読書感想文『平場の月』 朝倉かすみ著
あらすじ
須藤が死んだと聞かされたのは、小学校中学校と同窓の安西からだ。須藤と同じパート先だったウミちゃんから聞いたのだという。青砥(あおと)は離婚して戻った地元で、再会した時のことを思い出す。検査で行った病院の売店に彼女はいた。中学時代「太い」感じのする女子だった。五十年生き、二人は再会し、これからの人生にお互いが存在することを感じていた。
最初からネタバレありなので、知りたくない方はここでスルーしてください。
50歳の大人の恋愛ではあるけれど、普通と違うのは、彼