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ももかっぷ【自己紹介と物語の構想1-1】・タイトル(仮):矛盾~最強の矛と最強の盾の攻防

ももかっぷです。こんにちは。
作家とsuckerの間です。

さて突然ですが、以下の画像(Twitter)のコンセプトで物語を創出します。
僕は週刊少年ジャンプを小学校に上がる前から愛読し、
今でもジャンプをこよなく愛する男です。


基本中二病ですが、
中二病であるがゆえに創作できる物語があると信じています。

※本当にすみません。正体は40代のおっさんです( ´∀` )
本当に幸せです。



取り急ぎ、物語のアイディアをまとめてみます
今後、よろしくお願いいたします。
※性質上、今後も追記してまいります。21.5.14日


【設定】
・タイトル(仮):矛盾~最強の矛と最強の盾の攻防
・舞台:日本国内
・対象:生後14日以内に日本国内で生まれた新生児に政府が割り当てる識別データ(通称「矛」か「盾」)
・目的:公開はされていないが、優秀な矛と盾のみを選りすぐり、日本の防衛に資するためとみられる。

【設定2】
・ルール:矛と盾は合法に殺しあい、生き残ったほうがレベルアップする。
・ルール:生後矛盾に選定されると同時に、個別の矛盾がマッチングされるが、自身の相手は16歳になる1月1日までは通知されない。


【設定3】
・しかも、その時マッチングが通知されるのは「盾」のみであり、盾は「矛」に対しての注意を払うことが可能になる。
・矛は、16年間の経験則を活かし、自身の盾を特定し、殺害しなければならない。
盾の年齢と経験が上がれば、当然、殺害は困難となるから。


【設定4】
・矛は満25歳までに盾を仕留められなければ落第する。
・落第とは、盾の職業選択の自由のほか、その他あらゆる自由を制限されること。
社会的不名誉であることはもちろん、その家族・家系の自由競争にも影響を及ぼす。
例えば、父の出世や家族の過去の威光をも失墜させる。


【設定5】
・矛が盾を覚知するための条件はいくつかある。
もっとも基本的なものは、互いが半径50メートル以内に接近した場合に双方のアラームが鳴ること。
このアラームは、当事者以外は受け取れないし、聞こえない。
また、16歳未満でも発動するから、何歳であろうと矛にも通知される。


~続く

✅書き出し(登場人物は仮名です。後日名前は変えますw)


辺り一面が血の海なのに笑ってる男がいる。
「笑ってる場合かよ」
薄れゆく意識の中で思った。あの男は誰だろう。男だよな?
本当に楽しそうに人を殺すんだな。僕はあの男に殺されたんだろうか。
「くやしいよ」
そんなことも僕にはわからない。男は今では別の者を殺すのに忙しそうだ。

「あーあ、今日殺されるって知ってたら、大宮駅なんて来なかったよ。
結局僕はうまくやれなかったようだ・・・
正直、埼玉県に住んでいて、殺されないことがこんなにも難しいとは思わなかった」


今思えば、今日は朝からおかしなことだらけだったよ。
うん、妙なことはいくらでもあった。
でも、結果だけ見れば誰でも言えるわな。
本当に命の危険を感じていたならば、プロならば回避できたはず。
今になって「変な日だった」なんて回顧しているような鈍感だから、殺されちゃうんだよね。


なんて不甲斐ない人生だったんだろう。
母さんと父さんはがっかりするだろうな。
「そんなに早く殺される子に育てた覚えはない!」
っていうに決まってる。
まだ高校も卒業していない。
僕のせいで父さんはこれ以上出世できないかもしれない。
それどころか会社を追いやられるかも。

色々思うところはあるが、それにしても悔しいよ。
何が悔しいって、
あいつがあんなに楽しそうに殺しまくっているのが今も見えるから。
「俺まだ死んでねーからね!色々考え中。回顧中だよクソ野郎が・・・」
「普通ターゲットを狙う時、あんなに楽しそうに笑う?」

林家だよな。
くだらねー大き目の帽子をかぶってるからよくわからないけど、
あの口元は林家だよ。
むしろ林家じゃなきゃ困るよ。
関係ねー他の奴に殺されたって言われたら、
それはそれで末代までの恥だわなw
まあ、林家でいいけど、それにしてもあいつはやっぱりレアものだったね。

僕の名は三遊亭楽太郎。
生まれながらにして「盾」に選ばれたので、
殺されないプロとして生きてきたつもりだったが、
どうやら上手くいかなかったようだ。僕の「矛」(宿敵)、
つまり殺しのプロは林家喜久蔵がマッチングされていたわけなんだけど、
彼に殺られたようだ。暗殺的にね。

むかつくよ。
暗殺的にやられたこともそうだけど、
殺されるに至った武器すらわかりゃしない。
わかるのは後頭部から流れ出る血の量が多すぎて僕の体の
機能が停止しちゃってることと、うつ伏せに這いつくばった地面からは
起き上がれないこと、それと痛みはもうすでに全く感じないこと、


それと、林家のやつがまだ別の盾を殺しにかかってる光景が
かろうじて見えることぐらいかな。
っていうか、アイツって他にも盾がいたんだな。
どんだけ高機能なんだろう。
まったく俺はついてないよ。
こんな日のこんな場所で殺られるとは。
あの野郎、ずっとこの機会を狙っていたんだな。


~続く

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