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推しを見た、輝くもの

ここ最近で1番辛いとき。

推しに会いたくなってしまいました。





頑張るってなんだろう


限界社畜オタクこと私、
相変わらず仕事に苦しんでいます。



頑張れど頑張れど成果が出ない。


おまけに顧客とのコミュニケーションもうまくいかない。



自分の選んだ仕事の特性上、色々と覚悟していたつもりでしたが、
とにかく辛いことが多すぎる。



人ってそういう状態が続くとどうなると思いますか?







私の場合、頑張る意義を見失いました。




こんなに大変な思いまでして、
頑張って成果を出すことの価値ってなんだろう。




こんなに辛い世の中で頑張ることに、価値はあるのか。




たぶん、ない。




ここまで辿り着いてしまった思考回路はもう止められません。




そんなことを帰り道で考えていると、

おまけにバスも目の前で行っちゃうし。




次の便が来るまでベンチに腰掛けて待ちます。

残業続きで22時。


車通りも減ってきました。




気持ちも身もぐちゃぐちゃで、心がぐっと締め付けられるような感覚がありました。







ふと思います。

推しに会う予定があれば少し心は軽くなるのかな。




それは単純に好きな人たちに会いたいっていうのと、


なぜだか、会うと仕事が上手くいくっていうジンクスが自分のなかにあって。


というのも推しにあった後、1.2週間はある程度、成果を上げられてきました。(私調べ)



推しに会う予定があるから仕事に気合いが入るのか
もしくは会ってパワーがもらえるから仕事が上手くいくのか、真意は定かではありませんが。




それでも

会えばまた上手くいく気がする



なんとなくそう思いました。





好きなアイドルの現場はないため、
もう1つの趣味のお笑いの現場をさくっと調べます。


ありました。
好きな芸人さんの出番でした。


え、すごい偶然じゃん





座席確認をします。



ありました。
まだ座席がかなり空いてます。


…もう行けってことか!




私は3日後のチケット、往復の新幹線を瞬く間に確保しました。


お笑いを観てちょっと嫌なこと忘れよう!の遠征が決まりました。





推しを見て思った


仕事よりも少し早起きして、新幹線に飛び乗りました。
今回は日帰りなのでほぼ手ぶらです。

近所のイオンモールに行くくらいの装いでした。


行く道中、流れる景色を見ながら考えました。



“この世界で頑張る価値はない。


頑張ったって、報われないことの方が圧倒的に多いのに。


辛いことの方が多い世界で頑張ったって、意味ない”




頭はネガティブから抜けきれないので、そんな言葉がループします。


それでも、もしかしたら現場に行けばなにか考えが変わるかもしれない。

私にとって現場は、ポジティブになれる場所だから。





東京に着いて、2公演ライブを観てきました。


たくさん笑って、楽しい気持ちに包まれました。



公演の合間には散歩をして、
いつもと全く違う景色を見てリフレッシュしてきました。








この世界で頑張る価値はない。

少なくとも私は、そう思っていました。

そんな世の中で頑張っている、好きな芸人さんを見てきました。






頑張るって、素敵だ。

きっと出てた全組の芸人さんもいいことばっかりじゃなくて、
大変な思いしながら働いている。




それでも芸人さんの頑張る姿は

私にはとびっきり輝いてみえました。




だから
きっと、頑張ることに価値はあるんだと思います。




その価値が何かは、はっきりわからないけど。




それでも頑張っている人は輝いているから。



きっと価値はある。







思い返せば
物心ついた時からオタクの私は、
主にアイドル、ここ数年はお笑いにもハマっていました。

(ドルオタ、お笑いにハマったお話はこちらから↓




自分が昔から熱を注いできた推し活って
要は、誰かを全力で応援するってことです。



たくさんのステージに心打たれてきました。


思い出の歌を生で聴けて、号泣したこともあった。


パフォーマンスで胸がいっぱいになったことも。


面白すぎる漫才で、過呼吸になりそうになった。

見たことないネタが今でも心に残っていて、思い出しても面白い。





どれもこれも、全力で頑張る人たちが産み出した努力の賜物。熱量の高いステージ。




そんなステージに魅せられて、生きてきた。

励まされてきた。



冷静に数えたくないほどに遠征費と時間をつぎ込んできました。






私が追いかけてきたものこそが、

頑張る人たちがつくりあげた輝くもの。







だからきっと、頑張ることって人を魅了するほど素敵なんだ。


報われるかどうかはわからないけど。





そんなことを

現場に行って思いました。




現場に行ったそのあとは、

案の定仕事が上手く行きました。







今でもちびちびクレームをもらって、心折れることも山ほどあって。

そのたびに頑張る推したちの姿を思い出します。




あんな風に輝けるとは思わない。


けれど、頑張るのはかっこいいと知っているから

あんまり迷うことがなくなりました。



「この仕事に意味はあるのか」
「頑張って何になるんだろう」と思う前に


目の前のことを頑張ること自体に

きっと価値はあると信じて。





とはいえ、ずっと頑張るのは疲れますからね!

少しずつ力を抜きながら、ちびちび頑張るだけです。


無理せず、皆さんの推し活も充実しますように!


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