コロナ感染後は脳に悪い食事を避けよう
まもなく全国的な大寒波がやってくるそうで(白目)
憂鬱な細川です☃️
さて、気を取り直して前回の記事では、新型コロナウイルス感染による脳への影響についてまとめ、とくに高齢者においてアルツハイマー発症リスクが高まることや高齢者以外でも感染後に嗅覚や認知・記憶をつかさどる脳の領域の萎縮・減少による影響があることをお伝えしました。
そして、記憶をつかさどる海馬のサイズは、
年収や教育レベルより食事の影響が大きいこともお伝えしましたね。
新型コロナ感染後は“脳の認知機能の低下を遅らせることが大事🧠”と専門家が唱えていますが、であれば“脳に悪い食事”は避けたいもの。
オーストラリアのディーキン大学が60〜64歳 255名を対象に約4年間、食生活のアンケートと脳のMRIを撮った研究があります。食生活は「よい食生活」と「悪い食生活」に分かれており、その内容は以下のとおりです。
その結果、健康的な食事パターンの参加者たちは平均的な食事パターンの人より左海馬の体積が45.7mm3が大きめであったのに対し、不健康な西洋型の食事パターンの参加者たちは左海馬の体積が52.6mm3小さくなっていたことを明らかにしています。
若者は大丈夫かというと20代対象の同様の研究でも
海馬へのネガティブな影響が報告されています。
食事が脳に与える影響については、
日本人対象の研究でもあります。
ここでいう“よい食事とは=多様性:いろいろな食品を食べている”ことですが、国立長寿医療研究センターが40〜80歳の1,683人の食生活と脳の海馬・灰白質のサイズを4年間で2回計測したところ、いろいろな食品を食べる食生活が海馬の萎縮を抑制している可能性があることを明らかにしています。
食事の多様性(いろいろなものを食べること)を食べているグループと食べれていないグループを全5グループに分けて4年間の海馬の減少率をみてみると一目瞭然ですね👇
これらの脳に「よい食生活」と「悪い食生活」を比べると、明らかに異なる点があります。それは“脂質”と“抗酸化物質(ファイトケミカル)”です。脂質は脳の大部分や脳細胞などのつくるのに欠かせない材料ですが、人のカラダにとってウェルカムな脂質とそうでない脂質があります。
この“カラダにとってウェルカムではない脂質”こそが、新型コロナウイルス後遺症の“慢性炎症”にも通じる話になりますが、体内の炎症を誘発してしまう性質があるのです。
花粉症も始まるシーズンですから、
最大限避けたい脂質といえますね。
詳しくは次回!
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そこで、新たにオーストラリアの研究で抑うつ症状を緩和した食事内容(増やした食材/減らした食材リスト/gつき)をまとめたリーフレットも特典として追加します※PDFダウンロード
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