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【🇺🇸②】オペア準備〜保育経験編〜
こんにちは。2024年6月からアメリカのカリフォルニア州で、オペアとして働いているあもかです。
オペアとは、有償住み込みベビーシッターのこと。詳しくはこちらをご覧ください。
ベビーシッターをするためには、保育経験が必須になります。幼稚園や保育園、教員資格を持っている人が多いようですが、わたしは国際系の大学を卒業→そのまま商社に就職。学生時代から子どもが好きで、よく近所の小さい子たちと遊んでいたものの、完全未経験者です。
どうやって必要な保育時間をクリアしたのか、具体的に何をしたのかをここに書き記しておきます。
提案されたモデルスケジュール
オペアでアメリカに行くと決めたのが、2022年12月。その時の理想のプランとしては、1年半後の2024年3月退職、5月出国でした。しかし、引き継ぎの兼ね合いで4月退職、6月出国に変更しました。
オペアのエージェント、Intraxに登録時、推奨されたスケジュールはこちら。
保育経験を積んで、英語力を上げる
↓
24年2月までに(希望日4ヶ月前)
書類の提出(保育推薦状や無犯罪証明書、指定のフォーマットで通院先の診察書など)
プロフィール完成
↓
24年3月までに、ホストファミリーと面談開始(3ヶ月前)
↓
24年6月までにホストファミリー決定・ビザ申請・渡米準備(0ヶ月前)
資料でも、面談のときも、3〜6ヶ月前までには書類や保育経験を満たし、プロフィールを作成し、ホストファミリーとのマッチング作業に入った方がいいと言われていました。
プロフィール完成希望は2024年1月。
残り約1年で0-2歳児200時間以上、年齢規定なしで+100時間以上必要でした。
「完全未経験」と言っていますが、細かく言うと15歳離れたいとこのお世話経験があります。5年以上前なので自分の中で、0でカウントしていました。
Intraxの場合、親戚や兄弟のお世話も保育経験数に含むことができますが、推薦状は必ず、親族以外の非血縁者からでなければなりません。
まずは保育先探し〜ひたすら情報収拾〜
会社員だったわたしにとって、保育に関われるのは土日祝のみでした、また、副業が禁止だったため、ボランティアのみで絞っていました。
幼稚園や保育園は土日は午前中のみがほとんど。
1年半では規定時間に足りない。
児童養護施設、乳児院はどうだろう?
学生時代から養子縁組や里親制度に興味を持っていて、ここなら土日祝も受け入れてもらえるのじゃないか。と思いました。
自宅から通える施設を検索。7施設見つかり、メールや電話、問い合わせページからボランティアさせてもらえないか連絡しました。
コロナや施設側の受け入れ状態から5施設断られましたが、養護施設1つ・乳児院1つで月5回ほどボランティアさせてもらえることに。
ちなみに、エージェントにも受け入れ施設がないか確認しましたが、参加可能頻度の少なさから紹介できるところがないと言われました。
具体的な保育内容
2023年1月からボランティア開始。
〜児童養護施設〜
月2回 3〜7時間 幼稚園、小学生の遊び相手
・ひたすら公園で走り回る
・おままごと、占いごっこ、パズルやカードゲーム
・近くのスーパーで買い物
・掃除機、食器洗い、洗濯畳みなど簡単な家事
おもに、決まった幼稚園児〜小学校高学年までの子どもたち数人と関わっていました。月に2回、食事を含めて日中のほとんどを一緒に過ごさせてもらって、家事もさせてもらって、オペアになるための基盤はこの場所で作られたと思っています。
〜乳児院〜
月2-3回 3-5時間 0〜2歳前後のお世話
・食事補助、寝かしつけのサポート
・一緒に遊んだり、ひたすら抱っこ
・近くの公園で走り回る、ベビーカー押す
0-2歳前後の子どもたちのお世話を手伝わせてもらいました。別のボランティア団体経由でもボランティアとしてくる人が多いらしく、受け入れ態勢は整っていたように感じます。
保育推薦状について
ボランティアを初めて1年ほど経ち、保育経験時間が規定を超えました。(ホストファミリーに見せる保育時間は完全自己申告です。)
Intraxでは、親族以外からの保育経験推薦状2通が、次のステップである「ファミリー探し」に進むために欠かせないアイテムです。
わたしは2通とも、養護施設の職員さんにお願いしました。
フルネームや電話番号、メールアドレスを聞いて、サイトの保育推薦者の枠に入力。完了するとその人のアドレスにエージェントから自動で推薦フォーム入力のURLが届くそうです。
「どれくらい前から推薦者(わたし)を知ってるか」
「その人の特徴は何か(選択制)」
「オペアとしてふさわしいと思うか」
などの質問がいくつかあるようです。質問は全て英語のため、事前に訳した紙を渡しました。簡単なアンケート形式で、10分ほどで終わっていました。
1年以上に渡って、月5回以上保育に携わって
ほぼ保育未経験から1年かけて学んだこと。
・子どもの変化はめまぐるしい
・食欲恐るべし
・乳幼児は一瞬でも目を離すと何か口に入れる
・小学校高学年にもなると、わたしより発言・考えが大人びてる
幼すぎる子どものお世話は無理だ。
言葉の壁がある異国で、丸一日まだあまり喋れない子どもと過ごすのは不安すぎる。
そう感じました。
幅広い年齢での保育ボランティアを経験して、できれば5歳以上、複数の子どものお世話がしたい。と思うようになりました。
ご縁があり、今はオペアとして小学生1人、幼稚園児1人の2人のお世話をしています。(ファミリー決定までの流れはまた別の記事で。)
渡米してまだ1ヶ月弱ですが、どこの家で、どんな子どもで、どれくらいの頻度でみるのか。すべて、ホストファミリー次第です。
保育経験ゼロから始まった、わたしのオペア計画。ホストファミリーの一員になりたい。という意思だけで、どうにかなっています。まだわからないこと、慣れないことだらけですが、勇気を出してアメリカに来てよかった。と思う日々です。
オペアを目指してる保育未経験者のみなさんに、小さな選択肢を提供できればと思い、記事にしてみました。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
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