中古トラック群に貧しいロシアの真の姿が・・・、ウクライナ無しでは生きていけない依存国家だったロシアを晒すｗ

今日も続けて、苦しむロシアの姿を中心に記事を書いていきたい。本来は、眉唾もので敬遠すべきようなネタもあるのだが、そんな話まで囁かれるほどプーチンの謀略がプラン通りに進んでいない証拠の一つだと思っていただければ、と思っている。

●ロシア軍は手詰まりだ、とフリードマン教授があまりに現実的な分析結果を公表●
局面で切り取れば、破壊されたウクライナの光景からロシア軍が猛攻を仕掛けているともとれるが、しかし俯瞰して省みれば、既に戦力の９割をウクライナへ投下しながら、占領した都市はまだ一つもない。しかも、前線に大量の兵士や兵器を進めた為にロシアからの補給が滞り、前線が孤立するという信じられない醜態も晒している。何しろ、６５ｋｍに渡ってウクライナへ車列を組んで物資を運ぼうとしても、道がぬかるんでトラックがスタックしてしまい、３日も立往生している、というニュースさえ流れている。しかも、ウクライナ軍や市民が、そんなロシアの輸送トラックへ更に水をかけ、文字通りの足止めにも成功しているという。なんだか、昭和のアニメでこういう義勇軍の話があったんじゃないか？と思うほど、最強を謳われたロシア軍が苦しんでいるようだ。
フリードマン教授は、ウクライナが善戦していることだけでなく、仮にここからキエフが陥落したとしても、西部のリヴィウが無事であり、拠点をそこを移した後にいくらでも立て直せると見ている。
岩間陽子氏のツィートの一部になる。

Yoko Iwama 岩間陽子
@2000grips

フリードマン教授の素晴らしい分析。必読。ロシアは準備した兵力の9割以上をコミットしてなお、何ら目的を達していない。軍事的に制圧したところも政治的に掌握していない。もはや西部に回す兵力はないので、ウクライナはキエフが陥落しても、リヴィウを中心に立て直せる 1/3
https://twitter.com/2000grips/status/1500469337731198977?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1500469337731198977%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fnews-us.org%2Farticle-20220307-00071340510-russia

過去記事で、局面打開の為にロシア軍はゼレンスキー暗殺へ大きくシフトするだろうと素人の傍目八目を書いておいたが、この分析でも落しどころはそれしかない的に分析されている。しかも、本当に同じ筋へ香車を縦に並べ、ウクライナの玉を連続で狙うといった、見てくれを無視した作戦を敢行するかもしれないという。その為には、まずその筋を確保する必要があるはずだが、今のロシア軍にはその術がない、だからだらだらと戦闘が終わらないジレンマに陥っている。
ゼレンスキー暗殺に特化し、他の作戦を全部切り捨てて香車ばかりを他の駒入れから持ち出してきてでも、・・・まぁ、まさにアニメならそれも可能だが、物資の運搬もままならない今のロシア軍には、そのミッションこそが越えられないハードルのような気がする。

ちなみに、もしゼレンスキー暗殺危機が極まってきた場合、ウクライナ政府は別の大統領を立てて「一人が死んでももう人で国を守る」という対応を講じるかもしれない、という噂も目にした。できるかどうかは不明だが、考えればまだまだそんな奇策は出てくるということのようだ。

そしてもう一つ、この記事に登場したウクライナ西部のリヴィウは、ポーランドに近い場所でもあり、現在もこのルートで西側からの支援物資がウクライナへ運びこまれている。ゼレンスキーがキエフから移動できれば、その補給線の恩恵を更に受けられるだけでなく、最悪ここから西側へ逃げ出すことも可能だ。
はっきり言って、今のロシア軍は、こうした戦術の穴が大きすぎる。このところへぼ将棋で例えることが多いウクライナ侵攻だが、上からばかり攻めても横に玉の逃げ道があればその将棋は詰まない。ロシア軍には、ゼレンスキーが横移動を止める手立てがなく、だから手詰まりだと言われているわけだ。これは相当に恥ずかしい展開だと言っていい。

●だから、こんな陰謀論が飛び交い始めるｗ●
これも、ロシア軍が手詰まりであることの証拠なのだろう。
ネットのロシア擁護派（＝工作員か？ｗ）から、局面打開の為にキエフ上空で高々度核爆発を起こし、いわゆる電磁パルス攻撃でキエフの都市機能を封殺する、という話が流布され始めている。
てつや氏のツィートになる。話半分で追っていただければと思う。

てつや
@tezheya

ロシア擁護派によれば、下記の写真のようにただ勉強を教えるだけの学校を徹底破壊するのもDSやネオナチを成敗するためだとか。そしてそれを信じない人は情弱で平和ボケらしい…
人道回廊で人々を逃した後「キエフ上空の高高度核爆発での電磁パルス攻撃があり得る」と軍事専門家の予想もあるけどね…
https://twitter.com/tezheya/status/1500470483170770945?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1500470483170770945%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fnews-us.org%2Farticle-20220307-00091340512-russia

このプランがどれほどの確率で選択されるのか、おいらには皆目見当もつかない。直接の核攻撃ではないからロシアは予告なく実行に移すだろう、という怪しげな話にもなっているので、余計に信用がおけないと見ているが、まぁ、はっきり言ってキエフごときの為にこんな大仕掛けを展開しなければならない時点で、ロシアは負けている。第二次大戦末期にドイツがイギリスへロケット弾を発射したよなぁ、なんてことを思わせるものだ。プーチンの断末魔が電磁パルス攻撃というか・・・、なんか、色々とがっかりしてしまったよ。

●ああ、ロシア・・・、いくら何でもこれはひどい、大国の誇りもなくなってｗ●
昨日の記事で「ロシアと韓国は似ている」という話を書いたが、こんなところまで寄せてくるとは・・・、こりゃまさに韓国のVANKがやる手口そのまんまじゃないかｗ

おそらく、過去にゼレンスキーが寄贈されたウクライナ代表のユニフォームを掲げる写真に、背番号の上へハーケンクロイツを貼り付けて合成した画像をツィッターで拡散し始めた奴が出ている。ロシア擁護派（＝工作員、しつこいかｗ）もここまで手が無くなっているということか。
問題のツィートを晒しておく。

五毛党　幹事長雨
@2KYQ7Dhj2VOPvqa

これはなんだ
https://twitter.com/2KYQ7Dhj2VOPvqa/status/1500470956258586627?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1500470956258586627%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fnews-us.org%2Farticle-20220307-00113840517-ukraine

ちなみに、ゼレンスキーはユダヤ系だったと記憶しているが、それでナチ？はぁ？だ。ほんと、ロシアにはがっかりさせられてばかりだよ。クソが。

●ロシアから援軍が送られるが・・・、こ、これはいつの時代のトラックだ？ｗ●
前線への物資補給でロシア軍が動き出した、まではいい、それは当然だ。しかし、これはあまりにあんまりだろ？ｗ
もう最新型の軍用車が底をついた、車両が足りないがとにかく出せ、で大急ぎで集められたのがこんなくたびれた中古トラックだとはｗ
いやぁ、この動画を見て思い出したのは、東西ドイツの統合が果たされて、東ドイツから黒煙をあげながら西ドイツへなだれ込んできたトラバントの車軍だ。まさか平成の世にこんな自動車を平気で東側は使っていたのか・・・、というあの衝撃を、まさか令和の今、ロシアが再現しやがるとはｗ
ナザレンコ・アンドリー氏のツィートだ。これがロシアの現実かよｗ

ナザレンコ・アンドリー🤝日本
@nippon_ukuraina

ロシアの援軍だそうです。軍用車両が足りなくて、古くてボロいトラックまで戦場へ…
世界最強の軍という神話を信じていた方、見直す機会です。空から無防備な市民を殺すことしかできない軍隊。全面戦争になるとすぐボロが出る
https://twitter.com/nippon_ukuraina/status/1500446692151562242?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1500446692151562242%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fnews-us.org%2Farticle-20220307-00203840528-russia

しかし、これまで常識だと言われていた「ロシアの軍備は最新鋭」という言葉が、こうも簡単に瓦解してしまうとは。トラックだけで全てわかるものではない、という言い訳もあるだろうが、非常時だからこそその国の真の姿が露見するものでもある。車両が足りず、ロシア全土から必死にかき集めてきたのであろうこの中古トラックのオンボロさに、ああロシア、お前もやっていることは北朝鮮のようなハリボテ見栄張り政策だったんだな、と。

そうそう、調べてみると、ソ連時代に軍備の製造を担当していたのはウクライナだったのだそうだ。つまり、ソ連が崩壊して別れた結果、ロシアには自前で戦車やトラックを作る設備も技術もなくなった、とまぁ、そういうことらしい。つまり軍事オタクが口を揃えて言っていた「恐ロシア」は、ウクライナがあってこその話だったというわけだ。マジかぁ。

今は「オンボロシア」だな、おいｗ

考えてみれば、エネルギーもチェルノブイリはウクライナ、放棄された核ミサイルもウクライナ、インフラもウクライナ頼みだったのがロシアの真の姿だったということか。プーチンがどうしてもウクライナを手放せない背景には、ロシア一国じゃ何もできないからだとも言えるわけだ。NATOがどうこうなんて関係ない、ずっと手下としてロシア帝国を支え続けろ、が本音だったのだな・・・、これはマジで情けないぞ。

●ウクライナ政府がロシアの被害状況をまとめ、発表する●
掲載できる画像数の関係で、ここでは全てをお見せすることができないが、ウクライナ政府が戦果をまとめている。巷間、ロシア軍の犠牲者は１万１千人と言われているが、それだけでも被害は無視できない規模だろう。だが、何しろ64kｍのロシアンコンボイが泥に嵌まって動けないまま今も止まっているという状況なだけで、物資不足により前線は混乱をきたしているのではないだろうか。
ナザレンコ・アンドリー氏のツィートだ。

ナザレンコ・アンドリー🤝日本
@nippon_ukuraina

ウクライナ国防省発表によるロシア軍の被害。
10日間で南部でしか限定的な進行できなかったことを考えると、かなり現実的だと思います。
https://twitter.com/nippon_ukuraina/status/1500393262666088450?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1500393262666088450%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fnews-us.org%2Farticle-20220307-00141340526-russia

一応、ロシア軍も町レベルはいくつか制圧を終えているらしいが、実はそれが親ロシアである東部に集中している。しかも、全員逃げ出した後の無人となった場所を制圧した、とロシア政府が騒いでいるだけだという噂まで流れている。
このように、ロシアは情報統制と遮断で、実際にウクライナで起きていることを国民には知らせないよう腐心しているらしい。その為、今に至ってもなお、ロシア軍がウクライナへ侵攻していることを知らないモスクワ市民もいるそうだ。そんな人たちは、アップル商品を求めて長蛇の列ができたり、イケアがいきない閉店をしている様を見ても、その理由もわからないのだろう。

だが、そんなロシア国民でさえ、いつか自分たちがウクライナ国民４０００万人全員を敵に回し、その結果世界から孤立してしまったことを知るはずだ。その時に、自分が持つルーブル札では何も買えなくなった現実も知るだろう。
ロシアに本当の不幸が訪れるのは、そこからなのだ。かわいそうではあるのだが、デフォルト程度な今の混乱など序章に過ぎない。震えて眠れ。