政府のGo Toトラベル関連感染者数は氷山の一角!でも、もう緊急事態宣言レベル!

政府は「Go Toトラベル関連感染者数」が少ないと発表していますが、わかっている数は氷山の一角でしょう。

まず、この数を正確に出すには、

①「Go Toトラベル前後で旅行者が無症状でもPCR検査を受けること」

②「関連する、旅館をはじめ、クーポン利用の外食店などの従業員を1週間に1回もしくは最低2週間に1回定期的に検査すること」です

これを行っていないのに「正確な数」など把握出来ないのです。だから「関係ない」とも「エビデンスがない」とも言えません。

私の予想では、感染が収束する前に「Go Toトラベル」を開始したと考えています。ツアーに「無症状の感染者」が一人いたとします。他のツアー客に感染をうつします。うつされた人がほとんど無症状なら「見ないクラスター」になります。また、発熱したとしても、重症にならない限り、「Go Toトラベルに参加したあと発熱した」と「受診」したり「保健所」へ相談したりする人の割合は少なそうです。「旅館の方も熱さえ出なければ検査しない」ので「隠せる」のです。日本人はそういう民族である可能性が高いからです。ですから政府の発表は「隠しきれなかった感染者数」なのです。

この私の予想の可能性は「絶対に否定出来ません」。何故なら、上記の①②の検査を行っていないためです。行っていないので、「私の予想は妄想だ」とも言えないのです。

増加のスピード、感染経路不明の人が多いこと、「見つかった場所が家庭内」は「経路不明」でしょう。職場も「はじめに職場に持ち込んだ人」が特定できなければ、複数人が同時に持ち込んだ可能性もあり「経路不明」なのです。つまり、現在増加の新規感染者のほとんどが「経路不明」なのです。これは「見えないクラスターがある」でしか説明できません。「一度に多くの人が接触するのは旅行で観光地」でしょう。「満員電車では時間が短いこと、マスクを外さないこと」などから否定的でしょう。他に「見えないクラスター」があるなら教えてもらいたいぐらいです。

これらのなどを考えれば「私の予想」の方が納得出来るものと考えます。

しかし、原因が「Go Toトラベル」などとしても、現在はすでに「市中感染化」してしまったと考えています。感染症は原因がわかってもその原因を中止するタイミングが悪ければ「感染者数を減少させられません」。「見えない感染」がそこら中で起きてしまえば、はじめの感染原因など関係ないのです。「武漢やヨーロッパの人」から日本の感染が始まってたとしても、現在は全く意味がないのと同じです。

昨日の全国重症者数が313人と春の緊急事態宣言中レベルになっています。それなのに感染拡大地域は「Go Toトラベル見直し」などと余裕を見せています。指数関数の上昇フェーズの数字の増え方は頭では想像しきれません。

私はもう「手遅れ」ではないかと推測しています。

Go Toキャンペーンなど「全部中止」にしても感染拡大は止まらないと予想しています。

きっとこの後大騒ぎになるでしょう。

その時に「非常事態宣言」を出す勇気が政府にあるか問われることになるでしょう。

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