米国では「オミクロン株」の感染死亡者数が「デルタ株」の感染死亡者数を超えました!

「オミクロン株は感染力は強いが重症化率がデルタ株より低い」という報道がされています。これは事実です。

しかし、重症化率低下と感染者数増加で、感染者数増加の割合の方が高くなれば、当然「重症者総数」はオミクロン株の方が多くなります。

重症者総数が多くなれば、当然「感染死亡者数」も多くなる訳です。

米国は既に3回ワクチン接種の割合が日本よりずっと多いのに「オミクロン株」の感染死亡者数が「デルタ株」の感染死亡者数を超えました。

決して「弱毒株ではありません」ね。

米国よりワクチン接種率の低い日本で「同じペースで感染爆発」すれば、「オミクロン株」の感染死亡者数は「デルタ株」よりずっとずっと多くなる確率が高いと考えるのが普通でしょう。

第5波でも死亡者数が多かった訳ですが、第6波はそれ以上にしたいのでしょうか?

「第5波と比べて死亡者数がまだ少ない」のような発言をされる自民党の元大臣様は「経済のためなら多少の犠牲は仕方がない」と思われているのでしょうか?

ここまで感染爆発すれば、日本の感染症医療や救急医療の体制を考慮して、ずっと前に「全国に緊急事態宣言」を出していても良かったと考えます。

感染爆発で感染者が多過ぎて「経済活動停滞」が自然に生じているので、感染者数を減少させる対策を放棄してしまうのはいかがなものかと考えます。

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