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お互い働いてたら結婚ってかなりハードだと気付いた話②【プロポーズ編-前編-】

筆者プロフィール
・平成5年生まれのアラサー
・17歳から摂食障害
・IT企業と大学職員のダブルワーク(たまに近所のパン屋でバイト)
・令和5年2月~IT企業を休職中。現在週2日勤務

プロポーズ:2023年5月31日に至るまで

私とパートナーは交際期間約1年で入籍という形に至りましたが、その1年の中に「交際開始」→「同棲」→「婚約」→「入籍」をぎゅっと詰め込みました。世の中には出会ってすぐに結婚を決める方もたくさんいると思いますが、現在のパートナーと交際を始める前まで、5年間付き合っていた恋人がおりましたので、自分としては「よく進めたな」という気持ちがございます。

「関係がなぁなぁになって、結局結婚に踏み切れず別れてしまった」という同棲あるあるも耳にしますが、まさに私も、何なら同棲前からその事態を危惧していました。

引っ越しの予定もなく妊娠もしていなければ、結婚しても日常に変化はありませんし、実際結婚してみて「やっぱり結婚周りの手続きや諸々の準備は大変だ」とも感じますので、男女関係ないかとは思いますがそういう煩雑な物事を先延ばしにしたくなる気持ちもわからなくもないです。

プロポーズのきっかけからの気づき「友達からの一言はでかい」

今年のGWに、パートナーの友人数人を自宅に招いてすき焼きを食べました。うち1人は30代女性で、彼女には数年間同棲している恋人がいます。すき焼きをつつきながら彼女が「真面目な話~、、」と話し始めました。聞くとパートナーとは仲は良く、落ち着いた関係を築けているものの、肝心な話・大切な話ができなくなっていると感じるとのこと。「自分自身、将来子どもを持つことへの執着もないから、別れるかもしれん」と。

お開きになった後、私のパートナーが言うのです。「さっきの話を聞いていて思った、というか思っていたけど、あなたとは大事な話をしていきたいと思っている」。
正直、自分の半ニートのことについて、経済的な心配をしているのかと思い焦って聞き返しましたが、どうやら私との将来のことのよう。「わたしはあなたとずっと一緒にいたいと思っている」と床に転がった状態で私を見上げながら言いました。

そんなベロンんベロンに酔った、トドのような態勢で言うことか、という気持ちと、ニートのことじゃなくて良かったという安堵と、正直に嬉しい気持ちとありましたが、「これが曖昧なプロポーズとして落ち着かれては困る」と、私の中のロマンチスト部隊が盛り上がり、『しっかりプロポーズされ隊』が軍を率い始めました。「私も同じように思っている。だから、ちゃんと改めて話し合おう。プロポーズはちゃんとしてほしい」としっかり伝えました。これがプロポーズへ向けた大きな一歩となりました。

その翌週は彼の誕生日だったこともあり、外食へ。そこで、翌月に控える交際1年記念日のプランを相談しました。彼とは、私の「プロポーズされ隊」が発足してから何度か結婚の話をするようになり「交際1年記念日プロポーズ大作戦」を練り始めていました。
というのも彼から「1年記念日にプロポーズする」と事前発表があったから。
ここで「あぁ、この人にサプライズというドキドキを求めてはいけないんだ」と私は確信しました。
事前にスケジュール共有をいただいてしまえば、もう私の中のロマンチスト部隊も松明を消して去っていきます。何となく残念に思う気持ちも正直ありましたが「プロポーズさえきちんとしてくれれば、それで純分だ」と踏ん切りもつきました。

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