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経済だけじゃない、ロシアそのものが崩壊していく兆しにwktkするしかないw

今回のウクライナ侵攻のネタで気が付いたことに、ロシア政府の発表は全てフェイクだと切り捨てても構わない、というものがある。明らかに戦況が不利な中で強がりを発表しているだけだし、そもそもこんな情けない戦いをしながら「に、日本は北方領土が欲しかったら、日米同盟を破棄しろ!」とか言われてもねぇ。あーはいはい、制裁じゃなく我がロシアを支援しろ!ってことでしょ?そういう「おねだり」は韓国の方が遥かにうまいからさ、ロシアは下心バレバレなんだよね、しかも北方領土を持ち出したってことは、絶対に差し出すつもりないって意味なんだろうしさ、ちょこざいだよなロシアごときが、で終了なのだがねw
そういうわけで、今日はそんな腰抜けロシアから色々なものが逃げ出している、という話を集めてみたい。

●へぇ~、ウクライナ侵攻の戦費が1日2兆円相当なんだぁ、でもその時の為替って1ルーブルいくらの話?w●
未だに終わる気配のないウクライナ侵攻で、攻めているロシアから戦線を維持する金が無い、と悲鳴が挙がっているそうだ。その為、ここからキエフを落とすなりで終戦まで持ち込めても、その後にウクライナをどうコントロールするのか、が問題になるという声が出ている。
長い記事だが、面白い内容なのでできる限りコピペして紹介したい。
夕刊フジの記事になる。


「1日2兆円以上」の巨額戦費にロシア国民悲鳴 プーチン氏「戦略で負ける」と識者 露軍は後方支援に大きな問題、ウクライナ侵攻「長期化」予想 
3/14(月) 17:00配信 夕刊フジ
ロシア軍が、ウクライナの首都キエフに近づいている。米国防総省高官は11日までに、北東部からの部隊が市中心部から約15キロにまで前進したとの分析を明らかにした。中東からの志願兵も募り、総攻撃が近いとの見方もある。ただ、ウラジーミル・プーチン大統領が当初想定していた「短期間での電撃作戦」は完全に失敗した。相次ぐ国際法違反に加え、子供や女性を含む民間人にも多数の犠牲者が出ており、「ロシア=国際社会の敵」となった。1日2兆円以上という巨額戦費と、ロシア経済を直撃する経済制裁。産経新聞論説副委員長の佐々木類氏は、軍事力でキエフを陥落させても、「ロシアの勝利はあり得ない」「ロシア国民は塗炭の苦しみを味わう」と喝破した。
キエフに迫るロシア軍だが、「国民の生命と財産」「祖国の独立」を守ろうとするウクライナ軍の激しい抵抗に遭い、プーチン氏が目指した「短期決戦によるウクライナ全土の制圧」は失敗に終わった。
侵攻開始(2月24日)当初は、専門家の「数日間でキエフは陥落する」との観測もあった。だが、ロシア軍の進撃速度は、第2次世界大戦の独ソ戦で、ドイツ陸軍機甲師団が見せた電撃作戦とは程遠い遅々としたものだった。
その理由について、吉田圭秀陸上幕僚長は10日の会見で、「ロシア軍が制空権を掌握しない中で、(ウクライナを)多方面から侵攻したのは、短期決戦を想定していたからだ」とし、今後のロシア軍の展開については「後方支援に非常に大きな問題がある」との見方を示した。
つまり、ロシアは近代戦の定石である「制空権の奪取をおろそかにした」うえ、食糧や武器弾薬、燃料などの「兵站(補給)に問題を抱えている」のだ。これに、「戦費の増大」と「経済の疲弊」も加わり、ウクライナ侵攻は長期化が予想される。
ロシア軍は数カ月前からウクライナ国境に長期滞留していた。厳寒の中で、ロシア兵は疲弊している。これに食糧不足や燃料不足が追い打ちをかければ、どんなに訓練された将兵といえども士気が下がろうものだ。
戦費の増大も深刻だ。
英国経済回復センターなどによると、侵攻開始から最初の5日間で、ロシアは装備や兵の死傷で約70億ドル(約8168億円)を失ったという。20万人規模の将兵、補給・救護などの要員、燃料や食糧などの兵站、高価な精密誘導弾など、戦費は1日約200億ドル(約2兆3338億円)かかっている可能性もあるというのだから驚きだ。
何しろ、ロシアのGDP(国内総生産)は、世界11位の1兆4785億7000万ドル(約172兆5343億円)に過ぎない(2021年、IMF=世界通貨基金調べ)。
10位の韓国を下回る額である。ロシア軍が1カ月間戦っただけでGDPの3割近くを消耗する計算となる。これが家計なら「一家離散の危機」である。
なのに、ロシア軍はヨーロッパで3番目に面積が広いウクライナ全土の制圧を目指して多方面から攻め込んでいるのである。打ち出の小づちがいくつあっても足りなかろう。
それだけではない。日米欧主導の強力な経済制裁で、ロシア通貨のルーブルが大暴落した。西側諸国への送金禁止などで、国内経済は音を立てて壊れつつある。
苦しむのは前線の将兵だけではない。ロシア国民がソ連崩壊時に経験した「経済崩壊」という塗炭の苦しみを再び味わわされるのである。
ロシア国民はソ連崩壊後、西側の自由経済という旨味を覚えてしまった。困窮する生活への不満の矛先となるプーチン氏が、内政面でも窮地に追い込まれるのは時間の問題だ。
ロシアは歴史的に、フランスのナポレオン、ドイツのヒトラーに代表されるように、外敵との「祖国防衛戦争」を戦ってきた。敵を広大な領土に深く引き込んで補給路を断つ。さらには、冬将軍の力を借りて敵を撃退する「持久戦」を得意としてきた。
経済力に裏付けされた兵站なくして、ロシアの勝利がないことは自明の理だ。プーチン氏はキエフ陥落という戦術で勝てたとしても、ウクライナ全土制圧という戦略で負けるだろう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b03d8db1a5057e77bb3eceedf873bfacba883bcc


夕刊フジらしいな、と思ったのは、ロシア軍に金が無いことを「この大軍勢で1か月も戦えば、ロシアはGDPの3割を消耗することになる」という表現の仕方だ。帰宅するサラリーマンの友は、通勤電車の中でも十分に内容がイメージできるよう、明瞭で明確なフレーズで伝えることに長けている。さすが「真っ赤に燃えるニクい奴」だw

そんな苦しい台所を抱えているからこそ、キエフ陥落に全勢力を投下する手を放棄し、西部のリヴィウへの砲撃も開始したとしているが、つまりこのままキエフに執着すればロシア軍はそこで力が尽きてしまい、その間にゼレンスキーがリヴィウへ移動し態勢を立て直してしまったら、そこからの反撃に対応ができない、つまり詰んでしまうのだ、と続けている。まぁ、この「上からしか攻められない」へぼ将棋な展開も、過去記事で散々笑ってきたので、おいらとしても反論はない。
はっきり言って、ゼレンスキーがキエフにいる間に全てを終わらせないとロシアに明日はない、そういう状況にあるわけだ。

●木村太郎曰く「ロシアは6月になくなるかも?」●
昨年のアメリカ大統領選では、トランプが勝つと言い続けて自分の顔に泥を塗った木村太郎が、ウクライナ侵攻で起きるロシアの終焉を「6月になくなる?」という刺激的なフレーズで予想している。
その根拠は、ロシアの情報分析官が6月にロシアは経済制裁で「なくなる」と分析しているからなのだが、これまで経済崩壊という表現で語られてきたものが、そのレベルでは終わらずに対外債務を支払えずデフォルトとなった挙句、敗戦国として戦後処理の過程で領土の切り売りにまで追い込まれる、それをこの分析官は「ロシアがなくなる」と表現しているということらしい。
FNNの記事になる。


「6月にロシアがなくなる?」木村太郎と4人の専門家が読み解く ウクライナ侵攻“結末のシナリオ”
3/14(月) 17:24配信 FNNプライムオンライン
ロシア軍に包囲されつつあるキエフ…停戦は
じりじりとロシア軍が迫るウクライナの首都・キエフ。首都攻防の行方とウクライナ侵攻の結末について、今後どのようなシナリオが考えられるのか。4人の専門家に話を聞くと、いずれも「すぐに停戦には落ち着かないだろう」という予測だった。
【防衛省 防衛研究所 高橋杉雄氏】
・キエフ包囲が阻止され、膠着状態が続けば“ワイルドカード”として、ロシア軍は生物化学兵器使用の可能性
・戦争に勝ったとしても、経済制裁は終わらずロシアは厳しい
【元産経新聞モスクワ支局長・大和大学 社会学部 佐々木正明教授】
・キエフが陥落したら280万人都市が火の海になり、21世紀最大の悲劇に。キエフ陥落は絶対にあってはならないシナリオ
・ポイントは停戦交渉。国際社会が一致団結してプーチンの戦争をやめさせるしかない
【日本大学 危機管理学部 小谷賢教授】
・キエフが陥落する可能性は高い
・ポイントは陥落後のゼレンスキー大統領の行動。国内にとどまってウクライナ軍の士気を上げ続けるしかない。国外脱出すればロシア側に「国を捨てた」とプロパガンダとして利用される
【防衛省 防衛研究所 兵頭慎治氏】
・中東の志願兵投入は、キエフ攻防の「長期化の覚悟」を意味する。プーチンはゼレンスキーが降伏しない限り諦めない
・ポイントはロシア国内の世論。制裁をはじめとする“違和感”に国民が気付けば事態が変わる可能性
そんな中、ジャーナリストの木村太郎氏が挙げたのが「6月にロシアがなくなる」というキーワードだ。
木村太郎氏:
これは僕が言ってるのではなくて、ロシアにFSB(露連邦保安局)という組織があって、そこの分析官が今後の戦争について匿名で分析を書いてるんです。今回の侵攻はまったく完全な失敗だったと。ロシアはいくら頑張ってもウクライナに勝つことはできないだろうと。なぜかというと、補給戦が延びてる。20万人を投入したが、例えば首都を制圧して大統領を殺したとしても、民衆を全部おさえるとすると50万人くらいの兵隊がいないといけない。それがいないうちに制裁が効いてきて、ロシアの経済は6月までに壊滅してしまう。それでロシアがなくなる。そういうことを言っている。
6月にロシア経済が破綻するということになれば、プーチン大統領の失脚もあり得るのか?
木村太郎氏:
それはまた別のシナリオがあるんですけど、プーチンはもしかしたら可能性として、クーデターでどこかに連れて行かれてしまうかもしれない。そういう可能性っていうのも考えておいた方がいいということを言ってる。これは可能性として高いかどうかは別にして、そういうオプションもあるんじゃないかと思うんですね。

アメリカがウクライナの“目と耳”に デジタル情報戦で優位の理由

…もう一つの戦争、デジタル情報戦についてはウクライナが圧倒的に優位だという見方もある。その理由について木村氏は「アメリカがウクライナの“目と耳”になっている」という。木村太郎氏:アメリカは情報戦でロシアを圧倒してるんですね。一つは大筋の情報を的確に、しかも先に出している。今度の戦争で「偽旗作戦」という言葉が出てきた。これは誰かに見せかける作戦。最近でもベラルーシで爆撃があって「ウクライナが爆撃したから、ベラルーシはウクライナに参戦しろよ」と。「こういうことを(ロシアが)言うぞ」とアメリカが言うわけですよね。すると、ベラルーシは参戦できなくなってしまう。そういうことをアメリカはうまくやった。木村太郎氏:もう一つ、目と耳になってるっていうのは、ウクライナの国境ギリギリのところを今、アメリカのスパイ機が飛んでるんですよ。それでロシア軍の通信とか、あるいは動きなんかをそのままウクライナ軍に伝えて、しかも命令まで出してるんですね。そういうことをやっているので、今のアメリカ軍はウクライナ軍にとって貴重な存在。ウクライナが頑張っているのはこの情報があってのことだと言われていますね。このようにしてアメリカがウクライナの“目と耳”になることで、ウクライナ政府はいろいろな情報を得ることができているという。…https://news.yahoo.co.jp/articles/72a1306557502a8de01b21c3ea32b6a58e3f2c49

木村太郎氏:アメリカは情報戦でロシアを圧倒してるんですね。一つは大筋の情報を的確に、しかも先に出している。今度の戦争で「偽旗作戦」という言葉が出てきた。これは誰かに見せかける作戦。最近でもベラルーシで爆撃があって「ウクライナが爆撃したから、ベラルーシはウクライナに参戦しろよ」と。「こういうことを(ロシアが)言うぞ」とアメリカが言うわけですよね。すると、ベラルーシは参戦できなくなってしまう。そういうことをアメリカはうまくやった。
木村太郎氏:
もう一つ、目と耳になってるっていうのは、ウクライナの国境ギリギリのところを今、アメリカのスパイ機が飛んでるんですよ。それでロシア軍の通信とか、あるいは動きなんかをそのままウクライナ軍に伝えて、しかも命令まで出してるんですね。そういうことをやっているので、今のアメリカ軍はウクライナ軍にとって貴重な存在。ウクライナが頑張っているのはこの情報があってのことだと言われていますね。
このようにしてアメリカがウクライナの“目と耳”になることで、ウクライナ政府はいろいろな情報を得ることができているという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/72a1306557502a8de01b21c3ea32b6a58e3f2c49


まぁ、通貨危機にしろデフォルトにしろ、どこかから融資を受けることができれば、ロシアはロシアとして再生は可能だ。プーチンのようなボンクラ大統領にそれができるかどうかは別にして、可能性は残る。だが、この記事ではそんなものでは済まない、ロシアは己を切り売りして債務不履行のカタをつけなければならない、と話をエスカレートさせている。しかも6月に、と思い切りタイミングまで明示して。

気になるのは、門外不出のはずな「政府の分析官がまとめたレポート」を日本のメディアが持っている点だ。ロシアは、自軍の攻撃プランをウクライナ側に漏らしていることが今回の侵攻を長引かせている原因だと言われているが、自国が終わるという世紀末的なレポートさえダダ洩れになっているとは、だ。色々な意味で、これまで巷間言われてきた「隙のないロシア」のイメージが足元から崩壊しているとしか言えない。

●反プーチンの声を高めるロシア国民、国外脱出を進める者も●
一時は、政府が必死に情報統制を行い、自軍がウクライナを攻撃していることも知らないモスクワ市民がいる、とまで報道されいたが、やはりネット社会では完璧な隠蔽もできないようだ。日増しにプーチンの政策を批判し、戦争反対を叫ぶ声が大きくなっているとのことだ。
結局、ロシア各地で3月13日も反戦デモが起き、その結果900人が逮捕されたと言われている。その一方で、ロシアを見捨て隣国であるフィンランドへ脱出するロシア人が急増してもいるようだ。経済制裁発動中で、クレジットカードも使えない事態にあるロシア国民が、それでも何かを始めなければならない苦しい事態にあるわけだ。
FNNの記事になる。


ロシアで「プーチン離れ」か 38都市で反戦デモ、ルーブル暴落で隣国へ“出国”の動き
3/14(月) 20:16配信 FNNプライムオンライン
プーチン大統領が見せる焦り――。
ロシア国内で今、大統領の足元が大きく揺らいでいる。
高まる抗議の声 900人以上が拘束
プーチン大統領を脅かしてきたロシア反体制派の指導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏がSNSを通じて市民にこう呼びかけた。
アレクセイ・ナワリヌイ氏:
ロシア人が戦争に反対することが、最も早く常軌を逸したプーチン大統領を止める方法だ。13日の午後、あなたの住む町の中央広場に。
収監されているナワリヌイ氏が行ったこの呼びかけに応じ、多くの市民が3月13日、ロシア各地で反戦デモを行った。
赤いマフラーの女性は立ち去ろうとしたところを警察官に拘束された。「ほっといて!」と叫ぶ女性。
両手両足を警察官4人につかまれ、連行される男性もいた。
人権団体によると、この日だけで38都市でデモが行われ900人以上が拘束されたという。
物価上昇でおむつは約2倍 マック閉店に市民は
高まる抗議の声に加え、ロシア経済もピンチを迎えている。
ルーブルの価値が下がり、ロシア国内では物価が上昇。家計を直撃している。
ロシア市民:
物価が上がってしまい、どうしたらいいのか分かりません。
侵攻前の2月には1ルーブル=1.5円ほどだったが、その価値は3月に半減した。
1歳の娘を育てる母親は、赤ちゃん用のおむつが約2倍に値上がりしたと嘆いている。
市民生活が一気に苦しくなっていることに加え、企業のロシア離れも深刻だ。ロシア国内の全店舗の一時閉鎖を決めたマクドナルドは、13日に最後の営業日を迎えた。
1990年から営業を続けてきたロシア1号店には朝から行列ができ、その歴史的な店舗の一時閉店を地元メディアも伝えた。
店内で開かれていたのは“最後の日”のパーティー。テーブルにはクロスがかけられ、花も飾られていた。ハンバーガーを食べながらワインを飲み、ドレスアップしたその姿はまるで高級レストランのようだ。
ポテトをナイフで切りフォークで口に運ぶ客もいた。参加者は「一時閉鎖を知ったとき、最後の日にみんなで(パーティーをしようと)計画しました。時代が終わったと感じています」と話した。
サンクトペテルブルクの店舗では、仕事納めの従業員たちが歌で閉店を惜しむ光景も見られた。
ロシアに850以上の店舗があるマクドナルド。関係企業を含めると約10万人の従業員がいるが、給与などの支払いは続けるとしている。
ロシアからフィンランドへ出国
経済制裁の影響から逃れようと、市民の間でもロシア離れが進んでいる。隣のフィンランドにはロシア人が次々と出国しているとされている。
ロシア第2の都市・サンクトペテルブルクから、フィンランドの首都・ヘルシンキに向かう長距離列車の利用客が急増。定員約350人の列車は、ほぼ満席の状態が続いているとされている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0681199180124b747829bd2591c449731a676de9


ただ、こうしてロシア国内も混乱が始まっていると言いながら、それじゃあプーチンの支持率が下がっているのか?と言えば、まだ8割は支持していると言われている。国外に脱出しようとしている話も、まだその余裕があるからできるとも言えるわけで、ロシアが本当にプーチンを晒し首にしようとするまで、まだ時間が必要だ、という印象だ。なので、そうなるまでにロシア政府は「ウクライナを西側の魔の手から守る為に」戦争をしている、という韓国の捏造ニュースみたいな発表を繰り返すのだろう。いつまで国民がそれに騙されていくのか、見物ではある。

●ん?ロシア軍がクーデターでプーチンを撃つ?●
この記事、配信元がWoWKoreaなので眉唾モノなのだが・・・。
ロシア内部でクーデターが起き、プーチン排除の動きに直面する可能性があるようだ。話半分でお楽しみいただければ、と思う。


プーチン氏、「粛清」の恐れある軍トップたちによる「クーデター」に “対備中”
3/14(月) 16:19配信 WoW!Korea
「ウクライナに対する侵攻命令を下したが、予想外の苦戦を強いられているロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、自身に不安を抱いているロシア軍トップたちによるクーデターに対する備えを積極的に行なっている」という分析が公開された。
13日(現地時間)英デイリー・エクスプレス紙によると、20余年間ロシア諜報機関の活動を追跡してきたウェブサイト“Agentura”の編集者は、英国の報道番組に出演し「ウクライナでロシア軍が強烈な抵抗に遭い動揺している状態により、プーチン大統領がクレムリン宮殿(ロシア大統領府)内部発のクーデターに直面する恐れがある」とし「ウクライナへの全面侵攻が、このような可能性を生じさせた」と主張した。
つづけて「プーチン大統領は、すでに自身の身辺に危害が及ぶ恐れがあることをよく知っている」とし「そのような理由により、自身の生命までも脅かす恐れのある潜在的なクーデターに対して備えている」と強調した。
また「プーチン大統領は、ロシア最高の諜報機関であるFSB(ロシア連邦保安庁)がウクライナの状況に関して誤った予測を伝えてきたこと、ウクライナに進駐しているロシア軍の進撃状況が遅々として進んでいないことに対して憤っている」とし「FSB第5局局長と副局長が逮捕され、ロシア軍指揮官8人前後が解任されたことも、そのためだ」と分析した。
さらに「ウクライナ内部には、ウォロディミル・ゼレンスキー ウクライナ大統領の率いるキーウ(キエフ)中央政府に立ち向かう反対勢力がいないということも、プーチン大統領はいまや知るようになった」とし「ウクライナの戦況に関する情報も、誰にも頼れない状況に置かれている」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dbe9b15b7d7a6bb68ab96e79e8d34da81e2a85b3


ロシア諜報機関がプーチンをあまりにも恐れすぎたことから、都合の悪い情報をすべて隠していた、そういうこれまでが悪い方向に作用する、ということらしいがw
まぁ、少し現実的な話ということで、デイリー新潮の記事も紹介しておきたい。


ロシアの政権瓦解は確実? 戦況次第ではクーデターの可能性も
3/14(月) 5:59配信 デイリー新潮
暴走を続けるプーチン大統領に対し、ロシア国内でも“異変”が起きているという。今後、クーデターが起こる可能性などについて専門家に聞いてみると――。
***
「外敵を異様におそれ」、「病的な外国への猜疑心」「潜在的な征服欲」「火器への異常信仰」を持つ――司馬遼太郎は著書『ロシアについて』の中で、かの国の根底にある精神をこう特徴づけた。これはそのままプーチンの深層心理にも重なるところがありそうだ。
その彼の犯した罪については現在、国際刑事裁判所(ICC)が捜査を開始している。ロシア軍がウクライナで行う無差別攻撃が、戦争犯罪や人道に対する罪に当たるというものだ。イギリスなど加盟国39カ国の付託によって開始されたが、当のロシアはICCに加盟していないため、実効性は保証できない。しかし、確実にプーチンへの包囲網は狭まっているようで、
「現在、ロシアでは、千人規模のデモが頻発している。これは既に異常事態です」
と述べるのは、元産経新聞モスクワ支局長で大和大学教授の佐々木正明氏である。
「ロシアでは許可なく大規模集会を開いたり、デモを行ったりすること自体が禁止されています。プーチンは取り締まりを激化させていて、『NO WAR』というプラカードを持っただけの5歳の子どもまで拘束し、親から親権を奪おうとしている。それでもデモの波は止まないのです」
30代後半以上にとっては「救世主」
しかも、その参加者の顔ぶれに“変化”の兆しが見えるのだという。
「プーチンの岩盤支持層は、30代後半以上でソ連崩壊以前を知り、国営メディアで情報を得、ウクライナの今を知らない人たち。彼らにとってみれば、崩壊前後の苦しい時代を体験しているため、再びロシアを豊かにしてくれたプーチンは『救世主』なのです。しかし、今回のデモを見ていると、そうした人たちまで顔を出し始めている。ロシア人はウクライナ人に対して同族意識が強く、血縁者も多い。ロシア正教の聖地でもあり、乱暴な言い方をすれば、モスクワにとってのキエフは、東京から見た京都のような位置付けです。そこを爆撃するとなれば、プーチン支持者からも嘆きと怒りの反応が一気に噴き出すでしょう」(同)
実際、オリガルヒと言われる新興財閥も公然と侵攻を批判し始めたのは報道されている通り。
「ソ連崩壊以来、30年経ってロシア社会に地殻変動が起きつつある」(同)
反対派によるクーデターの可能性
さらに、SWIFT排除に続き、諸外国は続々と経済制裁を進めている。
となれば、今後、戦況や経済状況の悪化によっては、プーチンがロシア国民から排除される日が来るのか。
独裁者の末路といえば、ルーマニアのチャウシェスク大統領の例が有名だ。チャウシェスクは1989年、民主化を求めた人民の暴動とそれに同調した軍部が反旗を翻したことに慄(おのの)き、宮殿から逃亡。捕えられ、公開の場で銃殺された。
「可能性は非常に低いですが、もしあるとすれば、この軍事作戦が完全に失敗し、ウクライナからの全面撤退というような事態に追い込まれた場合でしょう」
と述べるのは、元防衛大学校教授で、国際問題研究家の瀧澤一郎氏である。
「その場合も国民の蜂起というよりは、クレムリン内部の反対派によるクーデターになるのではないでしょうか。そうなれば、クレムリンを数十万の民衆が取り囲むような光景が現出するかもしれません」

https://news.yahoo.co.jp/articles/200ca54da6414d0c1cb51cd6d8c5014b50b1894f


プーチンの狂った選択で世界がロシア排除へ動き、結果ロシアには経済破綻が起きつつある。デフォルト連発で債権者がモラトリアムを認めないとなれば、領土割譲もあるだろうし、そこに住む人間はロシア国民ではない「何か」になってしまうことになる、と。クーデターかねぇ?

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