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薬膳を作るための2ステップとは?これを知れば薬膳が作れる!

こんにちは。国際薬膳師の大坪モモです。

健康のために薬膳をはじめてみたいけれど、
どうやって作ればいいのかよくわからない・・・
そんな人は多いかもしれません。

薬膳とは、東洋医学にもとづく食事法のことで
わかりやすくいえば
「体内バランス(体質)を整えて不調になりにくい体を作る食事」です。

この薬膳を作るにはどうしたらいいか。
それは、次の2ステップで考えることがポイントです。

【ステップ①】自分の体内バランスをチェックする

【ステップ②】体内バランスに合わせて食材を選ぶ

これだけで、薬膳は作れてしまうのです。
意外と簡単そうだと思いませんか?

体内バランスに合わせて食材を選ぶってどういうこと?

でも、「体内バランスに合わせて食材を選ぶ」というのが
いまいちピンとこない人もいるかもしれません。

東洋医学では、どんな食材にも
体内バランスの違いによって向き不向きがあると考えます。

例えばトマトは
一般的にリコピンが豊富で体にいいといわれ、
万人向けの食材と考えられがちですが、
薬膳では「熱を取る食材」に分類され
熱の量が多い“暑がりタイプ”には向いていますが、
熱の量が少ない“冷えタイプ”の人には不向きだと考えます。

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このように薬膳では、
体内バランスよってとったほうがいい食材や避けたほうがいい食材が
変わる
わけです。
そのため、まずは体内バランスをチェックすることが
大切ということなのです。

体内バランスをチェックしよう!

ということで、さっそく体内バランスをチェックしてみましょう。

体内バランスとは、大きく分けて次の8タイプに分類されます。

①エネルギーの量が足りない「エネルギー不足」
②エネルギーの巡りが滞っている「エネルギー停滞」
③血液の量と質が足りない「血液不足」
④血液の巡りが滞っている「血流停滞」
⑤体内の水分が足りない「潤い不足」
⑥余分な水分が溜まっている「水分停滞」
⑦熱が足りない「熱不足」
⑧余分な熱が体内にこもっている「熱過剰」

この8タイプそれぞれのチェックリストを以下にご紹介しますので
ぜひチェックしてみてください。
①~⑧のうち、もっともチェックが多かったものが
現在のあなたの体内バランスとなります。

【①「エネルギー不足」チェック】
☐ 顔色が白いか黄色っぽい
☐ 疲れやすい
☐ かぜを引きやすい
☐ 息切れしやすい
☐ 大して動いていなくても汗をかく
☐ 食欲がない
☐ 軟便または下痢気味
【②「エネルギー停滞」チェック】
☐ 顔色が暗い
☐ ため息が多い
☐ イライラする
☐ げっぷやしゃっくりが多い
☐ 胸やのどがつかえる
☐ 胸やわきが張るように痛む
☐ おならがよく出る
【③「血液不足」チェック】
☐ 顔色が青白いか黄色っぽい
☐ 唇や爪の色が白っぽい
☐ 目や皮膚が乾燥気味
☐ めまいや立ちくらみがある
☐ 動悸がよく起こる
☐ 眠りが浅い、または夢をよく見る
☐ 手足がしびれる
【④「血流停滞」チェック】
☐ 顔色が暗い
☐ クマやしみが目立つ
☐ あざができやすい
☐ 針で刺すような痛みがある
☐ 肌が乾燥しやすい
☐ 便の色が黒っぽい
☐ 舌が青紫っぽい
【⑤「潤い不足」チェック】
☐ 頬が赤い
☐ のどがよく渇く
☐ 目や皮膚が乾燥気味
☐ のぼせや熱感がある
☐ 手足の裏が熱い
☐ 寝汗をかく
☐ 舌が赤くこけが薄い
【⑥「水分停滞」チェック】
☐ 顔色が黄色っぽい
☐ 体が重だるい
☐ むくみやすい
☐ たんが多く口の中が粘る
☐ 胸がつかえて食欲がない
☐ 舌が分厚く歯形がついている
☐ 舌のこけが白く厚い
【⑦「熱不足」チェック】
☐ 顔色が白い
☐ 冷えやすい
☐ おなかが冷えて痛む
☐ 息切れしやすい
☐ 朝に下痢をすることが多い
☐ 頻尿で尿の色が薄い
☐ むくみやすい
【⑧「熱過剰」チェック】
☐ 赤ら顔
☐ 汗っかき
☐ 呼吸が荒い
☐ 食欲旺盛
☐ 尿の色が濃い、排尿時に熱感がある
☐ 便が臭い
☐ 舌が赤く舌のこけが黄色い

いかがでしたか?
現在のあなたの体内バランスがわかったら、
さっそく体内バランスに合わせた食材を食事にとり入れてみてください!

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