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『都会のトム&ソーヤ』シリーズ 10歳の本棚

我が家の子供達の幼児期〜小学校低学年の読書体験は、私の読書体験と重なるところが多かったですが、小学校中・高学年になると私も子供を通して新しい本に出会う事が増えました。

もうすぐ冬休みなので、年末年始のお供のご参考に、上の子供(10歳)が特にお気に入りの本達をリストアップしてみます。

🔹都会のトム&ソーヤシリーズ

中学二年生コンビの謎解き&冒険もので、ゲーム作りも盛り込まれているので、ちょっと本を読んでみようかな?という方にもオススメのシリーズです。
個人的にはにしけいこさんが、挿絵を担当されてる事に、おぉっ!と小さく感激してしまいました。
作者のはやみねかおるさんの他の作品もお気に入りで、『怪盗クイーン』シリーズや、『名探偵夢水清志郎事件ノート』、初期の『怪盗ピエロ』もオススメです。

🔹魔使いシリーズ

『魔使いの弟子』魔使いの弟子となったトムが魔物と対峙する冒険ファンタジー。大人も十分に楽しめる内容で、全12巻ですが、英語版はしっかりナンバリングされているのに、日本語版は少し順番がわかりにくいので読み順ご注意が下さい。

🔹西遊記
皆さんご存知の古典ではありますが、やはり子供には魅力的なお話で、『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズの斉藤洋さんによるシリーズ(全15巻)描写が生き生きとして、文章が読みやすいです。


🔹はてしない物語

こちらは永遠の名作ですね。私も大好きだった本で、子供に渡したところ、一気に読んでいてとても嬉しかった一冊です。あらすじは、本を読んでいた少年が、その物語に呼ばれ、本の中の世界を救うファンタジーです。もちろん『モモ』もオススメです。

🔹ブレーブストーリー

異世界冒険ファンタジーで、しかも、宮部みゆきさんの作品。主人公もゲーム付きの小学5年生と、感情移入もしやすいかもしれません。こちらは冊数も少ないので、冬休みの読書にピッタリで、映画も併せて見ると更に楽しめます。

並べてみると、冒険ものやファンタジーが中心になりましたが、室内でぬくぬくとみかんを食べながら、もしくは、移動中の電車の中で、或いは旅先の寝る前の時間に、空想の世界に没頭する至福の時間を楽しむのも、素敵な冬休みの過ごし方かもしれません。

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