外出が怖かった私が実践している低血糖症対策
低血糖の症状に悩まされている人の中には、症状がでることに対する不安や心配で体調を崩される方もいるでのはないでしょうか。
私自身、24歳で低血糖の症状がでるようになってからは、症状のキツさももちろんありましたが
仕事中や外出先で症状が出たらどうしよう、という不安がずっとありなかなか安心して外出することができませんでした。
不安から気持ち悪さがでてきたりすることも。
(症状がでたときの話↓)
今回は低血糖の向き合って、その不安を解消するためにどのようなことをしてきたかを3つ紹介しようと思います。
1.お菓子などの軽食を持っておく
低血糖の症状は血糖値が下がって起こるので、糖分を補給すると症状が落ち着きます。
外出するときはいつ症状がでても対応できるように必ずお菓子やすぐに食べられるものを携帯していました。
私の場合はカロリーメイトみたいなバータイプのお菓子と一口サイズのミニおにぎりをよく持つようにしており、「お腹空いてきたかも」という時点で口にするようにしています。
お守りのように持っておくだけでも不安や心配が軽くなり安心して過ごすことができるので、症状が出やすい方は必須です。
私はできるだけお腹が空く前に食べるということを意識していました。
例えば、朝ご飯を9時に食べたとしたら11時ごろに一口サイズのおにぎりを補食として食べるというような感じです。
2.「帰っても良い」ことを念頭におく
「もしきつくなったら早退しても良い」
「途中で帰っても全然良い」
ということを常に思っておくことも大切だと思います。
仕事などの場面だと簡単に帰ることができないことはもちろん理解していますが
「やばい、どうしよう帰れない」と思いながら我慢すると、より不安や緊張が起こり悪化してしまったり、嫌な記憶になって今後外出することが怖くなることもあります。
「いつでも帰っていいんだ」
「少し休ませてほしいと伝えればいい」
と思っているだけでも楽になると感じます。
低血糖がでやすい方は旅行なども不安がつきまとうかと思うのですが、一緒に行く人がいれば理解してもらい「何かあれば帰る」もしくは「予定変更しても良い」と考えておくと良いかと思います。
私も仕事中に低血糖の症状がでたことがあるのですが、その時は「帰っても良い」という考えがなく1人で我慢してとても辛かった経験をしました。
低血糖は意外と周りの人も知ってくれている場合が多いので(特に女性の方は)もし可能なら職場の人にも伝えておくと良いかもしれません。
3.ちょっとずつ行動を増やしていく
一気にたくさん行動してしまうと不安をかんじて辛いと思うので、少しずつ行動範囲を増やしていく方法です。
例えばゴールが「旅行に行く」ということだとしたら、まずは3時間外出してみて問題なさそうなら時間を増やしていく。
ちょっとずつできるようになることで、自分で対しても自信がつくし、これぐらい行動したら少し体調に影響するなとわかってくるのでおすすめです。
外出することも難しい場合はもっとハードルを下げても良いと思います。
駅まで行ってみる。一駅だけ電車に乗ってみる。などなど
無理にハードルを上げてしまうとキツくなってしまった時に自信を失ってしまったり落ち込んでしまうので、自分のペースでできるところからやってみると良いと思います。
少し時間はかかるかもしれませんが、私も最終的には飛行機に乗って旅行にも行けるようになりました。
でも決して無理はせず、できるだけ心を許している人や低血糖のことを理解してくれている人と行くことができればとても良いと思います。
まとめ
低血糖の症状がでるんじゃないかという不安は、なかなか周りにも伝わらず不安で落ち込むことが多いんじゃないかと思います。
私も友人との外出はかなり減りましたし、友人との旅行は一切行かなくなりました。
ですが、家族との旅行や症状のことを理解している人とは安心して落ち着いて行けるようにもなりました。
今症状に悩んでいる人にとっては「良くなるのか」という不安がある方もいるかもしれませんが、私が一年以上低血糖向き合ってきて思うのは、必ず改善していくということです。
完治するかと言われると私自身完治にまでは至っていないので、断言することはできませんが、以前に比べると症状はほぼでなくなりましたし事前に防ぐこともできるようになりました。
ぜひこの記事が誰かの参考になれば嬉しいです!
では、また〜