高知一人旅①（2019.11）

「高知の日曜市でたべ歩きしたい」「おいしいかつおのたたきがたべたい、できれば戻りがつお」という野望を抱き、日曜日をはさんで休みを取得。肌寒くなりつつある気持ちよい季節に、高知県へと向かった。

久しぶりの成田空港。離陸の3時間以上前に到着したので、全ターミナルを見学する。難なく、全フロアの見学が完了。高知につくのは15時ごろなので、ここでランチをとる。千葉県にある、つけ麺が有名なラーメン屋さんの支店があったので入り、つけ麺をすする。
予定通り、15時ごろに高知竜馬空港に着地する。高知市には仕事でなんどかきたことがあるが、個人的な旅行でははじめてた。空港から高知駅へ向かうバスのなか、存分に楽しもうとわくわくした気持ちになった。

高知駅は売店が少しあるだけで、駅ビルはなかった。駅ビル好きなため、少ししょんぼりした気持ちになる。駅の売店で、自分用のおやつに「いもけんぴ」を買う。少し歩いたところにある、イオンモール高知を見学。小腹がすいたので、ケンタッキーで骨なしオリジナルチキンを買い、スタバをはしごしてホットコーヒー（クリスマスブレンド）を買い、ペアリングを楽しむ。先日、スタバで「クリスマスを楽しむコーヒーセミナー
」というイベントに参加したとき、ブラックエプロンのバリスタさんが「クリスマスブレンドとケンタッキーのフライドチキンはすごく合う」と言っていて、そのことがずっと気になっていた。その小さすぎる野望も旅先で根こそぎ叶える私の貪欲さよ。

小さな野望を叶えた私はさっさとイオンモール高知をあとにし、駅近くのホテルにチェックイン。シンプルでかわいらしいお部屋だった。高知駅前はきらきらもしていないしピカピカもしていない。なんだか静かでいいな、と思った。

ホテルの部屋で少し休憩し、夜ご飯をたべるために街へ繰り出す。念願の、かつおのたたきとの出会いを求めに。
高知市内といえばひろめ市場だろう、という安易な思考のもと、ひろめ市場へ。たくさんの飲食店が並ぶ市場内をもくもくと一人で見学してみると、どうやら購入したご飯を好きな席でたべられるもよう。夜のフードコート、といった具合だ。ハンターのごとくカウンター席を確保し、かつおのたたきとごはんセットを購入。とにかくかつおのたたきに溺れたかったので、ポン酢でたべるバージョンと塩でたべるバージョンを注文する。

ご覧になって。かつおのたたき、ポン酢バージョンと塩バージョン。

かつおのたたきは、ちょっと信じられないくらいおいしかった。とろけるおいしさだった。夢中でばくばくたべる。
まわりを見わたすと、お酒を飲んでもりあがっている人たちばかりで、私のような一人の女はあまりいない。地元の人と交流したりたまたま居合わせた人と意気投合したりなど、私には1000000000000000000パーセントありえないことなので、一人でもくもくとたべた。

ひろめ市場近くの本屋さんで少し立ち読みし、コンビニでゆずジュースを買い、部屋でだらだらする。ゆずジュースを飲み、いもけんぴをぼりぼりたべ、テレビをみる。のんびりしすぎて1:00くらいに寝る。