普通じゃないことが普通になってしまった世界

教典  107  「普通じゃないことが普通になってしまった世界」

2020年9月。台風10号が発生して、九州の左横を通過していったが、過去最大級の大きさで、台風がかかってない地域にまで、雨や風の影響が出た。

ところどころでは、被害も発生しているようです。

私は昭和生まれなので、昔話ばかりになってしまうが、昔は台風と言えば、沖縄→九州→四国→紀伊半島→東海地方を通って温帯低気圧になって過ぎていくというのが普通だった。

それが今ではどこを通ってもおかしくない。

数年前に、広島で大規模な災害に見舞われたことがあったが、中国、山陰地方に台風が押し寄せるなんて考えられないことだった。昔は。

そして、今年のコロナウイルス。

インフルエンザでさえ、春にはおさまるのに、コロナウイルスは気温37度。40度を超えても感染する。

人々は、真夏でもマスクが手放せなくなった。

旅行も気軽に行けない。

コンサートにも行けない。

在宅勤務にテレワーク。

ねぇ。これからこれが普通になっちゃうの？

お店で買い物じゃなくて、ネット注文、宅配サービス。

たとえコロナウイルスが終息するなり、ワクチンが開発されたとしても、今まで普通だった頃には戻れない！

そして、この「普通じゃない」ことが、これからは「普通」になっていく。

しつこくて申し訳ないが、昭和生まれの私は、やっぱり頭の固い部分があって、それを受け入れられないというか、ついていけないところがある。

なにせ、キャッシュレス決済もやったことないし、メルカリもやったことがない！

きっと、これから「豊かさ」の定義も「お金」の定義も「自由」の定義も変わる時代がすぐそこにきているんでしょう。

そんな時代の変化をこの目でみられることは、私にとっては幸せなことです。

私は、エアコンのきいた家で、好きなものが食べられて、ハマってるYouTubeをみながら、愛猫とまったり過ごせたら、それでいいんですけどね。