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5.10 大好きな本屋、蟹ブックスにいってきた

6時半起床。7時半にタクシーを呼ぶ。
空港に着いて、TSUTAYAへ。
4/17に発売された三宅香帆さんの「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」を探す。見当たらないので店員さんに聞いてみると入荷されていないとのこと。残念。
オードリー若林氏の「社会人大学人見知り学部 卒業見込」を購入。今回の旅のお供は君に決めた。

ちゃんと南の保安検査場が近いと確認したのに、搭乗口と搭乗案内のグループの数字を見間違えて、端まで歩いてしまった。1時間前に空港に着いたのに空港の中をぐるぐる歩くか、トイレ行くかしかしてない。朝に白湯を飲むと異常な尿意に襲われる。1時間のうちに3回も行った。一体何しにきた?
JALは連絡バスに乗らずに搭乗できるから楽ちんだ。機内は人も少なくて快適だった。本を広げては閉じてうたた寝したり、また本を広げたり。こういう何もしなくていい移動時間が大好き。

羽田空港着。東京は大阪と違ってめちゃくちゃ親切に電車の線の案内してくれてるから安心、と思ってたのも束の間、品川駅の山手線で何度もホームを間違える。油断するな?

やっとこさ、中央線に辿り着く。
予定を変更し、急行に飛び乗った。
予想はしてたけど、中央線が好きだ。福岡でいうと、西鉄大牟田線で見る景色に似ていた。ゆるやかに地方に向かっていく感覚。のんびり穏やかな景色。乗っている人もなんだか落ち着いたような雰囲気に見えた。


最初の目的地はここ。

今読んでいる、「ゆっくり、いそげ」の著者・影山知明さんが経営されている喫茶店。

入ってすぐに分かる素敵で趣ある雰囲気。スタッフの人の柔らかい接客。影山さんの本はまだ半分くらいしか読めてないけど、影山さんマインドが十二分に反映された本当に素敵なお店だ。

2階の窓際に通される。賑やかすぎず、静かすぎす。心地よい空間。
すりガラスから見えるバスもいい。バスが通る街っていいな。

金曜日のランチ、「春野菜と鰆の蒸し野菜定食」を注文。美味しい。オリーブオイル、塩胡椒、にんにくっていうシンプルな味付けなのに味わい深い。シンプルだからこそ春野菜が甘さが引き立つの。

ご飯にのってるおかかと胡桃のふりかけもすごく美味しい。これ自分でも作ってみたい。

普段は、定食なら黙って唐揚げ定食っしょ!っていうスタンスの私でもこちらの定食には完敗です。じんわりと優しく満腹になっていく感じ。
食後に胡桃堂ブレンドを飲んで読書した。至福の時間。

近所にあったらここで友人とランチしたい。休日の朝に1人で読書しにきたい。
この時点でもう国分寺に住みたいと思い始めてきた。

再度中央線に乗車。三鷹(UNITE)、荻窪(本屋タイトル)に下車したくなる誘惑に打ち勝ち、高円寺に到着。中央線沿線に住みたいよ〜
マンスリーマンションを1か月ぐらい借りて、中央線の本屋巡りするっていう妄想をした。人生にそんな時間があったっていいよね。

初高円寺。高円寺は高円寺っぽい〜!!!っていう人、店が佇んでいて1人で興奮した。商店街がある町ってすごくいい。

今日の旅行の一番の目的はここ!!

大好きな花田菜々子さんが店主をされている本屋さん蟹ブックスです。
この看板を見たときめちゃくちゃ興奮した(2回目)。
Chapters bookstoreのYouTubeで初めて蟹ブックスを見たときに、この世にこんな素敵な本屋があるんだって衝撃を受けて、そのときから大好きな本屋。チャプターズと黒鳥社のYouTubeの蟹ブックスの回は何度も見ている。
このときに花田さんを知って著書を読むようになった。




ワクワクで入店。奥にひっそりと花田さんがいる...!興奮を抑えて、本棚を眺める。楽しい。
花田さん、本棚をゆっくり見たいお客さんにとって、書店主としてこうであってほしいっていう完璧な佇まいだった。こちらに気にかけすぎず、気にかけなさすぎず。プレッシャーをまったく感じず、ゆっくりじっくり本を選べたのがとても良かった。ポップの作り方も本を邪魔せず、買いたくなる一言が書かれてるのもよかった。そしてまんまと買った。

話しかけたら気さくに話してくれて嬉しかった。書店主さんが書かれている本を読むということは、その作家に会いに行けるということ。それがなんだか不思議な感覚だった。
会いたい人に会えて、行きたい場所に行けて、欲しい本が買えてすんごく幸せだった。

本当はもう1軒行きたい本屋があったのだけど、なんだか気持ちがいっぱいで。この余韻を楽しみたくて、ホテルに帰ることにした。


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