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メロン狩り遠足

この間の休日に、メロン狩りに行った。
縁あって誘っていただいた「なかよし会」というメンバー。私と母は初参加した。
これがパワフルで大爆笑の嵐だったんだよなあ。

年齢は、“おばちゃん”というくらいの人たち。全部で30人くらい。少し若い人、少し高齢な人もいた(あまり年齢のことばかり言うと怒られそう笑)

関西のおばちゃんの集団ってめっちゃ強い。久しぶりにそんなことを実感した。

勝手に漫才が始まる始まる・・・。

みんなの住んでいる地域の名前を頭につけて、「○○の吉本新喜劇」だなんて例えていたけれど、本当にそうだなあと感心してまた笑ってしまった。

その日の面白エピソードや感じたことを書いてみたいと思う。


バスの中で始まる漫才

きっといつも恒例?なのか、2人のおばちゃんがご指名される。「えーーー」とか言いながら、ちゃっかり前に出てくれる。素晴らしい!
なぞなぞが書かれたカンペが2人に渡される。1人がぎこちなく読みあげる。「アゲ、タベ、ル、ナニ・・・」。すかさずもう一人のおばちゃんが「この人、ひらがなが読まれへんねん」と突っ込む。爆笑が起こる。おばちゃんもいじられて笑う。「なんて書いとうかわからへんもん」

「揚げものを食べる日は何曜日?」
しばらくして、誰かが「金曜日!」と言った。前のおばちゃんは、「誰誰!大きい声で言って!」と言った。なんか学級会でもしているような、でもちょっと違うような。学級会にしては、全員が積極的すぎるわ。

「幼稚園の子が着る服の色は?」の答えは、「エンジ色」だった。「園児」だから。2つ隣の席のおばちゃんが答えた。あのおばちゃん、ちょっと静かに座っているけど、なかなか頭が冴えていて、ほとんどの問題正解していた。
2つ隣のおばちゃん、正解したタイミングで「1曲好きな曲をどうぞ!」みたいなことを言われた。もう、何の流れでそうなってくるのか、不明だ(笑)
明らかに静かそうなおばちゃんやから、「いやいや」と断るんかと思ったところ・・・・立ち上がって喋り出した!恐るべきおばちゃん。ほんまに人生長いこと生きてはるんやなあと、みんな肝がすわっているというか何というか、いらん心配ばかりしてないというか・・・ほんまにすごい。
「歌は歌われへんけど、さっきクイズで出た英語の覚え方やけど・・・」
歌じゃないのに有無を言わさぬ雰囲気でどんどん喋ってくれる。
「月曜日は・・・・金曜日は唐揚げとフライデイ。土曜日は久しぶりにご無沙汰デイ。日曜日は太陽さんさんデイ。」
あまりに流暢な発表だったため、ほとんど忘れてしまって残念。

久しぶりのビンゴゲーム

ビンゴってすごい。やったことない人なんていないと思う。ルールを知らない人もいないと思う。誰が考えたのか知らないけど、すごいゲームだ。老若男女、誰でも楽しめる。上手い下手は関係がなく、ただの運ゲーだ。なのにこんなに簡単に盛り上がる。これから複数人でゲームをやる時間があったら、ぜひやろう!と思った。
今回は、景品だってあるという。うれししいいい。景品のないビンゴゲームはビンゴゲームじゃないもんね!

感じた「適材適所」

代表・世話役をしてくれているおばちゃん。いろいろなところから繋がって集まった人たちの、得意・不得意、性格、特性をよ〜〜〜〜〜く理解している・・・!周りを見る力もすごくて、今誰がどんなふうに・・・ってとてもよく見て気を配るのがうますぎる!この場所ではこの人に!という適材適所で、話を振ったり、役割を任せたりしていた。こんなにたくさんの人がいるのに、誰も文句を言わないし、誰も悲しんだりマイナスな気持ちになることがないに等しいくらいだと思う。ただただすごい。私は終始、尊敬のまなざし。

こんな遠足に参加することなんてなかなかない。私はどんな役割で今回参加していたのか。おそらく、「一番若い」という役割。

いつも遊ぶメンバーや友だちの輪の中とはまた違った私だったかもしれない。だけどそれも含めてとても楽しかったし有意義だった。

私もこうやってみんなの居場所になれるような場所を作りたいな。
そう思った。
素敵な人と素敵な人が。友だちと友だちが。そんなふうにみんなが繋がっていくと、本当に大きな力が生まれるんだなと思った。
ありがとう、な1日でした。

読んでくれてありがとう♡