新型コロナ感染により脳の老化が進む⁉︎
この年末年始でコロナを経験した人がことさら多い印象ですが、
COVID-19に感染すると特に高齢者において脳の認知機能が低下することが知られており、家族としては一層心配になってしまいます。
なぜか?という点が明らかになっていなかったのですが英オックスフォード大学やハーバード大学の医療センターが行った研究によりCOVID-19に感染すると脳に変化が起こる可能性があり、ここでもやはり炎症物質がキーワードでした。
新型コロナに感染した高齢者では、1年以内にアルツハイマー病を発症するリスクがなんと50~80%増加することが約620万人の米国人を対象とした調査で明らかになっており、コロナ感染だけでも心配なのに、なんていう置き土産をおいていくものかと(風邪でこうはならん)
感染者は回復後に複雑な知能タスクをこなすのに少し苦労していたそうです‥。
但し、どの変異株においても同じ影響があるのかや今後脳が自然治癒する可能性もあり、COVID-19による脳の萎縮が固定化されてしまうものなのかはまだわかっていません。
いやいやいやコロナ感染で脳が萎縮する‥!?
とんでもないなと思うわけですが、記憶をつかさどる脳の領域でいうと「海馬」が有名ですよね。実は、食事の内容が不健康なグループは左海馬が52.6mm3が小さく、食事の内容が健康的な人は平均的な食生活の人より45.7mm3大きかったことがハーバード大学の研究で明らかになっています。
収入レベルや教育レベルよりも
食事のパターンの影響が大きいことも明らかにしています。
(性別、年齢、労働環境、喫煙、投薬等を除外して食事だけで見ても大きい)
つまり、新型コロナ感染による脳の記憶領域の維持•回復は食事抜きでは語れず、“不健康な食事”は追い討ちをかけることになるので、脳のためにも良い食事をしたほうがいいことは間違いなさそうです。
(ちなみにここでもキーワードは抗炎症!)
どんな食事がよくてどんな食事が悪いのか
については次回取り上げますね。
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