付き合って1ヶ月

こんばんは！桃花です。

今日で彼氏と付き合って1ヶ月。

昨日は夕方からパパが子供達を見てくれるとのことで、私は彼の家へ行ってきました。

2週間ぶりに会うので、初めはちょっと人見知りをしてしまう。

だけど、人見知りをする間もなく愛情表現。

離婚してから、ほとんど誰かと付き合ったことのない私。

結婚前だって、あまり恋愛経験がない。

付き合うって何するんだろう。

わからない。

でも、きっと相手を知っていくことなんだろう。

お互いこれまでそれぞれ生きてきた。
ちょっと似ているかもとか共感できる部分があったから付き合ったのかもしれない。

でも育ってきた環境も、趣味嗜好も、価値観も全然違う。
40年近く、全く違う人生を歩んできた。
お互いが全く違う。

そんな二人が一緒にいるんだから、お互いのことなんてわからない。
何をどんなふうにしていきたいのかなんてわからない。
そこをすり合わせて、少しずつ前に進んでいくんだろう。

だから私は、一歩引いてとりあえず相手の意向に沿ってみることにする。

彼の家で少しゆっくりしてから、彼の車で夕飯を食べに出かける。
なんだか久しぶりな助手席に少し楽しくなる私。
彼が住んでいるのは、私にはアウェイな場所。
地元では人気だというラーメン屋さんに。
彼の運転なので、私だけ先に缶ビールをいただく。
なんて贅沢なんだろう。
とっても美味しいラーメン。
子供達のことを気にすることなく、ゆっくり食事できることだけですごく幸せに感じる。

帰りにコンビニで酒とつまみを買ってまた彼の家へ。
少し飲んで、就寝。

あぁ、もうちょっと飲めたな(笑)
もう少し、飲んで、酔っぱらって突っ込んだ話もしたかったな。
結局マッチングアプリでの出会い。
まだまだお互いに知らない部分もあって、モヤモヤして聞いてみたいこともある。
でも、なかなか単刀直入に聞く勇気がない。
そして、昨日の私も聞くことができないまま床に就く。

前回、彼の家にお邪魔した時は、息子の試合があったから、寝ている彼を置いて朝５時に彼の家を出て来た。
だから今日は、朝もゆっくり過ごせるなって、少しだけわくわくしてた。

枕が変わって、夜中はあまり眠れなかったのに気付いたら爆睡していた私。
朝目覚めると、隣に彼がいない。
トイレかな・・一服かな・・
まだもう少し、彼の温もりに触れたい私は、
布団にくるまりながら、彼を待つ。

・・・
数分経っても彼は戻ってこない。
これは、きっと先に起きてしまったのか。
私も下へ降りて行く。

ソファーでごろ寝している彼。
え。。。私、なんか悪いことしちゃったかな。
夜中、くっつきすぎてうざかったかな。
不安になってしまう。

そういえば、トラウマのように思い出す。
数年前、マッチングアプリで出会った人。
いい感じだったのに、一夜を共にした途端に返信が来なくなり・・
何かした？？と尋ねると
「夜中にべたべたされて、全然眠れなくて嫌だった。」
その一言を告げられて終わった。

そういえば元夫もそうだった。
スキンシップが嫌いな人で、いつも誘ってはキレられていた。

怖い。
私ってだめなんだ。
昨日だって気を付けて寝ていたつもりだったけど、
相手にとっては嫌だったのかもしれない。

すごく、気まずい。
どうしよう。
ごめんなさい。

とりあえず明るく振舞って、
隣に行ってみるけど、
彼はずっと携帯を見ている。

何しているんだろう・・・
画面を見てはいけないなって思いながら、
気になってちらっと見てしまう。
ラインとかではなくて、ネットサーフィンをしているよう。

携帯を置いて、私を見て！！！
子供みたいに思ってしまう。

だけど、思いは通じず、足を触ったりとちょっかいを出してしまう私。

「やめて」

「あ、ごめんなさい」

あぁ、やってしまった。
どうしよう。

跳ぶように彼から離れて、私も平静を装って携帯を手にして、
どうしようって焦りながら、新聞を読む。

沈黙が数分・・・

どうしよう。

話を切り出せない。

私って本当に、自分に自信がない。
改めてそう実感する。

ずっと相手の顔色をうかがっていて、
嫌われるのが怖くて
自分の意見も言えない。

あぁ、やっぱりだめだったのかな。
べたべたしすぎちゃったかな。
それ以前に、私に何か決定的にだめなところがあるのだろうか。

もう、終わりなのかな。
すごく不安になる。
どうしよう。来週の彼の誕生日、有給を取っているけど、
でももし嫌われちゃったら・・
その休みで免許更新に行こうかな。
最悪な想像もしてしまう。

彼が一服に出て行って、戻って来て、気を取り直して明るく振舞って
また少し、たわいのない会話をする。

そろそろ準備したら？って言われて、
着替えて彼の家を後ににする。

バイバイしてから、彼に何気ないラインを送って、
私はまたママの顔へ。
でも、やっぱり簡単には切り替えられない。

気になって気になって、

地元に戻って
娘を迎えに行って、息子のバスケへ。

ママの顔に戻らないといけないのに、
ママ友さんたちに明るく接して、
明るく息子に声援を送らないといけないのに、
私はまだ沈んでいる。

しばらくして、彼から返信が来る

「昨日は来てくれてありがとう。明日からも頑張って。」

「昨日はごめんね」って返信して、

それきりもう返事が来ない。

バスケが終わって、相変わらず息子は疲れて癇癪を起こして、
私はまた虚しくなって。

だけど、帰って、少しすると息子は冷静になっていて、
キレた後におりこうさんになるパターンで、

お風呂に入れて、
久しぶりにママが作った料理で、３人で食卓を囲む。
それが本当に幸せで

良かった。子供達がいてくれて良かった。
やっぱり、私はママなんだから、頑張らないと。

今日は父の日。
どうしてパパと離婚したの？と娘。
元夫や子供たち、こんなママでごめんなさい。

きっと少し時間を置いたら、彼からひょっこり返信が来るかもしれない。
やっぱり私の取り越し苦労だったって終わるかもしれない。
そうであってほしい。
やっぱり私はまだ彼を信じてる。

自分に自信がなくて、
自分自身も信じてあげられていないけど、

きっと誰かと付き合うって
お互いの事を知るだけじゃなく、
自分自身の事も、きちんと信じてあげられるようになることなんだなって感じた。

ちょっと落ち込んでしまったけれど、
相手にどう思われるかじゃなくて、
自分がどうしたいかだよね。
完璧な人なんていないよ！

私はありのままの自分でいられるようになりたい。
それで全部いいんだよって
そんなふうになりたい。