、重ねて「うるさいわ、ヘタクソが」と言い捨てて去っていった。 むーーーん。いらんこと言うた

          呪いのコトバはうるさいわ!

          それは、ヒビの成果か?ただのヒビか?

          金属アレルギー故の樹脂マウスピース。もしかしてもう治ってるんじゃぁない?なんて思って、念のためにリム部分にマニキュア処理した愛着マウスピースを試してみたら。あ。やっぱり少し唇が腫れようとしている〜ような気がする。 金属アレルギーは気のせいだと思いたいのか、下手なのをマウスピースのせいにしたいのか、とにかく今使っているBrandという樹脂製のマウスピースがベストな気がする。 ある時、何気なく愛用の樹脂マウスピースを見てて気になった。マッピをラッパに差し込む部分、シャンクって

          それは、ヒビの成果か?ただのヒビか?

          あれ?無料お試し期間、過ぎちゃった。。。

          最近愛用している無料の作譜ソフトがありまして。MuseScoreというのですが、これがなかなか優秀で。ピアノから管楽器や打楽器まで、多くの楽器を設定できて、その楽器の音を出してくれる。単体演奏からオーケストラまで、いくつものレイヤーを同時にスコアにできて、音を出してくれる。何より無料っていうのが素晴らしい。 ごく最近知ったのが、他者が作った楽譜がサイトにアップされていること。これをブラウザ上で見たり聴いたりできるのよ。これが便利。楽譜のない楽曲を探せるのだから。ところが、こ

          あれ?無料お試し期間、過ぎちゃった。。。

          第四肋骨を骨折したら。

          骨折でまるっと一週間の入院。ということは、一週間ラッパが吹けない。前記事で書いたが、一日休んだら...二日休んだら...ということで、せめてもと、病室にマウスピースを持ち込んではみたものの、遠慮と痛みの二重作用で、ひと吹きふた吹き程度。 さて、無事鎖骨の手術を終えて翌日退院。さぁ!吹けるぞ!が、医師からは、しばらく(ひと月くらい)は、難しいでしょう、と。その意図は、訊ねていないが、左腕が上げられないから、ラッパを持てないでしょう、と受け止めた。また「難しい」であって、ダメ!

          第四肋骨を骨折したら。

          一日休んだら…取り戻すのに何日?

          ラッパ再始動以来、盆も正月も、1日も欠かさず練習してきた。概ねまる一年半。だってさ、この四十数年のブランクを取り戻さなければいけないし、一日休んだら……。 練習にまつわる格言で、「一日サボると3日戻る」とか、1日休むと戻るのに3日、2日休むと一週間、3日休むと一ヶ月かかる。とか、言うじゃない?同じような名言でも、「一日練習しないと自分にわかる。二日だと批評家にわかる。三日となれば聴衆にわかる。(ヤッシャ・ハイフェッツ:バイオリニスト)」と。 にかかわりませず、とうとう練習

          一日休んだら…取り戻すのに何日?

          英国紳士と出逢ってみたら。

          近所の公園で練習していると、見知らぬ外国人が、写真を撮っていいかと訊ねてきた。 公園で、ラッパ吹きと犬連れは、フォトジェニックならしい。これまでも何度か同じように訊ねられることがあったもの。 ひとつ気づいたけど、プロフェッショナルや、きちんとした人は、ちゃんとmay i take your picture?と訊いてくるが、素人は遠くからこっそりカメラを向けてくるのがわかるのよ。 公園でラッパを吹いていると「うるさいわ」とディスってくる人もいれば、好意的に話しかけてきたり、

          英国紳士と出逢ってみたら。

          その昔、歯なしになった話。

          口で吹くウインド楽器(管楽器)にとって、前歯はとても大切。とりわけトランペットでは、前歯でマウスピースを支えなければならないのです。 私はかつて、学生時代にラッパを吹いていたのに卒業と同時に辞めてしまった理由も、歯に関係があります。もともとへたっぴだったのだけど、卒業旅行の時に、酔っ払って友人に文字通り噛み付いた時、ポロリと前歯が折れてしまった。子供の頃から歯性が悪いと言われるほど歯が弱かったのだけれども、まさか21歳で折れちゃうとは! アメリカ・ウェストコーストジャズの

          その昔、歯なしになった話。

          続Over 50years old men's photo by Akira Nagashima-しょにょ2

          友人のカメラマンが始めた「over 50years old men's photo」という企画に乗っかってスタジオに行ったところまでは前回報告しました。しょにょ続きでしゅ。 弁天町倉庫ビルの一室にあるスタジオCajaでラッパをケースから取り出すと、「ちょっと吹いてみてもい〜い?」と中島さん。昔、吹いてみたことがあるそうです。というわりには、すぐに音が出た!え?!もちろん、ブゥオーって感じの音だけど、一度くらい吹いたことがある人以上に音が出てる。普通はね、トランペットって音を

          続Over 50years old men's photo by Akira Nagashima-しょにょ2

          どんなもんだい?私の発声問題。

          参加させてもらった練習セッションのsax奏者から、後日メールをいただいた。曰く、気になる点として、吹奏時にまず破裂音がしてから実音が出ていると。 この指摘に対して、時々プスっと音出しをミスることを言っているのだと誤解した。が、よくよく自省してみると、そうではないことに気づいた。全ての音の発声のことなのだ。 これまで、音域を広げることばかり気にして、発音についてさほど気にしていなかった。だが、安定して音が出せていないかもとか、音の立ち上がりが不安定だとかは、薄々気づいてた気

          どんなもんだい?私の発声問題。

          もしかしてねんねん粘膜奏法?

          最近になって、ようやく高音域が持続的に出せるようになったと、以前の投稿で書いた。その方法は、概ね口笛を吹くようなアンブシュアだとも。 それでもなお、これでいいのだろうか?と日々自問自答しながら練習を続けているのだが、ふと気づいたことに、高音域になると唇の真ん中へんが振動してて、少し開き気味になっているような。本来、高音域では息の出口が小さくならなければならないのに、開いている気がする。 そこで「粘膜奏法」という言葉を思い出した。粘膜奏法は〜正直言って、聞きかじっただけで、ど

          もしかしてねんねん粘膜奏法?

          トランペットって恥ずかしい。

          トランペットって、私はなんだか恥ずかしい。 オーケストラでも、ビッグバンドでも、「花形楽器」と呼ばれるのだけれど、花形なのは、楽曲のメロディーを担当するリード(1番)トランペットだけ。一般的なイメージとしては、なんとなく波止場で弦を爪弾くさすらいのギター弾きよろしく、岸壁で海に向かって吹いている感じではないですか?そういうのをもじった動画がありましたね。ほら、映画タイタニックのテーマ曲My Heart Will Go Onを奏でるマットって人の動画。笑ロタ。 それはともかく

          トランペットって恥ずかしい。