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5月の読書記録


5月は10冊読めた!やったー!


印象的だった本は、

ナナメの夕暮れ
サークルクラッシャー麻紀
ハンチバック


『ナナメの夕暮れ』

オードリー・若林のエッセイは面白いと聞いていて、気になっていたので読めて嬉しい。
若林、なるほど確かにめんどくさい人だ。
オードリーなんてこんなに人気者でこんなに売れている芸人なのに、こんなに曝け出して大丈夫?と心配になる。
周りと自分の違いに悩んで葛藤して努力して、それが面白さ・才能となって開花する人ってどれくらいいるんだろう。
厄介で、捻くれてて、めんどくさくて。さらにそれを世に晒しても大丈夫なんだ、と思わせてくれたのが、私にとってかなり大きい。
このエッセイを読んで、自分もnoteに書くとき、あまりカッコつけたりせず、めんどくさい部分も少しずつ書けるようになったと思う。
それを面白いと思ってもらうための文才がまだないけども。
とにかく、これを読んで「たりない」こともなかなか悪くないと思えたのは、これから先、ずっと心のお守りになると思う。

『サークルクラッシャー麻紀』

文学系YouTuberの梨ちゃんが紹介してて、Kindleにあったので読んでみた。短編だからサクッと読めるし、めちゃくちゃ面白かった。
男ってしょうもないな〜って思う話なんだけど、純文学みたいな文体なので、不思議と高尚なものに思えてくる。
「ブス・マリアグラツィアの生涯」の話が忘れられない。ふとしたときにこのエピソードを思い出してしまう。短編なのに、面白くてここまで考えさせられるのすごい。



『ハンチバック』

あらすじも作者も全く知らずに読んだら、なかなか衝撃的だった。そういう意味で、貴重な読書体験できた作品。



ちなみに、『ゆっくり、いそげ』は読んですぐに、実際に胡桃堂喫茶店に行けたという経験はなんかグッとくるものがあった。
著者がクルミドコーヒーや胡桃堂喫茶店をはじめたエピソードが『ゆっくり、いそげ』には書かれている。




こうやって書いてると、どの感想もちんけだなぁと思う。自分には面白い本を紹介するための文章力がないことに絶望。
「めちゃくちゃ面白い」「印象的」「衝撃的」以外にボキャブラリーがない。

面白い読書感想文を書けるようになるために、もっと本を読むしかない。








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