完全で完璧なチューリップを描こう

みなさん、こんにちは。

さぁ鉛筆とノートを持って

完全で完璧なチューリップを
描いてみてください。
または、
イメージしてみてください。

所要時間2分。

どんなチューリップを
イメージしましたか？

●綺麗に咲く真っ赤なチューリップ⁇
●風になびくチューリップ⁇

「完全」
「完璧」

このワード混乱したかな？
すごーく気持ちがわかります。
そのチューリップ覚えていてね‼︎

わたしは観察する事が大好き。
人間観察も、生き物の観察も、
芸術作品をじっくり見るのも、
なにもかも。

何が好きって、
そこに至るまでのプロセスを
知れる事がたまらなく好き。

五感で感じとる。
耳に触れる音、
目に入る名前のないだろう綺麗な色、
鼻腔を通る爽やかな空気　　etc

イメージするだけで
ワクワクが止まらない。

小学生の時に広がる空想の世界のように。

昔、クラシックバレエで
よくコンクールや舞台に参加していた。
たった1分の踊りに
費やす練習時間は何ヶ月、何年、
意味がわからないくらいの時間で、
もう、相応のオタクじゃないと
耐えられない。

それでも好きだった。自分を知れるから。
友達と遊べなくても関係なかった。

でもねどれだけ練習しても
結果にはいつでも満足しない。

唯一満足していたのは
その結果に至るまでのプロセス。
その時の自分の在り方に対してだけ。
そこに美しさをわたしは感じていたの。
（もちろん完璧に舞台を終える事も大切。）

よく、
「本質を見ましょう‼︎」

なんて言葉を耳にする。

本質。

とても大切だよね。

でもね、感じるの。

わたしを含めて本質を捉えるって
本当に難しいことなんだろうなって。

100%のうち10%も理解できているのかな。

みんなどう思う？

完全で完璧なチューリップの話に戻るね‼︎

土から咲いている綺麗な
チューリップが10%だとしたら
残りの90%は土の下に埋まってる。
私たちが見えないところに。
それがチューリップの本質であり、
それを含めて
完全で完璧な姿ではないかと私は思う。

伝わるかな？＾＾

人も同じ。
私たちが見ている自分自身や相手の姿は
きっと10%くらいでね、

残りの90%は
とても深くて
宇宙のように広く
奇跡の連続を通して
表に見える10%に繋がっている。

私ってまだまだ足りないと
感じているかもしれない
あなたも、
わたしも、
もうすでに完全で完璧で
ただ見えていないだけなんだよね。
もうすでに持っているの。
見えなくて生かしきれないだけなんだよね。

この感覚を大切にこの地球を生きると、
不揃いな野菜が愛おしくて、
朽ちてゆく生花を最後まで
見届けたくなって、
むつけてそっぽを向く彼が可愛くて、
顔を知らないあなたの幸せも
祈れる自分がでてきて、
空飛ぶ鳥に気持ちをのせて
一緒に旅する様な気持ちになれる。

今この瞬間全ての出来事が完璧で完全な
タイミングで自分の目の前に
訪れていることに気づく事ができる。

本当の美しさとは
本当の本質のある場所を
しれた時にハートいっぱいに
溢れ出すほど感じれるんじゃないかな＾＾

さぁ！携帯を置いて
空を見上げよう！

公園や畑にいって土に触れてよう！

生き物に触れて心を通わせて
両手を胸に当てて自分の鼓動を感じよう！

あなたの目に私はなれない。
私の目にあなたはなれない。

答えは全部自分の中にある。
自分を知れた分だけ世界を知る事が
きっとできるはず。

本質を見ることは神聖な場所を知ることで
1番のたからもの。

愛を込めて。