最果タヒに出会った私は高校2年生
今までの人生で一番長いお付き合いをしていた「彼」との恋愛が終わった
高校2年生の冬。
図書室通いが始まったのも、同じ時期で
なぜか分からないけれど、高校の図書室で最果タヒ(敬称略)を見つけました。
「夜空はいつでも最高密度の青色だ」
こんなにも語呂も良くて響きも素敵なタイトルにまず手を取るし
何書いてるか正直、一度見ただけでは理解し難いんですね。
でもそれが、失恋したての私にはちょうど良くて
そこからどんどん最果タヒの世界観にハマっていきました。
その後、夜空はいつでも最高密度の青色だは映画化されたり
三部作が出版されていったり
東京で詩の展示会が開かれたり(どの展示会も行きました)
そして、ハマったわたしというか
最果タヒの言葉に影響されたわたしが脚本を書くようになってました。
処女作は高校の作品で、最果タヒに出会う前
恩師の指導のもとバリバリ書いたけれど
2作目は自主制作作品、卒業劇場「きみとみきのなか」
影響を受けて書いた作品、でもどこか「モモエっぽい」になった作品
「モモエはこういう作品を描くんだね、面白いじゃん」
ってな感じで、多くの人から言ってもらえた作品
この作品に出演してくれたメンバーは3人、以来相棒になっていった汐音。
そんな汐音が京都にまで来て演出と演者をやってくれる
最新作「もうすぐ日は落ちて、退屈はまだ間に合う。」
@ 中宇治BASE#C
こんなに一緒に作品に取り組める仲間を
この先の人生で見つけることができるのだろうか
というぐらい、もう安定した相棒です
(とても彼女は気まぐれで、気分屋だけど役者の筋はしっかりある憎めない女)
彼女は唯一無二なキャラクターかと言われれば
また違う、っていうか
例えば、誰しもが良く見られたいと思う気持ちであったり
例えば、どんな女の子でも少なからずある
「わたし可愛いじゃん」っていう気持ちであったり
なんだろうな
どこか自分と共感できる部分を持っているような
人が生きている中でどこか隠している部分を表現するのに
汐音という役者は長けているんじゃないか
と、わたしは思いますけど。
魅力的な役者であることは間違いないと思うので
関西圏初進出の役者
桐朋学園芸術短期大学演劇専攻でより、専門性を兼ね備えた役者
地元岐阜の演劇活性化に熱心な役者
汐音(しのん)と私が生み出す作品を
どうぞ見に来てください。
9月18日(土) 「もうすぐ日は落ちて、退屈はまだ間に合う。」
客席開場は開演30分前 観劇料500円
1st stage 11:00〜
2nd stage 15:00〜
10月30日(土) 「もうすぐ日は落ちて、退屈はまだ間に合う。」
+「まだ非公開の新作(汐音一人芝居)」
客席開場は開演30分前 観劇料1000円
1st stage 11:00〜
2nd stage 15:00〜
ご予約はこちらから
どうぞ、よろしくお願い致します。
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