ある出会いから学んだもの
こんにちは、momo🍑です。
今日は昨日すごくためになったお話を聞いたので文字に残しておきたいと思い記事を書いています。
昨日はお休みだったのですが大きな出費が重なり、急遽大井町のスナックに派遣として働くことに。
大井町。名前は聞いたことあるけれど初めて降りる駅でした。
品川から一駅で飲み屋も多いらしく、サラリーマンの方と近所の方が多い印象でした。
都会的でどこか下町のような雰囲気を感じさせる不思議な町でした。
私の働くお店は昔からの小さなハコのスナック。
少しカタコトのお姉さまに説明してもらっていると、ドアを開けて入ってきた常連のおじさま。
他にもお客さんが来店されたのでわたしはおじさまとマンツーマンで話すことに。
普段関わる機会の少ないタイプの方で緊張しながら話し始めると、いくつか共通点が!
さらにこういったお店では仕事のお話はあまり話さないのが基本。
ですが興味がありすぎて根掘り葉掘り聞いてしまいました。
多趣味なおじさま
まずかなり多趣味な方で休日はソロキャンプ、読書を楽しまれているらしい。
カジノにもよく行っていたり、ゲームが昔から大好き。
現在はフリーランスでゲームの企画に携わるお仕事でかなり売上を上げているとのこと、、。すごい
もともと会社員として働いていたらしいのですがうつ病になり、退職。
その後知り合いのつてでカジノがきっかけでお仕事の依頼をもらったらしい。
その業務形態が業務委託だったらしく、フリーランスを目指してなったというより成り行きでなったそうです。
今のお仕事は好きなことを仕事にされているから楽しいんですか?
思わず気になって聞いた。
皆がよく口にする好きなことを仕事にすると嫌いになる、が本当なのか気になった。
それは好きじゃない仕事をしている人がいっているだけだよ。確かに好きなことに携わっていても飽きることは全然ある。好きなことで働いてもそう感じるんだから、好きじゃないことで働く人はすごいと思う。
なんだかすっと腑に落ちた。確かにそうかもしれない。
ゲーム企画の魅力は自分の好きなことや趣味がそのまま仕事につながることだそうです。
さらに、読書のお話から小説を書いていることを聞きました。
わたしもいつか、自分の本を出したいと思っているのですごく興味深いお話!
昔あるコンクールで最後のギリギリまで残ったそうです。今その受賞者の人たちは芥川賞をとったりしているらしく、つながりってどこで生まれるかわからないものですね。なんて話をして盛り上がった。
仕事には、好きの掛け算が重要
おじさまと話していてとても勉強になったこと。
それが「好き(興味・得意)の掛け算」という言葉です。
何か一つのことを頑張ろうと思ってもそれには上がたくさんいる。
例えば、ゲームが好きな人、ゲームを仕事にしたい人なんてたくさんいる。
じゃあその中でカジノに詳しい人は?この時点でだいぶ絞られる。
さらにそれをゲームのシナリオに落とし込める人は??
そこは自分の独壇場になる。
一つを突き詰めるのではなく、自分にしかできないことをする。
わたしならネイル×ヘアセット×コミュ力×ライティング
といった具合で自分の味をだせるようになったらかなり強いのでは?!と思わせて貰えた。
東京には’’文化’’がある
おじさまの出身地は福岡。博多や天神のような栄えた街ではなく田舎だったそうです。
上京してどうですか~?どっちが住みやすいです?と私が聞くと即答で東京。
田舎特有の人間関係が嫌いらしい。
地元にいる弟には良さが理解されないらしい。
おじさんが「東京には文化がある」そう言った。
例えば美術館に行きたい。と思い立っても田舎には限られた美術館しかない。
しかし東京には数えきれないほどの美術館があり、個展やイベントも定期的に開催されていて行く場所に困ることなんてないのだ。
あと東京には本当にいろんな人がいる。様々な価値観であふれていて、多様性という時代の最先端にいると思う。
良い意味で他人に興味がなく干渉されない環境は居心地がいい。
満員電車がつらい、人が多くて疲れると思い早く地方移住をしたいと思っていたわたしはハッとさせられました。
東京だからこそ学べる事、刺激がたくさんあるからこそ自分の成長につながる。
飽き性なわたしにぴったりの街かもしれない。
もう少し東京で過ごしてみようと思わせてくれた言葉でした。
人との出会いは一期一会。
ある一夜の出会いが私の価値観を少し違う角度から変えてくれた。
接客業はこんな発見があるから面白くてなかなかやめられません(笑)
おじさま、ありがとう🌙