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#516 決断の遅さが問題をこじらせる

福島原発事故による処理水の海洋放出についての問題

明らかに、決断の遅さによって問題がこじれてしまった

処理水に問題がないのであれば、もっと早くデーターを示し、話し合いの場を設ける必要があった

被害を被るのは地元の人達のため、すべて解決するまではいかずとも大半の方が賛成した後、海洋放出という形を取るべきだった

ただ、処理水をためておくタンクがまもなく満杯になるというこの時期に決断してしまっては、処理水の安全性よりもタンクが満杯になるという物理的な要因により決断したかのように思われてしまうため、明らかに遅い判断であった

問題を先送りしてしまった国の責任は大きい

諸外国では同じような処理水を普通に海洋放出しているという話を聞くため、日本だけ基準が高いのか、ここまで放置しておいた原因でイメージが悪くなったのかもしれない

無理やり推し進めてしまうと衝突が起こるため実際に海洋放出を行うまでに少しではあるが、時間があるため地元の方に説明をするなど交流を図る必要がある

問題を先送りしてしまうと、余計にこじれるということをもっと理解してもらい、今後の行政運営の糧としてもらいたいものた

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