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日常のモヤモヤを書いてみる。

日常のモヤモヤとどう向き合うか。
その問題の解決に導いたのは、
言語化することの力を知ったことではないだろうか。
これができようになって日常のモヤモヤと
うまく付き合えるようになった。

日常モヤモヤして過ごすことは多い。
それは、誰かの言った一言に心奪われてしまった瞬間とか、
うん、それは違うんだけど、我慢しておこう。
そう思った時はもうモヤモヤが始まっている。
反射的に反論してもやっぱりモヤモヤは残っている。

モヤモヤはほっておくと危険だ。
モヤモヤする感情は、日々増幅して
気がつくとモヤモヤの面積は日々広がっていく。
重症な時は心を乗っ取られそうになっている。
だからできることなら早めに解決したい。

このモヤモヤが何かというと、
自分の価値観と状況とのずれを
私たちに知らせてくれている時かもしれない。

本当は気づいている
でも、それを表面化させたら色々厄介だし、
面倒くさいから蓋をしておこう。
そんな状態がモヤモヤしているのかもしれない。

そしてそれは、蓋をしたら知覚できない、
だからいつまでもモヤモヤして、
結局同じようなシュチュエーションで再発し続ける。
そうやってモヤモヤ曖昧にしたまま生きてきたように思う。

それが、モヤモヤとの付き合い方がわかってきた、
そう思ったのは、自分の思っていることを書き出すように
なってきたからだと思う。

言語化するというのは不思議なもので、
明確になった途端に、自分の中でストンと落ちる。
そうするともう、モヤモヤではなくて、
クリアな問題として把握できる。
決して解決するわけではないけれど、
それだけども気分はスッキリだ。

誰かの文章を読んだりした時に、
自分の言えなかったことが言語化されていると、
なんか気持ちよくなる。
そう、それそれ、それが言いたかったの。
そんな状態に似ている。
それが、自分の言葉でできたならば
しっくり感に包まれる。

そんな時だ。
ああ、守りたかったのはこれだったんだ。
自分の価値観に気づく。
それだけでも、大きな財産なのだと思う。
そして、そうなるともう守るものは最低限でよくなる。
闇雲に頑張らなくていい、そこから広がる世界もある。

そんなモヤモヤを解決するのに必要なものは、
紙一枚と、ペン一本、それだけあれば十分だ。
必要なのは自分と向き合う覚悟だけ。
書き方も、内容も自由。
思ったことを思ったように書いて。
眺めてみる。
自分に学ぶ。貴重な時間。

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