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それは本当に、あなたの感情ですか?

2~3年前の話なのですが…


その頃、私はよく
お下がりの服を着ていました。



まだ着られる大量の服をもらい、

「節約にもなるじゃん!ラッキー」

ということで、
その中から好きなものを選別して
着ていたのですが…



そうしたらあるとき、
鏡に映った自分を見て…

「誰?これ」

となったことがありました。。



自分のはずなのに、
自分じゃない人間になったようで、
びっっっくりしました。



そのときに、

< 他人が自分の中に入ってきている >

ということに、
初めて気がつきました。



要は、前の服の持ち主の
考え方や感じ方、
考えたことや感じたことが
服に染み込んでいたのですね。



で、それに気づかずに
その服を着て過ごしていたので…

知らず知らずのうちに
前の持ち主の思考や感覚が
自分の中に入ってきてしまっていたのです。



それで、自分の顔が
分からなくなってしまったというわけです。



それに気づいてからは、
お下がりを着るのをやめました。

服の例を出したのは
分かりやすいからなのですが…



服だけじゃなくて、
私たちは日常的に

自分の感情じゃないものを
自分の感情だと「勘違い」していることが
あるんじゃないかと思ったのです。



それが集合意識であり、
他人の意識です。



ワンネスなどと言われるように…

私たちは実は、
他人であっても
意識の深~~い部分では、
繋がっています。



自分も他人も、ないのです。



それがポジティブに働いているとき、
私たちは幸せを感じられるのですが…

ネガティブに転じているときには、
悪い影響を受けてしまいます。



例えば、

自分は本当はその人のことを
悪く思っていないのに…

その人のことを嫌っている
「誰か」の意識が入ってくることによって、
その人のことが嫌いだと錯覚したり…



自分は本当はお金に対して
良いイメージを持っているのに…

「稼ぐのは大変」「お金は汚い」
と思っている周りの人の考えが入ってくることで、
お金に対して嫌な感情を持ったりするのです。



でもこれらは、
よくよく見てみると…

自分の感情ではなく
他人の感情なのです。



他人の意識が自分の中に入ってきたことで
自分のものだと勘違いしているだけなのです。



ほら、もらい泣きってするじゃないですか。

それも、感情をもらっていると言えますよね。



逆にもらい泣きをしない人は
人の感情をもらっていることも少ないはずで、
今日の内容は役に立たないかもしれませんが…



もらい泣きをするくらい
共感能力が高い人は、
自分と他人の感情の境が
ぐっちゃになっているときが
あるかもしれません。



共感力も立派な才能なので、
プラスに働いていれば
最高なのですが…



マイナスな感情に揺られて
苦しく感じるときには…

よかったら
今日書いたことを思い返して、
自分に問いかけてみてください。



「これは本当に私の感情かな?」と。



気づくだけで、
自分と他人の感情を
分離できるので…

楽になるはずですよ(^-^)




それでは、
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございます。



今日もあなたにとって、
人生の豊かさをたっくさん
感じられる日でありますように!


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