Hisamix

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広告会社コピーライター・クリエイティブディレクターを経てコピーライティング事務所ことばるを開設。 言葉に関することならなんでもを基本に、認定心理士資格を活かして、pcychological copywritingを実践中。

マガジン

  • トランペット徒然話

    およそ半世紀ぶりにトランペットと格闘の日々を始めてしまった私のひとり言。アマチュアトランペッターへの檄になったらいいな。

  • 耳下腺腫瘍の覚書

    20240614、耳下腺腫瘍切除手術を受けたときの記憶。

  • 私をノベル

    拙作の短編小説を集めましょう。

  • フォトフォト

  • 鑑賞日記

    映画を中心に音楽やアート等、感じたこと思ったことを日記的に書きましょう。

最近の記事

トランペットのアンブシュア。

耳下腺腫瘍手術 99日目。 昨日、術後98日目にして、ようやくlevel4まで戻った気がすると書いた。術前のレベルまであとひと息。なんだけれど、術前がどうだったのか、しかとは思い出せなくなってる。どんなふうに吹いてたのか、どんなアンブシュアだったのか? 明確にわかる指針としては、術前にはできていたはずの 1.ハイBが出せるか。 2.吹けていた書き譜ソロが吹けるか。 3.バンドの譜面をまっとうできるか。 この3つがクリアできていないので、まだ元通りのlevel5ではない。

    • ん!?ラッパのスキル、ようやくレベル4かも。

      耳下腺腫瘍手術後98日目。 術後低下したラッパのスキルを見ていくために、術直前の自分をlevel5と設定して、回復度合いを自己評価した。 術直後は中低音域しか音が出せない状態でlevel1。術後2ヶ月あたりの一月前にようやくなんとかチューニングBの上のF音が出せるようになってlevel2。これは、バンドに加わる前のlevel。そこからずーっと低迷していた。なんとなくだけど、F音がいつでも出せて使えるようになったらlevel3、ハイBに届いたらlevel4、術前に戻れたらl

      • 音楽なのに、音が苦なのよ。

        耳下腺腫瘍手術後70日目。 今月初めから、神経再生に効果があるというビタミンB12(メチコバール細粒0.1)を処方してもらって飲んでいるからかどうかわからないけど、少しづつらっぱの音はマシになってきている。不思議なのは、お!音が出る!となった直後には、アレェまたあかんなぁ。となること。 出るぞー出るぞー、あーダメだったぁ。 まるで狼が出たぞ状態。 とはいえ、所詮素人なんだから〜と開き直って、近所のライブバーで開催されるフリーセッションや、3月から加入しているバンドのリハ

        • おかえり、サイレントブラス。

          6月に手術を終えて帰宅した時に、久々に室内でラッパを吹いてみようとサイレントブラスというミュートを探したが、ない。いつも置いてある場所にない。考えられる場所をすべて探したが、ない。ラッパのケースに入れたか?ラッパにつけたままケースにしまったか?そう思ってすべてさがすも、ない。 外に持って出ることはまずないのだが、誤ってラッパにつけたままソフトケースに入ってたことが2度ほどあるので、その時に外で落としたか?そう思って一応ケーサツにも届けはした。でも、これは可能性は薄い。そんな

        トランペットのアンブシュア。

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        記事

          歩き始めたベイビーのように。

          耳下腺腫瘍手術後61日目。 おお〜歩いたぁ!と思ったら、次の瞬間にはひっくり返って立ち上がれない。そしてまたなんとか立ち上がって。。。 今の私はそんな感じ。昨日は調子よかったのに、今日はまるでダメ。吹き始めには、おおーハイBに届くぅ〜なのに3分後には普通のBがかすれてしまう。まるでヨチヨチ歩く1歳児みたい。 こんな状態を続けているうちに、あれ?前はどうやってラッパを吹いてたっけ。どのアンブシュアが正解かわからなくなってきた。あれ?前からこんなものだったのでは?とか。 ど

          歩き始めたベイビーのように。

          やっとlevel2かな?

          耳下腺腫瘍手術後60日目。 最終目標をlevel10、術前の状態をlevel5としての自己評価。 ラッパを再開し、それなりに中低音の音が出始めた時点がlevel1で、五線譜上のF音に届き始めたのがlevel2として、今ようやくlevel2。去年の前半、このレベルではまだバンドに入ろうとは考えなかった。 だけど今は、すでにフルバンに参加してて、セッションもやりたいと思ってる。ここのギャップが悩みどころ。音楽っていうくらいだから、楽しくなければならないのに、楽しめないフィジカ

          やっとlevel2かな?

          五輪2024に学んだ、私の鳴らんピック。

          耳下腺腫瘍手術後59日目 オリンピック2024に学んだこと。 その1)「神様のイジワル」 卓球女子団体で銀メダル、シングルスで銅メダルを獲得した早田ひな。女子団体試合中に利き手の左腕を負傷したにもかかわらず勝利、インタビューでの発言が「神様にこんなタイミングでイジワルされると思わなくて」。世界で闘うほどの選手でさえ、不測の事態を「神様のイジワル」と感じるんですね。自分自身の鳴らんペットに投影してしまうのですが、調子に乗ってきたタイミングで鳴らせなくなった境遇は、まさに神様

          五輪2024に学んだ、私の鳴らんピック。

          マッピとミュートとアンブシュア。

          耳下腺腫瘍手術後57日目。 トランペットの高音を失って56日。が、実はマウスピースだけだと、割と高い音もピューと出る。ところがそのままラッパに差し込むと音が失せるのです。なんで? さらに、家の中で吹くときに、ミュート(消音器)をつけるのだけど、そうすると、これもやはり上のFからハイBbあたりが出る。お!戻ってきた!と喜び勇んで、近隣の公園でミュートをつけずに吹いてみると、変わりなく音は出ない。なんで? ネット検索しても適当な回答はほとんどないけれど、思うに、マッピやミュ

          マッピとミュートとアンブシュア。

          耳下腺腫瘍治療終了!

          耳下腺腫瘍手術後56日目。 2024年夏、現在パリで行われている五輪。見ていて面白かったのがスケートボードのパーク種目。パークと呼ばれる一画の中に、様々にデザインされた出っ張り?や島?があって、プレーヤーたちはそれらを使って様々な技を繰り出していく。スケボーと身体が一体化して、この空間を自由に駆け回る選手が、楽しげに高得点を獲得していく。 自由。そうなんです。音楽も同じ。この音響空間を自由に駆け回ってこそ、最高のパフォーマンスを発揮できる。スケボーとプレーヤーが一体化する

          耳下腺腫瘍治療終了!

          がっかりなんだよ!鳴らんペットは

          耳下腺腫瘍手術後53日目 昨日は一瞬でもF音が出せたので、希望の光を灯してバンド練習に臨んだ。きっと先週よりも上手くできるだろうって。ところがどっこい、皆と一緒に音出しをするその時、口に充てたマウスピースが硬いバールのようなものになって、普通のBb音さえ上手く出せない。頑張って数小説を吹くも、スカ音になっちまうんだぜベイべ。 やっぱりまだまだだめなんだなぁ。ガッカリだよお前には。 出なくなった音域、音質をリカバリーするには、とにかく基礎練しかない、吹くしかない。そう思っ

          がっかりなんだよ!鳴らんペットは

          おかえり、F音。

          耳下腺腫瘍手術後52日目 ラッパの音が出ない日々を過ごして50日。以前はどんなアンブシュアで吹いていたのかわからなくなりかけてきた昨日。齧られたマウスピースをきっかけに、なんとなく気配が。 マッピだけならハイノートっぽいぷるぷるが出るのに、トランペットに装着するとダメな日々だったが、今日になって、ラッパを口に充てた直後、チューニングBbからCDEF(ドレミファソ)が出た。か細いけど。もちょっと頑張って、ハイBの雰囲気まで。 おやおや?なんだか回復の兆しが見えてきたのかな

          おかえり、F音。

          あれ?もしかして、間違えてた?

          耳下腺手術後50日目 昨日、愛犬に噛み噛みされた樹脂マウスピースを削って吹いてみたら、意外と音が出た。スロートが変形して、ラッパの差し込み部分との間にできてしまう微細な隙間から息が漏れているのだろう、音はよろしくないのだけれど、なぜだかマッピだけで吹いているような感じで、上の音域に届くのです。 正常なマッピと壊れたマッピを入れ替え取り換え試しているうちに、なんとなく見えてきたような。同時に、以前のアンブシュアとは違ってきているような気もして。 まだまったく完全とは言い難

          あれ?もしかして、間違えてた?

          鳴らんペッターに、ありがたいお言葉

          術後39日目 辺り 術後39日目になる日、月一恒例の、田中洋一先生によるアドリブレッスン。ろくに音が出せないという理由で、先月、退院直後のレッスンは前年ながらお休みしたので、2ヶ月ぶりの参加ということになる。3〜5人参加の一時間のグループレッスン。音を出さなくても得られるものはたくさんあるのだけれど、やっぱりみんなと一緒に吹かないと、楽しさは半減です。 ということで、チューニングB以下の音域で参戦するも、何しろ課題になっている楽曲(今回は聖者の行進)テーマすらまともに吹け

          鳴らんペッターに、ありがたいお言葉

          猫汁で顔腫れた事件に想ったこと。

          先週のこと。 ベッドで横になっていると、少し高い出窓に黒い愛猫が見えた。と、彼の方から何か霧のような液体が一滴落ちてきて、右目の目頭に入るのがわかった。ん?猫の体液?唾液?すぐに気持ち悪い気がして洗面で洗い流して念のために保管してあった抗菌目薬フルメトロンをさしたのだけど。 みるみる右目に違和感が広がって、鏡をみるとひどい腫れ。えー!なんだこれは!慌ててネット検索してみると、猫のお口の中には100%パスツレラ菌というのがいて、これが目に入ると失明の恐れすらあるんだって!グェ

          猫汁で顔腫れた事件に想ったこと。

          やられた〜犬には美味しい樹脂マッピ。

          耳下腺手術後49日目 鳴らんペットになった身体を、早く戻したいと思って、いつでも練習ができるように・・・といっても家の中でラッパの吹奏は近所迷惑になるから、せめてマウスピースをと、リビングのローテーブルに常駐させていた。テレビを見ながらいつでもぷぅーっとできるように。 で、今朝気づいたら、床上のクッションのところに白い何かが。ん?これ、マッピ?樹脂マウスピースが転がっているのです。先っぽを噛みかみされて。あ〜あ。愛するバカ犬クーザブろうの仕業。なんか前からキョーミありげだ

          やられた〜犬には美味しい樹脂マッピ。

          戻ってこい、戻ってこいよ、上の音〜d(;_;)b

          術後38日目 毎朝、ラッパを口に充てるたびに、奇跡のように音域がもどているのではないか?と期待して音を出す。最近、一発目、Fから音階を上がっていくと、あ!ハイBが出た!ってことが時折起きる。戻ったか!?と嬉しくなってもう一回息を吹き込んでみると、またあのブォーという土管のような音しか出ない。なんじゃこれは! 夢のようなカムバックはないんだなぁ。その後も、またしてもチューニングBbでさえすぐに息絶え絶えな音になってしまうんだなー。 いったんは出せた音が次の瞬間に消えてしまう

          戻ってこい、戻ってこいよ、上の音〜d(;_;)b